表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

新型コロナが収束したと思っている人たちがいるが、数ヵ月経てばすぐに感染拡大するよね? って話

日本で流行っていたのは従来デルタ株B.1.617.2ではなく、AY.29という亜種。

国内感染者の実に95%がAY.29という占有率で、謎の収束が起こったこの亜種が主流だったのは日本のみという非常に稀なケース。

ウイルスが自滅しただの、日本人には先天的な免疫があったなどのファクターX説が議論されていますが、端的に言えば「運がよかった」だけ。


対して、現在の世界流行の亜種はAY43、B.1.617.2、AY4。

油断したらまずいかも、と悠長なことを言ってる人たちもいますが、


――油断どころか、政府は入国規制などを緩めていますよね?


って話。

意図的かどうかは不明ですが、政府やメディアは海外の実情やデータを無視(あるいは矮小化)し続けていますし、国内外の過去の感染状況を考慮すると「一気に収束してまた一気に感染が広がる」という周期性があるんですよね。


で、俺はワクチンを打っているから大丈夫、と思っている方も多いのですが……。


じゃあなんでワクチン打ってもあれだけ感染が拡大し、医療崩壊して自宅療養が強要されるような事態――つまり棄民状態に発展したの?

ワクチンの効果が出るのは云々、というお決まりの詭弁や反論以前に、元々デルタは「感染力は高いが弱毒性で致死率は低い」株。

それでもあの惨状だったし、さらに感染力・致死性が高い変異株が流行ったらどうすんのって感じ。

幸いAY.29は減退しましたが、他の亜種によってワクチン接種率が高い国でボロボロな状況なのに「日本は大丈夫、日本は他国と生活習慣が異なるから」と誤魔化すのは違う。


ワクチンによる抗体も数ヵ月で減少するし、運が良かったね、もう流行らないでほしいね、と他人事で済ますのではなく、波が引いた今だからこそ迅速な防疫強化や意識改革が必要なのです。


が、コロナ関連のニュースや呟きを見るたび、今の日本ってその両方ともに欠けているのではないか、という思いがあったり。


一次的な情報に踊らされるのではなく、一人一人の認識が変わらなければコロナとの戦いに勝つことはできないと思います。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 正解がわからないから、自分の決断を信じてとしか回答できないですね。
[良い点] 全く持ってその通り。 現状日本は感染者が激減しているだけで、安心できる材料なんかない。 [一言] 日本が感染者減少モードに入ったのは、単に運。 運ってのは言い方が悪いか。 表に見えてるデー…
[良い点] 新型コロナの新規感染者数が減ってくると、大体の人は油断しがちですよね。 あなたの言うとおり、ウイルスと闘う為には、一人一人の意識が大事だと思います。 スーパーの入り口ではアルコール消毒を見…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ