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嘘と秘密と少年少女  作者: たまねぎチャーハン
秘密と環境と嘘
13/23

第11話 行動と姉妹と少年少女

なんだかものすごく短めです…。


章もなんだか話数が多くなってきました(汗)なのでこれからちょっと急展開になってしまうかもしれないです。


それでも読んでやるよという方々、ありがとうございますと申し訳ありません(T_T)


これからもがんばっていきたいと思います!

都会の光に彩られた、真っ黒で真っ暗な夜の空。


とある建物の、小さな一室。その中にはある小柄な人影が、豪奢なソファに身を沈めていた。


黒髪の少女が、一枚の報告書を手に取り、記述された内容を面白そうに読んでいた。



「………へえ、お姉さまとあの方(・・・・)が? あら、まだ動くのは早いと思っていたのですが……。ですが、そう悠長なことは言っていられません。私も、動かなければいけませんね……」



自嘲の笑みを浮かべて、ソファから立ち上がる。疲労に足がふらつき、なんとかソファの背もたれに寄りかかる。


けれど、少女は倒れるわけにはいかなかった。


一刻も早く、この義務(・・)を果たさなければ。


「早く会いたいですわ、お姉さま」


誰にでもなく、つぶやく。脳裏に浮かぶのは、優しくて弱い姉の顔。


「有希、お姉さま」


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