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俳句・短歌まとめ

【俳句】

・停留所

今を尋ねる

白梅に


・春一番

揺れる枝先

色づいて


・指先で

言葉打ち込む

春に触れ


・植木鉢

まぶたに焼き付く

鳳仙花


・花粉避け

グローブかわかす

窓辺かな


・朝日受け

静寂(しじま)に輝く

若葉かな


・朝日受け

苔むす茅に

芽吹く葉よ



【短歌】

・雨上がり

枝垂れ桜の

つま先の

川を下るは

花筏なり


・朝起きて

寝ぼけまなこで

耳にする

鳥のさえずり

暴走バイク


・夕立の

薄雲越しの

夕焼けに

砂塵の街を

幻視する


・陽光の

満ちる外界の

朝顔は

日傘ささずに

俯いて


・朝参り

白木ぞ光る

伊勢の橋

天橋立

かくやとや


・秋雲の

似つかぬ辱暑の

青空よ

根を洗わぬ雨

寄越してと


(2024/9/15追加)

・遠空の

鳴神奏でる

(つづみ)の音

蝉の拍子の

お囃子と


・見慣れてた

白む朝日は

何処へと

雨の雑踏

かき分ける


・遠雷の

聞こえぬ暗雲

滝飛沫

台風来ずとも

小川でき


・雨粒を

忘れし田畑の

土煙り

雲の指間の

日を覗く

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