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ひととき、肩

作者: 大熊 なこ

電車の中。


あなたの肩がわたしの肩にそっと当たる。


ドシッと重みが伝わってきて、思わずあなたを見つめてしまった。


目を瞑り、寝息をたててる隣のあなた。


いいよ、そのまま。


見ず知らずのあなたの疲れ、見ず知らずのあなたの悲しみ、


見ず知らずのあなたのひととき。


わたしにそっと、あずけてください。


誰も知らない電車の中で、ほんのちょっとの物語。


ガタンガタンと揺れながら、眠るあなたに思わず微笑む。


いつもいっぱいおつかれさま。


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― 新着の感想 ―
[良い点] 優しさのかたまり。 [一言] 癒されました〜。
[良い点] とっても、優しい気持ちになれました…。・゜・(ノД`)・゜・。 素敵…!! なんて素敵な詩…!!!!
[良い点] どうしても男性を想像してしまいますが、女性の可能性もあるんですよね。 仕事に疲れた、美人OLさんとか! 個人的には、ブレザーでネクタイ緩めた、部活帰りの男子高校生が萌えます。 ←フェ…
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