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ヒトとヴァンパイアは共存できるか  作者: 時雨 咲綺
第1章 ハンター
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プロローグ

初投稿です。文章力を少しでも上げたいので、アドバイスよろしくお願いします。


 日本、時は30××年。日本の未来を大きく揺るがす事件が起きた。


 それは、日本の少子高齢化社会への対策として導入されていた胎内に出来た卵の遺伝子を摂取し、組み換えるというものである。


 1人の赤ん坊が産まれた。


 母親に抱かれた瞬間に、


 

母親の細い首元に噛みついた。


 

母は、衝撃のあまり金切り声を発しながら赤ん坊の肩を持って精一杯引き離そうとしたが、赤ん坊の手は緩まることは無かった。


 みるみる母親の顔は青ざめていき、医師達や助産師にようやく引き剥がされた赤ん坊は隔離された。

 無論、隔離された赤ん坊は呻き声をあげ、これは、悲劇の事件として報道され日本国民に大きな衝撃を与えた。

 しかし、これからも遺伝子組み換えされた赤ん坊には次々に同じ行動を取り始めた。


 これが、希少種『ヴァンパイア』だった。


 日本は、これをどう対処すべきか大きく議論されたが遺伝子組み換えをすることを止められず、日本の人口の約半分が希少種『ヴァンパイア』となった。


 ただ、ヴァンパイア達も皆ヒトから産まれたのだ。


飢餓状態の時は理性を持てない。

吸血行動を収えることもできないのだが、ヒトを傷つけてまで血を吸いたいとは思わないだろう。


たとえ、ヒトを殺してしまえる程の脅威であると疎外されたとしても。


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