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柊君へ  作者: Taさん
第二章
118/254

坂井さん ~25~

ちょっと短いです!

お祭りで食べるかき氷やクレープってなんだか一段と美味しい気がします!

「どこかに座ってかき氷を食べましょう。」


「うん。」


お祭りのせいもあって2人の距離はほとんどないような状態で会話をする。

・・・こんなに近い距離で話したことないから緊張してしまうし!!


少し歩いたら、ちょっとしたスペースを見つけたので、

そこに入って、かき氷を食べだす。


かき氷を食べるためにつないだ手を離してしまうのだが、

それがちょっと寂しく感じてしまう・・・


ただ・・・


かき氷のスプーンが一つしかないため

間接キスをしてしまうことにすぐに頭がいっぱいになっていた・・・


お母さん!!


絶対にわざと一つしか入れなかったでしょう!!


う、う、う・・・ハードルが高いよ~


何事も無いように食べる柊君に対して、

私は同じスプーンを使って食べるのことに躊躇してしまう。


交互に食べるのだが、

何度も柊君が食べた後に私が食べる時には

いつも心臓がバクバクとなっているのである。


ただ、それでも小さなかき氷であったため

何とか食べ終わることが出来た。



「じゃあ、行きましょうか。」


そう言ってスッと柊君は私の手を取り、歩き出すのであった。

何気なくされた手をつなぐ動作だけど、

私の心臓はここでも早鐘を打っていた・・・


横に並んで話すのだけど、たまに一緒に帰ったり、

図書館で一緒に勉強したりする時よりも

手をつないでいる分だけ距離が一段と近くなっていた。


柊君の横顔をこんな間近でみるなんって・・・



「次は何が食べたいですか?」


「え、ええっと・・・。」


近い!近いって!!

恥ずかしさと嬉しさで何かを答えなきゃいけないのに

何も答えることが出来ないし!!



「あ!甘いモノすきでしたよね?クレープ食べましょうか?」


「あ、うん。」


柊君に引っ張ってもらってすぐ傍にあったクレープの屋台に行くと、



「何か食べたいモノありますか?」


「ええっと・・・。」


何かさっきからこんな回答しかしてないよ私!!

まともに!ちゃんと回答しないと!!


そんなことを思い、ちゃんとメニュー表を見ようとしたところで、



「本日はカップル限定のクレープがありますよーいかがですか?」


店員さんがそんなことを言ってくるのであった。


か、カップルではないんだけど!!


と言おうとしたところで、



「どういったものなんですか?」


え?ひ、柊君?



「こちらになりますをベースにハート形のチョコを入れますよー!」


そう言って、メニューを指さす店員さんに



「カップル限定のにしませんか?」


「あ、うん、いいよ。」


私はうなづくだけであった。


本来は結構な値段をするクレープもカップル限定で半値になっているらしくて、

店員さんがお勧めしてくれたようだ。



「坂井先輩、先にどうぞ。」


そういて、私にクレープを渡してくれつつ、



「荷物はもちますよ。」


そう言ってカバンを持ってくれるのであった。

ゆっくりと手を引いてくれて、またベンチに座る。



「あ、これ美味しいよ!」


一口食べて思わずそう言うと、

柊君がむくっと私の方に顔を向けたと思ったら、


パクリ


私が持っているクレープを一口食べるのであった。


ひぃぃぃ!!!


驚きのあまり変な声が出そうになるのを必死に我慢した。


すっごく嬉しい気持ちになるんだけど、

ものすごく恥ずかしい・・・


気のせいかもしれないけど、

周りの視線がこちらに注がれているような気もするし・・・



「あ、美味しいですね。」


食べながら微笑む柊君が可愛くて、また一段と嬉しくなっていく・・・


・・・私って本当にチョロいな・・・


別にただ私の手にあるクレープを柊君が食べただけなのに・・・


思わず笑みがこぼれてしまう。


その後も柊君が私の手にあるクレープを食べるたびに

口元がニヤついてしまうのであった。


クレープを食べ終えた後はゆっくりと屋台を見て回って、

ちょっと歩いて休憩し、また少し見ては休憩するのを繰り返していた。


気がつけば少し日が沈んでおり、

もう少しで花火が揚がる時間になっていたのである!



「ちょっとあっちで観ますか?」


そういって、私を連れて行ってくれたのは、スーパーの屋上であった。



気づいた点は追加・修正していきます。

拙い文章で申し訳ないです。

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