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マリオネッター ・レミ  作者: 羽牟 星
28/60

28話 再びエーテル様の加護

☆¨*:♦.,☆¨*:♦., 魔法の紹介 ☆¨*:♦.,☆¨*:♦.,


ララの魔力ボール:

 自分の魔力を薄いシールドでくるんで、相手に渡す。

 大きさは、通常、ピンポン玉位からバスケとボール位まで。

 その時、自身の状態により大きさの上限が変わる。


再びエーテル様の加護


「ちょっとエーテル様呼んでくるわ。」

そう言うと、ドアを開け、エーテル様の祠に向います。


エーテル様を呼び出すと、

〚あら、如何したの?〛

エーテル様事情を説明し、加護を頂ける様お願いすると、


〚ふ~ん、あまりほいほい加護を上げる事は出来ないんだけど、

 その程度の加護なら、問題無いわ。で、その子達は何処に居るの?〛


「はい、レミの部屋に居ますので、お願いします。」

そう言うと、二人で連れだって、レミの部屋に戻ります。


エーテル様がレミたちの傍に行くと、

5匹の縫い包みが揃って、そちらを見ます。


〚あらあら、面白いわね、私の加護が欲しいのは、・・・。

 そこのシルフ、ウインディーネ、ガイアの加護を持って居る者達ね。〛


エーテル様が右掌に何かを載せている様にして口の前に持って行き、

”ふっ”と軽く息を吹きかけると、三つの蛍玉が三匹の前に飛んで行き、

三匹の胸の中にスッと入ります。


三匹がピクリと動き、何やら胸の辺りを撫でています。

〚ララ、これでいいのね。〛

「ありがとうございます。」


〚じゃあ、私は戻るわね〛

そう言うと、何かに吸込まれる様に、エーテル様が消えます。


ララがびっくりした様に、

「おっ!こういう消え方は初めて見たわ。」

と驚いています。


いつの間にか、レミが近寄り、ララのスカートを摘んで

「ん?なに?。エーテル様の魔力貰っていない?


「さっき私とエーテル様の魔力いっぱいくれるって言ったって?。」

レミだ駄々をこね始めます。


「そんな事言っていないでしょう。」

「私は、私とエーテル様の魔力が欲しいと甘えているんだね。

 と言ったんだよ。」


レミが頭を傾げて、考えるポーズ、足も手も短いので、

イヤミさんのシェーのポーズに成ります。

おまけに後ろに転げてます。


「何遊んでるの、これ上げるから、少し大人しくしていなさい。」

そう言って、小さな魔力ボールをレミに放ります。


レミが嬉しそうに受け取って、

他の子に取られぬ様に様に急いで、食べてます。


「そんなふうに、食べる動作は要らないでしょうに、

 そう言う事するから他の子に疎まれるんだよ。

 少なくても少しでも分ければいいのに。」


「私も悪かったね。上げる時は皆に上げるよ。」

そう言うと他の4体にも小さい魔力ボールを投げて上げます。

みんな、行け取って美味しそうに食べています。


「だからぁ、魔力ボールだからぁ、胸に当てれば、入るよ。

 食べる動作は要らないと言っているのに。何でかなぁ」


「ん?。こうすると、本当に美味しい物を食べている実感が沸く?

 だって、はぁ、妖精達じゃあ、しょうがないか。」

幼児性が強い妖精たちにララも諦め顔です。


次話:レミーズ名付け

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