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マリオネッター ・レミ  作者: 羽牟 星
38/60

38話 精製魔石

精製魔石


〚みんな、良く出来ました。

 早速、出来た縫い包みの中に入ってみましょう。〛


〚え?いやだ、ララの魔力が入って居ないから、

 このままだと、濡れた衣類を着るみたいで、耐えられなですか。〛


〚しょうが無いですね。〛

(〚ララ、手が空いたらちょっと来て。〛)

(「は~い」)


ポンとララがテレポートですぐに着ます。

「何ぞ、悪さでもしておりますかな?」


〚みんないい子なんだから、そう言う事言わな~い、ね。〛

マレオがララをたしなめます。


レミーズ(妖精4人)も悲しそうな顔をしてララを見ます。

ララもこれはまずいと思ったのか、

「ごめんごめん。所で何?」


これ見て、

〚ペーシュが出来あがったねいぐるみを見せます。〛


それを見たララが興奮して、

「excellent!エクセレントぉ。お前達、遣ったね。」


〚それでね、ララの魔力が入って居ない、この縫い包みは

 濡れた衣類みたいで、入るのが嫌だ、と言っているのよ。〛


「OK!OK!!。ご褒美にいっぱい入れてあげる。

 魔力ボール大、4個、そーれ!」

どっぷん、とでも音がしそうに、縫い包みが魔力で満たされます。


マレオの講義を受けていたはずの、レミが、ちゃっかり、

レミーズの横に並んでいますが、魔力ボールはもらえていません。

両手を床について、ガックシのポーズ。


「分かってるよ。お前にもほれ。」

レミの体に魔力ボールがトプンと入ると、


うつ伏せで、手足を広げて、寝そべり、

手足の先が、プルプルと震えて居ます。


「何でお前はそう言う風に成るの?

 まんざら、ふざけている訳でもなさそうだし?」


ため息をついて、

「いいゃもう。」考えるのを放棄したようです。 


『じゃあ、みんな、こっちの縫い包みに入って頂戴』

レミーズが、それぞれの縫い包みに入り、

調子を見る様に、手足を動かしています。


ララが、それを見て、

「う~ん、何かもっと・・・。そうだ、

 縫い包みの胸の所に、これを付けよう。」


マジックポシェットから、精製魔石を取り出し

シルはペガサス、緑の精製魔石、

ウィはリバイアサン、青の精製魔石、


イアは地竜、茶の精製魔石、

エィはゴーレム、黒の精製魔石

レミは火竜、赤の精製魔石


それぞれのみぞおちの所に付けます。

(「あれ?なんかカラータイマーみたい。

 魔力無くなると点滅するかな?」)


「これの魔石は魔力の保管庫。あんた達縫い包み動かすと

 すぐに魔力枯渇するんだから、夜寝る時に充電するんだよ。

 それから、ハムスターズはこれを持って居て、」


そう言って、それぞれに精製魔石の粉3本を持たせます。

「夜の充電は勿論だけど、

 訓練中に魔力枯渇に成った場合に使って頂戴。」


(『承知致しました。』)


次話:ダンス・バッド

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