第十二話 痛いよ…おばちゃん
あれから、ひとまず俺は家に帰った。荷物とか運ばないといけないし。
まだ、中学は始まってないから、当分はハンターとしての任務につくことができる。
ちなみに、ハンターは、通話機のようなものが配られており、緊急収集があればどんな状況であろうとも、駆けつけなければいけないらしい。
六番隊でも稀に収集がかかることがあるようだ。だから、例え授業中であろうとも、隊服を着て六番隊の本部に行かなければいけないのだ。
先生とは、もう話を合わせてある。適当に理由をつけてくれるらしい。
俺は中学でもハンターだと打ち明けずに過ごしていこうと思う、支障がでても困るし。
ちなみに、俺の学生証には職業の欄に学生と、ハンターが追加された。市役所に行った時は驚かれた。受付のおばちゃんに
「あんた!やるねぇ。その歳で!」
と、背中をバシバシ叩かれた。
喝を入れてもらえた気がする。
市役所からそのまま家に帰って中学の準備と着替え、スマホとか財布、学生証をこの前買ってもらった、旅行カバンに入れた。
後は、、ゲーム機。これは欠かせない。
俺だって、まだゲームしたい年頃なのだ。
最近、新作が出たから早く攻略したい!
そんで……これが一番重い。
5ー173号。これが俺の武器。
親には死神みたいでピッタリwwとか言われたけど。恥ずかしいけど、まぁ気に入ってる。
まだ、六番隊のハンター全員に会ったわけじゃないし、これ以上キャラ濃くなるのか。
ついていけるか不安である。