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魔法少女VS魔族  作者: 霜村マイケル
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魔が付くもの同士の戦い

初めまして。霜村マイケルです。始めて小説家になろうを登録し、小説を載せました。


う~ん・・・。ここはどこだ?暗いな・・あ、夜だ。なるほどな。だけど、なんで俺はここにいるんだ?ここって一体?どこかの工事現場?なんで?覚えていることはたしか・・・あれ?何も覚えてない。覚えてることと言えば、俺、射手座カリヤ。アメリカ人と日本人のハーフ。ごく普通の高校生のはずだ。昨日まで不通に学校に通っていたはずだからな。だけど、なんでここにいるのかわからない。


思い出そうとするも、頭痛がする。

頭が痛いのを抑えようとして、頭を触った。え?なんだこれ?なんでこれが付いてんだ?角?なんで角が?俺だけじゃない。周りをよく見ると俺と同じく頭に角を生やした人達が数人いた。

っていうか、なんでこんなに人がいるんだ?しかも、蝙蝠の翼を生やしてる人もいるし、それに悪魔のような尾を生やしてる人たちもいた。一体これは?


そんな疑問に思ってる中。声が聞こえてきた。


「なんて汚らわしい。」

「正に悪魔そのものね。」

「私たちが浄化してあげるわ。」


上の方を見たら、なんか4人の少女が飛んでいた。なんかテレビでよく見る魔法少女みたいな・・・あいつらなんなんだ?しかも、それぞれピンク、赤、青、黄色になってるしよ。そんな疑問の中。ある男性が代表になってその魔法少女みたいな人たちに聞いた。


「あの、すみません。あなた方は?それにここはどこですか?なぜ我々には角や翼に尾が生やしてるのでしょうか?」



「黙れ!汚らわしい魔物め。」

「貴様らみたいな外道に引導を渡してやる。」


「はあ?何言ってんだ?外道って俺たち何したんだ?」

「そうよ。説明してよ。」


色々な人も質問するも、魔法少女みたいな人たちは問答無用で俺たちに向かって攻撃してきた。その攻撃は何人ものを消したり、灰にしたり、串刺しにしたりしていた。


「『マジカルブレイク』!」

「『ブレイブフャイヤー』!」

「『サンダースティング』」

「『ブライトイレイザー』」

「うわあああああああ!」


「なんで?」

「おい。どういうつもりだ?」


「魔族・・・貴様らのやってきたことを悔い改めるんだな。『ハートジカルブレイク』!」


必殺技を放って、次々と俺たちを攻撃して、技を浴びた人々はなっていく。これには俺たちは命の危機を感じて、逃げまどいパニックになった。なにがどうなってるのかわからずに。どうして?どうしてこうなったんだ?角と翼に尾が生えてきただけなのに。なんで?


「はあああああ!『イレイザー』!」

「『スティング』」

「『フャイヤー』」


炎や光線を出して灰にしたり、光の槍を出して、人々を貫いたりして、殺しまわっていた。これには悲鳴があちらこちらと聞こえてくる。


「がああああ!」

「いや、死にたくない。助けて!」

「やめてくれ。殺さないでくれ。」


「っふ。あんたらはそれほどのことをしてきたのよ。この汚らわしい魔物!」

「死ね!魔物は死ね!」


黄色い魔法少女は光線を出して、角と翼を生えた人たちを消したりして、赤い魔法少女は炎を出して、攻撃して焼き殺していた。そして、ピンク色の魔法少女は広域に必殺技を出して、多くの人たちを消していた。


「きゃああああ!」

「うわあああああああ!」


なんで?なんで?俺たちはただ角と翼、尾を持ってるだけなのになんでこんなことに?っと、俺の前に小さな子が出てきた。その子も角と翼を持ってる。しかも、泣いてる。


「ママー!助けてー!ママー!」


助けなきゃ。あの子を。ちくしょう。っぐ!くそ!あの青い色の光の槍が俺の足を貫きやがった。しかも、あの青い魔法少女が俺に近づいてきた。ちくしょう。動け。俺の足。痛みに堪えながら俺は進んだ。だが、激痛が走る。


「ぐう。くそ。くそ。こんな痛み。あの子を助けなきゃ。あの子を。」


そんなことを言ってるうちにあの子は赤い魔法少女に焼き殺された。


「ぎゃああああああ!」


「よし。これでOK.」

「油断しないで。まだまだいるんだから。」


あ・・・あああ。間に合わなかった。救おうと思ったあの子を。畜生・・・ちくしょおおおおおおおおおお!なんでだ?救えたはずなのに。なんでだああああ?


「お前も浄化しろ。」


後ろに青い魔法少女がいた。だが、俺は・・・


「だあああああああ!」


俺は怒りに燃えた。そして、後ろにいた魔法少女に攻撃し、殴った。


「ぐはああああ!」


「ラズベリー!」


青い魔法少女の名はラズベリーらしい。


「この!許さないわよ!」


「それはこっちのセリフだ。よくも、あんな小さな子供まで殺しやがって。」


「っふ。小さな子供でも魔族は魔族だ。やらなきゃいけないのよ。」


「ふざけんな。てめえら。」


俺は無我夢中でラズベリーという魔法少女を殴りまくった。ラズベリーも抵抗しようとするも、怒りのまま暴れる俺に成すすべもなかった。


「がは!っぐ。このいい加減に。」

「うおりゃあああ!」

「きゃああああ!」


「ラズベリー!」

「この野郎。ラズベリー。離れろ。私の炎で。」


「こんにゃろおおおお!」


赤い魔法少女の前に筋肉質がかかってる男がやってきて、彼女の頭をつかみ、床に叩き落とした。


「サンフラワー!」


赤い魔法少女はサンフラワーらしい。


「いってえな。」

「いてぇか。その痛み。俺たちが味わったもんだぜ。」


「ふざけんな。てめえらみたいなくそ魔族の痛みなんて知ったこっちゃねえ。」


「てめえ、ぶっ殺してやる」


こうして、サンフラワーと筋肉質の男の戦いが始まった。


「「うおおおおおおおおおおお!」」


「サンフラワー。ああ。どうしょう。マジカルハート。」


「こっちは大丈夫よ。シャイニング。」


ピンク色の魔法少女はマジカルハート。黄色い魔法少女はシャイニングらしい。


「冷静になって。いくら抵抗しようとしても、奴らはしょせん魔族。私たち魔法少女によって消される存在・・・きゃあああ!」


「マジカルハート!きゃあああ!なに?」


二人のところに物凄いスピーでアサシンのごとくに攻撃するものがいた。


「こいつ。はやい」

「こいつは?」


「あんた達も調子こかないでよ」


攻撃してきたものはどうやら女の子らしい。とにかく、俺は目の前の敵に集中しなければならない。


「あんたら魔族に未来はないんだからね」


「ふざけんな!」


俺は無我夢中で戦い。挙句の果てに爪を出して、攻撃した。


「であああああ!」


「この!『ライトニングスピアー』!」


彼女はさっきほどの光の槍を出してきた。だが、俺には関係ない。とにかく、この槍をぶっ壊す。そう考えたら、俺の爪は長く伸び、黒いオーラが纏わりついた。そしたら、なぜか必殺技を言い放った。


「『グリムクロー』!」


この爪はその光の槍を壊し、そのままラズベリーに当たり、彼女はやられ悲鳴を上げた。


「きゃあああ!」


「「「ラズベリー」」」


そして、失神した。もう戦闘不能っていう感じだ。


「あんにゃろ。どけ!あいつを倒してやる。マジカルフャイヤ・・」


「うおらああああ!」


サンフラワーが必殺技を放とうとしたとき。筋肉質の男はサンフラワーの腕にパンチした。そしたら、ボキッと音がした。そして、彼女の悲鳴が上がった。


「ぎゃあああああ!腕が・・・私の腕が折れた・・・痛い。痛いよ」


「うそでしょ!」


どうやら、彼女は骨折したらしい。痛そう。だが、ざまあみろだな。だが、彼女はあの男をにらみ、減らず口を開いた。


「てめえ。ふざけんなよ。てめえを絶対に」


っと、筋肉質の男の必殺技が彼女に容赦なく向かって来た。


「へ。」


「ヘルフィスト!」


「ぎゃああああああ!」


拳の形をした黒い炎が彼女の腹にクリーンヒット!彼女もノックダウンし、白目になり、失神した。


「サンフラワー!」

「っく、許さない。あんた達だけは。さっさと終わりにしてあげる。『ピュアハートブレイカー』!」


あの技・・・まずい。まず過ぎる!あの技は多くの人を消してきた恐ろしい技だ。なんとかしないと。俺はその技をとめようと前に出た。だが、遅かった。技が解き放たれ、俺たちに向かった。終わった。そう思った時。俺の手に黒いオーラが宿っていた。そして、そのオーラを使って、俺は技を放った。またもや、技名を叫んで。


「『ハウリングバスター』!」


俺の技はマジカルハートの必殺技に匹敵するほどのでかい光線だった。そして、彼女の技を打ち消し、そのまま彼女に向かった。


「嘘!?なんで?きゃああああああああ!」


俺の技『ハウリングバスター』が彼女に直撃した。直撃を食らった彼女はラズベリー、サンフラワー同様、失神した。


「かは・・・」


「うそ。あの魔法少女エリートのマジカルハートが。」


「あんたも失神してな。『ダークウィンド』!」


シャイニングも女の魔族の技を食らい、失神した。


4人の魔法少女を倒した俺たち。生き残っていたのは俺たち3人だけのようだ。


「俺たちだけか」

「そのようね。」

「っていうか、お前すげえな。あの技を打ち消せるなんて。」


「俺もびっくりした。俺にこんな力があるなんて思いもしなかった。」


「私も。私もこんな力があるなんてしらなかった。」


「俺もだぜ。ま、俺の場合は元レスラーだから、馬鹿力があることは知ってたけど。」


「元レスラー。だから、結構筋肉があるのか。」


「おうよ。毎日の筋トレ欠かせないぜ。」


「筋肉馬鹿ね。」


「んだとこの」


「まあまあ。それで君の名は?」


「俺は近藤明太郎。メンタでもいいぜ」

「私は神楽坂武蔵。あなたは?」


「射手座カリヤ。」


こうして、俺達は自己紹介して、その場を離れようとした。だが、俺はどうしても、離れよと思わなかった。


「どうした?」

「なんで離れないの?こいつらが目を覚ましたら」


「いや、死体をこのままにしておけないというか。こいつらもなんていうか。俺たちと同じ」


「そうね。このままにしておけないわ。せめて、供養してあげないと」


「だけど、早くしないとこいつらが」


「それなら、私に任せてください」


俺たちの前にお坊さんみたいな人が出てきた。やはり、俺たちと同じ角と翼を持っていた。


「私は空善。以前寺にいたのですけれど、いきなり頭と翼が生え、ここに連れてこられて、先ほどの魔法少女たちに殺されかけていました。


「お前・・・よくいき伸びていたな。」

「全く、奇跡ですよ。しかし、この死体を土に返さないと。」

「ええ。だけど、灰になってないとしても、この数は」


「だったら、俺に任せな。うおりゃあああ!」


メンタは地上にパンチして、大穴を開けた。俺たちは死体を穴に入れ、土でかぶさって、墓を作った。そして、お坊さんがお経をあげ、供養した。


「どうか、安らかに。それにごめん」


俺は助けられなかった子供に謝り、俺たちはその場を後にした。上空に天使みたいなやつが二人もいると知らずに


「嘘だろ。チームハートが。」

「なんだあの4人は?」

「とにかく、マジカルハート達を神殿に!そして、治療だ。」

「はい」



こうして、俺たちなぜか人間だったはずの魔族と魔法少女たちとの闘いが始まった。







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