表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
革命の異人間(ヒューマン)  作者: gpアナガキ
7/10

異人間(ヒューマン)の再開

これからは少し説明を省き、解説は後書きの方でさせてもらいます。

愛媛県


「はあ、はあ。師匠待って下さいよ。」


「何言ってんだ葉山!せっかくの旅行だ、何をもたもたしてるんだ?」


「慌てなくても石手寺は逃げませんよ。って言うか、師匠はいつも異人類に関している所が好きですね。」


「そうか?それより、見えてきたぞ。石手寺だ!」


「はあ、やっと着いた。」


「あれ?アンタなにしてんの?こんなところで、」


「ん?」


俺がその声に反応して前に立っている人の顔を見ると、


「久しぶりだね、葉山君。高校卒業以来じゃないの?」


「お前誰だっけ?」


「ほら!高校時代同じ帰り道だった人だよ。」


「帰り道?あ!松井さん?」


「え!?違うけど、」


「それじゃあ高校の時浜ちゃんに告って振られた森川さん!」


「じゃあって何?じゃあって、違うよ。それと浜ちゃんは女の子だから告白しないわよ!ほら思い出して。」


「ん〜いたっけ君のような人が高校時代に。」


「私との思い出の記憶が抹消されかけてる!?」


「お前本当に誰だよ。」


「はあ、堂島ですよ。思い出した?」


「うん、久しぶり堂島。」


「アンタさっきまでの会話全部演技だったでしょ!」


「な、なんの事かな?」


「嘘ヘタすぎ、」


「そういえばまだ死んでいない異人類がいたんだな。」


「自分でもしぶとい事が取り柄だからね、」


「おい葉山、俺を知らないうちに空気にするな。それと、この娘さんはお前の知り合いか?」


「そうですよ師匠。覚えてませんか、堂島風香って名前、昔俺と遊んでたバカです。」


「誰がバカよ!?」


「風香?名前がどこかで、・・・・・・・・・・。」


「小学校の頃お泊まり会に来たこと覚えてますか?神谷さん。」


「その声!思い出したよ風香ちゃん!?美人になったな、どうして愛知に。」


「大学四年生で夏休み旅行にしては、お前変わった所に来たな。」


「バカ、短大に行ったから二年で卒業したわよ。」


「嫌々、こんな別嬪さんになって葉山の知り合いには勿体ない人材だよ。」


「そんな照れますよ神谷さん。あれ?神谷さんと葉山は何処に?」


「師匠!此処に衛門三郎の像がありますよ。見に行きますか?」


「行こう、今すぐに!」


「え!?ちょっと待って下さいよ師匠〜!」


「行っちゃった。本当はアイツを連れ戻しに来ただけなんだけどね、取り敢えず無事で良かった。」


「お前さんこんなところで何しとるんじゃ?」


「貴方は?」


「私の名前は三代目衛門三郎です。」


「三代目?」


この三代目衛門三郎って言うのはフィクションです。あと、剛さんのように嵐山では竹を切っちゃいけません。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ