第17話 裏と生徒会と少年達
今回かなり短めです。話の長さがばらばらなの本気でなんとかしないととか思ってたりするのですが………だれか文才を分けて(ry
「昨日不良に絡まれたぁ?」
「ああ、そうなんだよ」
穂坂迅人と東野京太郎。この二人だけが集まって朝の時間を潰している、というのは少しだけ珍しかったりもする。
「昨日の下校中にさ、なんかガラの悪い奴らにつかまってさ、ホント大変だったんだよ」
「そりゃ大変だったな」
大体は穂坂が早く登校し、次に真中、上城、野村、東野という順番で来るため、この二人だけがそろうということは滅多にない。
「それで、その後どうなったんだよ」
「あ、そうそう」
そこで東野は鞄の中の教科書を机に入れながら何の気もなしにこう言った。
「誰か知らないけど助けてもらったんだよ。なんか裏生徒会がどうのこうのって言ってた」
ガゴンッ!! と壮絶な勢いで穂坂の頭と机が衝突した。
「え? ちょ、おい、どうした穂坂いきなり机に頭突きして……ホントどうしたんだよ」
「なんでも? 何でもないんだよ? ただ何やってんだあいつらこんちくしょうとか思ってないから」
「いや意味分かんないし! お前マジで最近おかしいぞ?!」
サブタイトル書きなおしました。