表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

物語の始まり

「ここは・・・・何処だ?」


目が覚めたら俺はいつの間にか見覚えのない草原の上で立っていた。


俺の名前はレンドル、フラスカ王国で騎士団団長をしている男、年齢はもうすぐ二十歳。よし、記憶はなくしていない。


(おかしい、俺は今まで練兵場で新兵達の訓練を見ていたはずだ)


なのに俺は今現在、見知らぬ草原にいる。


何者かが俺を転移させた?いや転移は転移する際に独特の違和感がある、今回はそれがなかった。


とういうことはこれは転移じゃない、だったらなんだというn『助けて!』


その声を聴いた瞬間、俺の体は動きだしていた、声の主はここより恐らく数キロ離れたところにいる、普通だったら間に合わないが、俺は足を重点的に魔法で強化し一時的に身体能力を挙げることが出来る。


そのおかげで声の主はすぐに見つかった。


「やだ!やめて、離して!!」


声の主の少女は今にでも異形の怪物に連れ去られる寸前だった。


俺はすかさず少女と異形の怪物の間に肉薄し、魔物を持っていたロングソードで斬って敵対心(ヘイト)をこちらへと向けさせる。


『ぶふっふふぅぅぅ!ブフアァッァ!!』


「へ?騎士・・・様?」


怪物は完全にこちらに敵対心(ヘイト)を向けた、この怪物は・・・・・オーク・・・か?


オークとは、二メートルほどの身長に、肌色の肌、でっぷりと肥えた腹が特徴の豚の魔物だ、だが目の前にいるオークと思わしき怪物は、身長は二メートルと変わらんが色は緑だし、体型はとても筋肉質で肥満体系とは言い難い、それにこの怪物は目の前の少女をその場で殺すのではなく()()()()()()()()()()。通常のオークであれば連れ去るなんてことはせずにその場で獲物を捕食する。

・・・・・つまりどういうことかというと。


「変異種か、厄介な」


魔物の中には稀に変異種と呼ばれる個体が出現する。


それらは通常の個体よりも強く、知能も優れる。


中には魔法を使いだす者もいるのだとか。


「まぁそんなの関係ないが」


『ブぁアァァアふあ!』


俺は怒り突進してくるオークを見据えながら剣を上段で構える、俺の騎士団では最初に習う構えだ。

名を・・・・


「『首狩り』」


「ぶぅあ?」


『首狩り』は名の通り対象の首を狙う技だ、対象がこちらに向かって走ってくる際、例えば暴漢などが癇癪を起して襲い掛かってきた場合に対する自己防衛技。


オークは何をされたか分からないといった顔のまま、首がズレ落ちた。


「ふむ」


俺は背後からドサッ、という何かが倒れこむ音を聞くと少女のもとへと歩を進めた。


「君、大丈夫か?怪我はないか?」


「は、はい。えっと大丈夫です。助けてくれてありがとうございました」


「いや大丈夫だ、市民を守るのも騎士の務めだ。ところで一つ訪ねたいのだが・・・・」


「は、はい!何でしょう?」


「ここはどこかな?」


そういうと目の前の少女は


「へ?」


という可愛らしい声を出して思考を一旦停止した。







これは、異世界転生してしまった王国最強の騎士が、異世界無双をするお話。







































好評だったらどんどん続きだします。


でも投稿遅いのは勘弁ね。


いいね?(威圧)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ