中学卒業編⑴
せっかく作ったキャラや舞台の諸々の設定をメモした文書ファイルが消えて早々に投稿に間が空いてしまいました(泣)
とりあえず週1〜3ペースでの連載を目指そうと思います。
ーウォーセン中学校ー
「「「せーのっ」」」
卒業式が終わって、そこかしこで別れの挨拶に涙ぐん生る時に、元気の良いしかし真剣な掛け声が響いた。
「お?」
「あ!」
「おぉ!」
三者三様な反応をしたのち、アレックスたちは自分の進学通知を確認した。
次第に頬が緩み3人とも笑顔になっていた。
「てかみんな自分の進学先知らなかったのね」
「いや、それはお前が卒業式の日に一斉に見ようって言ったからで!」
呆れた調子のペティンにカロルが突っかかった。
「あー、はいはい…そーでござんした」
「まぁまぁ……幼馴染で同じ学校に行けることなんて珍しいんだから、素直に喜ぼうぜ」
そう進学通知とは、中学時代の定期試験と体力測定をもとに点数化して配布される仕組みになっているので、幼馴染がしかも3人揃って同じ高校に行けるのは奇跡に近いのである。
しかもそれがスタンパー、学年で150人くらいの中から大体10人程度しかいない中での進学わけだから尚更である。
「アレクと私はともかく、バカルロまで同じなのは確かに奇跡ね!
脳筋なりによく頑張ったんじゃ無い」
「なにを、ゴリ…」
ブン
「それは、腕力のことかしら?
それとも……」
「二人とも落ち着けって、それより高校のこと少し調べないか?」
3人の進学通知には全く同じ書体で
『来年、上記のものはバハネ学園に進学するものとする』
『そして学内では、パートナーと常にともに過ごすこと』
パートナーとは一体なんなのか、ちょうどいいところで終わらせたらとても短く!?
まだ始まったばかりの連載、頑張って彼らの歩いた道を書いていこうと思います!