表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/34

異世界転生からのMP不足

 ここはどこかしら?まっ暗で何も見えませんわ。


《スキル:暗視を獲得しました。》


 あんまり変わりませんわね。光源がどこかにあったりしたら良いのに。〈魔法創造〉で何とかならないかしら。

 イメージは……手の上に光の玉を浮かべ―――…え?手がない?


 どういうことよ!

 これじゃどうしようも無いじゃない!一体わたくしの体はどうなっているのよ!


 ―――ポチャン―――――


 水?

 水分補給も兼ねてどんな体なのか見直しましょうか。


 そこにはなんと、ピンク色のぷるぷると可愛らしく震えているスライムが。じゃないわ!

 わたくしはいつからこんな姿になったのよ!でもよくよく見ると愛着のわく姿をしてますわね。ちょっとくらいなら我慢しますわ。だからモンスターとして進化出来る事を少しだけ、ほんとに少しだけ期待しますわ。


 とにかく、LVがあるかは分からなくてもスライムが存在してるってことは他にも魔物なり何なりいるはずですわ。経験値が無くても練習くらいにはなりますわ、探してみましょう。最悪、スライムなのだから水の中に隠れたら分かりにくくなる……はず。まずはこの近辺から探しますわ。


 そうと決まったら、スライムの体でも勝てる相手を見いだしてやります!


〔オヌシ、シンイリカ?〕


 誰ですの!?


〔タダノバットダ。〕


 バット。そんなに強くはなさそうですわ。


〔ナニカ?ヨワクテモイキルタメニコチ――ナンダ!?〕


 弱いと自分で言ってるだけあってあんまり強くないですわね。これなら簡単に勝てそうですわ。


〔ヤメロ!【ドレイン】!〕


 なんですの!?力がどんどん抜けていきますわ!


〔ヤメ―――ガッ――〕

 あ……。


《経験値12を手に入れました。 LVが3になりました。 恩恵を6手に入れました。》


 簡単に勝つなんて……。案外弱かったですわ!



もしかしたら明日投稿出来ないかもです…

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ