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二人の親

ども、2話目です。短くてごめんなさい(´・ ・`)

まだ探り探りの状態なので次はもうすこし長くなると思います。

ぱたん、と本を閉じる。


今読んでいたのは、この世界の成り立ちの本だ。題名は無い。この書庫にある本は、全て題名や作者が記載されていない。


書庫の名は、無題の書庫。タルタロス迷宮の最奥にあるタナトスの館で一番でかい部屋だ。


この館には、私と二人の神が住んでいる。おっと、二人の神だからといって、さっきでてきた神じゃないぞ。


私はその二人の神の子供。要するに、神子(みこ)だ。


文字が読めるようになってから毎日ここに入り浸っている。


ここには、色々な本が置いている。恋愛小説、冒険譚に武術書、魔術書。ほんと、色々だ。


トントンとドアが叩かれる。


「はーい」


返事をすると、すぐガチャリと開く。


立っていたのは、男だった。長身に、少しボサついたロングの黒髪、優しそうなおっとりした黒い瞳。


彼は、この館の主。タナトスだ。タナトスは死を司り、霊と会話する神。要は、死神だ。


「クロナ、朝食ができたよ。」


どうやら、朝食に呼びに来てくれたらしい。


「わかりました。今行きます」



★☆★☆★☆


下の階に降り、リビングに行くと一人の女性が待っていた。


タナトスより身長は低いが、それでも女性の中ではなかなかスレンダーな方だ。絹のような白い髪に金色の瞳。


「おはよう、クロナ」


彼女は、クロノス。時間を司る神だ。彼女の眼は特殊で、この世界の時間の理に干渉することが出来る。言ってしまえば、超強い。


「おはようございます、母様」


食卓に並べられているのは、館の周りにいる魔獣や怪物の肉に、森の木の実や家庭菜園で採れた野菜だ。


「では席につこうか、せっかく作ってくれた料理が冷めてしまう」


タナトスが言うと、私もクロノスも席に座り料理に手を伸ばす。


ここは朝食かやけに多い。朝食、昼食、夕食と次第に量は減っていくが、朝に魔獣の肉なんて食べたら、胃もたれで一日中体が動かなくなる。


正直、野菜だけで十分だ。だが不思議なことに、この体は出された料理を全て食べてしまえるのだ。どこいった、私の胃もたれ。


そんな感じで、私とタナトスとクロノスとの三人暮しでなんだかんだ楽しくやっていた。


……私?


私はクロナ。神タナトスとクロノスの子で現在十歳。見た目は、黒髪に黒い瞳。クロノスの要素どこいったよ…

呼んでくれてありがとう!

次巻へ期待。

あ、良ければお星様をつけてください。

お願いします。

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