AIと物語をつくろう!
一文章ずつ、AIとマリアンナイトが交互に出し合い、物語を作って遊ぼうと考えました。
それでは、マリアンナイトがAIと物語を作ろうとした遊びをご覧ください。
最後は、ちょっと笑える展開になっています。
AIが、ぶっ壊れました(笑)
***
マリアンナイト:
私と一緒に、一文ずつ交互に文章を出し合って、物語を作ってみませんか?
AI:
楽しそうですね。ぜひやりましょう。
では、最初の一文を――
――雨上がりの屋上で、彼は濡れた手すりにそっと触れた。
次の一文、お願いします。
マリアンナイト:
早いですね^^;タイトルから行こうと思いましたが……では続きで「優しく風が彼の髪をなびかせ、雨の澄んだ匂いを胸一杯に膨らませて吸い込む」次をお願いします。
という感じで始まりました。
タイトル「何ができるか分からない物語」
AI:雨上がりの屋上で、彼は濡れた手すりにそっと触れた。
マ:優しく風が彼の髪をなびかせ、雨の澄んだ匂いを胸一杯に膨らませて吸い込む。
AI:その瞬間、閉ざされているはずの屋上の扉が、かすかに軋む音を立てて開いた。
マ:扉から、黒服のいかにも怪しい男が、花束を持って姿を現す。
AI:男の手にある花束は、場違いなほど鮮やかな赤い薔薇で、雨粒を宝石のようにまとっていた。
マ:屋上で雨上がりの匂いを楽しんでいた晴喜は、怪しげな男に気づいて手すりを飛び越える。
AI:だが、飛び越えたはずの足は宙を切り、次の瞬間、彼は再び同じ手すりの内側に立っていた。
マ:赤いバラを持った男の能力なのか?
AI:男は静かに首を傾げ、まるで心を読んだかのように「これは能力ではなく、選択の結果だ」と低く告げた。
マ:「選択? どういうことだ!」
AI:男は花束から一輪の薔薇を抜き取り、足元に落ちた花弁を指さして「君はすでに一度、ここから落ちる未来を選んだ」と告げた。
マ:「俺が、ここから飛び降りて、死んだとでもいうのか?」
AI:男はゆっくりとかぶりを振り、「終わったのは命ではない、可能性だ」と静かに答えた。
マ:「お前は何者だ? 俺をどうしようというんだ」
AI:男は薔薇を胸元に戻し、「私は案内人だ、君にまだ残されている別の選択肢を示すために来た」と、雨上がりの空を見上げながら言った。
マ:「もしかして、お前は天使か何かか? 俺は今、嬉しくて仕方がないよ」
AI:男はわずかに微笑み、「違う、私は君が自分で立ち直るためのきっかけにすぎない。選ぶのはあくまで君自身だ」と静かに告げた。
マ:「立ち直るだと? 俺は悲しくもないし、死にたいなんてこれっぽっちも思ってないぞ」
AI:男はしばらく晴喜を見つめ、「ではなぜ、君はさきほど“ここから飛び越える”という選択を迷いなく実行したのだろう」と穏やかに問いかけた。
マ:「そ、それは……お前が借金取りだと思ったからだろ」晴喜はやはり心を読まれていると感じて、男を睨んだ。
AI:男は小さく息をつき、「逃げ場がないと感じた瞬間、人は極端な選択肢を現実味のあるものとして捉えてしまう。それが今の君の状態だ」と静かに言った。
マ:晴喜の額から、汗がポツリと滴り落ちる。
AI:その雫が足元に落ちた瞬間、まるで合図のように、男の持つ薔薇の花弁が一枚、静かに地面へと舞い落ちた。
マ:「うわあああーーー!」気づくと晴喜は異世界へと迷い込んでいた。
AI:目を開けると、そこは空が二重に重なり合い、赤い月がゆっくりと逆回転する奇妙な大地で、彼の足元にはあの薔薇の花弁だけが静かに揺れていた。
マ:「これが異世界転生ってやつか?」
AI:背後から聞き覚えのある声が響き、「転生ではない、これは“選び直し”の世界だ」と、あの黒服の男が何事もなかったかのように現れた。
マ:「お前も来るのかよ。ここから俺の物語が始まるんじゃねーのかよ。あっちいけ!」
AI:男は肩をすくめると、「物語は確かに始まる。ただし主役は君だが、観測者は必要だ」と言い、指を鳴らした瞬間、遠くの地平線から巨大な影がゆっくりと立ち上がった。
マ:「待て! 特殊能力は、もらえねーのかよ」
AI:男はくすりと笑い、「あるとも。ただし与えられるものではない――君が“何を選ぶか”によって形になる能力だ」と告げ、足元の薔薇の花弁が淡く光り始めた。
マ:その花弁から、料理用の調理器具、正式名称はレードルという木のおたまが現れた。
AI:晴喜はそれを呆然と見つめ、「……よりによって、おたま?」とつぶやいた瞬間、地平線の巨大な影が咆哮し、大地が揺れた。
マ:「おったまげたー」
この私の一文で、AIさんがぶっ壊れました(笑)
一文ではなく、勝手に物語を作り始めちゃったんですよ!( ´艸`)
「おったまげたー」の破壊力、半端ねぇ~ (@˃̵ᴗ˂̵)و
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以下は、暴走したAIです(笑)
木製のレードルは、晴喜の手の中でやけにしっくりと収まっていた。
「……で?」
静寂。
風が吹き、見知らぬ草原がざわめく。
「能力説明とか、チュートリアルとか、ねーのかよ」
そのとき、レードルの柄が、ほんのりと温かくなった。
次の瞬間――
晴喜の視界に、奇妙な文字が浮かび上がる。
【固有能力:《掬う》】
「……すくう?」
【あらゆるものを“掬う”ことができる】
「いや、だから具体的に!」
試しに、足元の小石をレードルで掬ってみる。
ぽこん。
小石がふわりと浮き、空中で弾けた。
弾けた破片は光になり、晴喜の胸に吸い込まれていく。
【経験値を掬いました】
「は?」
今度は草を掬う。
【体力を掬いました】
「……待て」
恐る恐る、自分の胸元にレードルを向ける。
そっと掬う。
ぽこん。
【不安を掬いました】
胸のざわつきが、すっと消える。
晴喜はしばらく立ち尽くした。
「……これ、地味にヤバくね?」
遠くで地鳴りが響く。
巨大な魔物の影が、丘の向こうに現れる。
通常なら逃げるしかない。
だが晴喜は、ゆっくりとレードルを構えた。
「おったまげさせてやるよ」
魔物が咆哮する。
晴喜は、その口元にレードルを差し出した。
そして、掬う。
ぽこん。
【怒りを掬いました】
魔物の動きが止まる。
次の瞬間、巨体はぺたりと地面に座り込んだ。
きゅう、と鳴いた。
「……え?」
さらに掬う。
【敵意を掬いました】
魔物は、晴喜の足元に顔をこすりつけた。
「……これ、勇者じゃなくて、カウンセラーじゃね?」
空が高く広がる。
借金も、不安も、死にたい気持ちもなかったはずの自分。
でも本当は、心のどこかに“重さ”があったのかもしれない。
晴喜はレードルを肩に担ぐ。
「全部、掬ってやるよ」
涙も、怒りも、絶望も。
そして、もしこの世界に“救い”があるなら――
「それも、俺が掬う」
木のおたまが、かすかに光った。
***
AIと物語をつくって遊ぶつもりが、ギャグのようになってしまいました。
創作って、何が起こるか分かりませんね。




