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柊君へ  作者: Taさん
第三章
143/254

武田さん ~4~

イジメられっ子だった武田さんのお話です!

入学式を無事に済ませた次の日に、ガイダンスが行われた時、



「おはよう。」


そういって、声をかけてくれたのが柊君だ!



「お、おはよう。」


高校時代は・・・いじめられていたため1人でいることが多くて、

大学にも知り合いは・・・1人いるけど、他に知り合いらしい人は、

他の学部にしかおらず、どうしようかと思っていたところに

普通に柊君が声をかけてくれたのであった!



「お、おはようございます。」


そう言って、めちぇめちゃ可愛いらしい女の子も

一緒に私の傍に座ってくれたのである!!



「は、初めまして。」


「は、はじめまして。」


私と彼女は思わず緊張しながら挨拶を交わすのだが、

それを見て笑いながら、柊君が、



「こっちは武田さんで、こっちは坪倉さんだよ。」


そういって、私達にお互いを紹介してくれるのであった。

そして、2人の知っていることを柊君が私達に話してくれていると

更に1人の女の子の姿を見て声をかける柊君。


その子は柊君と坪倉さんのことを知っているようで、

こちらに来てくれるのであった。


私が大学4年間をずっと一緒に過ごすことになる関さんとの出会いは、

ここからが始まりである!



「三人はどこで知り合ったの?」


私はそんな疑問を尋ねると、



「俺達は新入生歓迎会で知り合ったメンバーだよ。

 武田さんは行ってないの?」


「あ!あれかぁ~・・・。」


その日は体調が悪かったのと、兄がいるのだが、

その兄が新入生歓迎会は別にいいんじゃない?と言っていたので、

無理して行く必要はないかと思っていたのだが・・・



「その日は体調が悪くって・・・。」


「そっか・・・それなら仕方がないね。

 他にも知り合いが何人かいるから、見つけたら声をかけるよ。

 それよりもみんな何組なの?」


「私は1組だよ。」


坪倉さんの回答に、柊君が、


「俺は4組。」


「私は3組だよ。」


関さんがそう答えたので、


「私も3組だよ。」


「一緒だね~!宜しくね!女子が少ないから、どうしようと思ってたんだけど、

 一緒のクラスの子がいてくれてよかった♪」


関さんがそう言ってくれるのだが、私こそホッとしていた。


大学には本当に友達がいないため、友達ができるかどうかを心配していたのに

こんなに友達がすぐにできるとは思ってもみなかった・・・


関さんとは話がよく合うし、

多分話をするテンポが似ているのだろう。


だからか、私の中でものすごく話しやすいのだ!


私達が座っている周りには続々と柊君や坪倉さん、関さんと

新入生歓迎会で知り合った子達が集まってきていたのだが、

私と関さんはずっと話をしていた。


最初はどこ出身の話で・・・



「関さんて、中部地方の出身者なんだね!」


「そうなんだよぉ~!武田さんは関西出身なんだね。」


「そう!だから、ここまでも実家からの通学だよ。」


「いいな~、私は初めての一人暮らしをしてるんだけど

 洗濯物も大変だし、ご飯も作らなきゃいけないから大変だよぉ~。」


「そっか~、それも自分でしなくちゃいけないんだねぇ~。」


「それに部屋の掃除もそう!・・・うぅ~ん、何か想像していたのとちょっと違うよ。

 だって、私の中ではもっと自由な時間が増えるとばかり思っていたのに

 全然自由な時間がないからね~。」


「そうなんだぁ~!!確かに話を聞いてる限り、大変そうだねぇ~。」


「うん!」


話してても面白い関さん。

どんどん話が止まらなくなっていく。


ガイダンスが始まってからは、さすがに話をするのをやめたけど、

ガイダンスが終了するとまた話を始めるのだ!

それも・・・



「そう言えば、武田さんって彼氏はいる?」


「え!?い、いないよぉ~!!」


思いっきりその言葉に反応してしまう!

顔の前で思わず手を振って、否定するのだが、



「そ、そういう、関さんは?」


「実は私は・・・・。」


そう言って、私にスマホを見せてくれると

そこには2人で写っている待ち受けを見せてくれるのであった!


それを見た柊君や坪倉さんも・・・



「俺はいるよ。ってか、そのためにこの大学に来たから。」


そんなことをあっけらかんと言うのである!!


え?彼女がこっちにいるからここの大学を受けたの!?


っていうか、そんな簡単に通るような大学ではないはずなんだけど・・・


それと・・・


柊君に彼女がいるということを聞いて軽くショックを受けてしまう・・・


更には坪倉さんも、



「実は私も付き合ってる人がいんねんなぁ~。」


そういって、スマホを見せてくれるのだが・・・


なんだか・・・


柊君に似ている感じはあるのだけど・・・


それは私だけが思っていたかと思ったら、

関さんがその写真を見て、



「なんだか、柊君に似てない?」


直球で聞いてるんですけど!?

え?それってきいて大丈夫なんだろうか?



「似てると思うでぇ~!ただ、おいちゃんの方が優しいと思うよ!

 っというか、優しすぎるかなぁ~・・・そこは減点やな!」


「優しくて減点とかあんの!?」


柊君が坪倉さんのダメ出しに思わず苦笑しながらツッコムと、



「せやでぇ~!

 やっぱり男はビシッ!と決める時は決めないといかんわ!

 優しいだけではダメやで!」


坪倉さんがそういうのだが、私は大学の合格発表の時、

私をいじめていた女子達に対して、ビシッと言ったところを知っているため

それを言おうかと思ったのだが止めた。


1つはいじめに合っていたことを言うのが恥ずかしいから・・・・


もう一つは坪倉さんに伝えると私の敵になってしまうと思ったからだ・・・


・・・ずるいな私・・・心が狭い・・・


そんなことを考えていると、



「ふぅ~ん・・・人に取り入って、さっそく点数稼ぎでもしてんの?

 大学では虐められないようにするために。」


そんなことを言いながら私に話かけてくる子がいた!!


私はその声を聞いただけで硬直してしまう。

だって・・・この声の持ち主は・・・

恐る恐る声のする方へと顔を振り向けるとそこには、



「久しぶりね武田。」


そういって、私を見下したような目で見てくる彼女。

私を中学・高校とイジメてきたグループの1人であり、

そんな彼女の声を聞いただけで怯えてしまうのであった。


気づいた点は追加・修正していきます。

拙い文章で申し訳ないです。

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