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マリオネッター ・レミ  作者: 羽牟 星
13/60

13話 マリオネッターの権能

マリオネッターの権能


「もう、次だよ次。マリオネッターの権能だけど、

 今分かって居る事ではどんなことが出来る様に成るの?」


「自我を持たない人形に疑似的に自我を与えて

 しもべにする事が出来るって、それかなり危ない権能だよ。」


「ん?今は、出来ないから蛍玉の友達に協力してもらっているって?」

「何匹まで操れるの」

「一緒に居るのが 自分を入れて5人だから、5人まで出来るんだ。」


「それは他の4匹にマリオネッターの権能を

 貸し与える事が出来ると言う事なの?」


「5匹で一体と成っているから、

 一人の能力は皆が使える様に成ると言う事ね、

 でも最初に能力を持った者が一番強い力を出すと。」


「と言う事は、今、あんたを引っぺがした状態でも、

 他の者達は能力を使えるんだね。」


座っていたレミ人形を指さして、

「首をかしげてないで、今、残って居る奴らに遣らせてごらんよ。」

猫レミがレミ人形とやり取りしている様ですが、ガクッと頭を垂れます。


「ん?、マリオネッターの権能を持って居るお前が出来ないのに

 私たちが出来る訳無いと、断られたって、あんた、立場弱いね。」


「ふ~ん、なる程、つまり、お前が権能を使いこなせるように成って、

 中の4人と一緒にその権能を使えば、同じ事なら出来る様に成るんだ。」

「まずは、あんたを鍛えないといけないのかね。私もガックリだよ。」


「でも、どうなんだろ、

 レベルが上がると操る数が増えると思うんだけど、

 その時は5の倍数に成るのかな。」


猫レミが首をかしげてます。

こいつら、数にはめっぽう弱いですね。


「ムービングも使えば、一人で2体出来ない?無理?

 ムービングとマリオネッター二つの魔法は同時に出来ないって?」


「もしかしたら、レベルが上がってもこいつらじゃあ、

 役に立たないかも・・・。

 何か無駄な苦労をしている様に思えてきた。」


猫レミが慌てています。

膝擦りでにじり寄って、ララのご機嫌を取ろうとしています。

「何か疲れた。今日はもう終わりにしよう、」


ララが時間を確認すると、

「もう27時じゃない。ご飯も要らない、

 もう、帰って寝ます。〔テレポート〕」


猫レミを置いて、部屋に戻ります。

〔クリーン〕そのままベットに倒れ込んだとたん、寝てしまいます。


残された猫レミはと言うと、

もう一つの猫の縫い包みを縫い包みの山から引っ張有出し、

マリオネッターで動かそうとして、蛍玉を呼びますが、


蛍玉は、みんなもう寝ている様です。

誰もからも返事はきません。


仕方が無いので、蛍玉なしで動かせないかと、

色々とやっている様ですが、出来ません。


次話:エーテル様の加護

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