45話 カラータイマー
カラータイマ
「そうだ、胸に付ける精製魔石、バージョンUPが出来たから、
一緒に、みんなの居る訓練場に行こうか。」
レミがあわてて。
「何、駄目?どうして?。ああ、私にお披露目をする準備をしているから、
今は、見ないで欲しいんだ。」
「じゃあ、これ持って行って。」
レミに4色、4個の精製魔石を渡します。
「これから、使い方を教えるね。モクも聞いね。」
そう言って、レミの胸に精製魔石を付けます。
ララの魔力を含ませた魔石なので、押し付けるだけで融合します。
これはおそらく、お前達の今までも総魔力量の10倍位入ります。
「最初に魔石粉を使って、満杯にしてみて
方法はモクが知っているから、ちゃんと聞いてね。」
「この中には、20m四方の空間も入って居るから、
マジックポシェットに入らな無くてもこれには入るからね。」
「これが有ると、さっき上げた精製魔石は要らなく成るけど、
それはモクが持って居て。その内、中の空間をもう少し
広げて上げて上げるわね。」
「その魔石は生き物を入れてマジックバックに入るから便利だよ」
「そうだ胸に付けた魔石は中の保存魔力が一割を切ると点滅するから。」
ララが遊んだようです。シュワッチなんてね。〔テレポート〕
残されたレミはモクと話をしています。
『レミ、此処の、エーテル様の魔力が宿った小枝を出来るだけ集めて、
マジックバックに入れて置いて。
レミが首を傾げて。
『ララ様とエーテル様の魔力が入った魔石を頂けるんだから、
それを使えばいいんじゃないって、貴方やっぱりだめねぇ』
モクがプンスカしています。
『なぜかって、いいかい、その魔石が手に入るのは一週間後、
ララ様へのお披露目に間に合いません。それから、
いま20体分しか無いのですよ此れから軍隊を作るんでしょ。
ララ様からは100個しか魔石は頂けません。その100個で作るのは
隊長クラス、一般兵はこの枝で作った核を使うのです。』
レミが、ポンと手を打って、先生はすごいとか言っている様です。
『さぁ、分かったら、枝を拾って、みんなの所に帰りますよ。』
次話:人形へ核の挿入