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季節がめぐる

作者: 長瀬 俊



桜が舞う季節になると思い出す

近くの公園でピクニックしたね


暖かい気候になってきた

二人ではしゃいで楽しかった


あなたは今ごろどこで何をしている

季節は無情にも通り過ぎてく


桜の花が全て散った後でも

僕にはあなたが桜です



夏には海へドライブをして

夕日が沈む景色を眺めてた


ひと夏の思い出にならないように

来年の夏も来ようって誓ったよね


あなたは今ごろどこで何をしている

季節は無情にも通り過ぎてく


熱い海辺で誓ったあの日の言葉

波が運んでしまった



オレンジ色の木々が生い茂り

足音がかしゃかしゃと笑った


穏やかな風を噛み締めながら

言葉などそこには いらなかった


あなたは今ごろどこで何をしている

季節は無情にも通り過ぎてく


落ち葉の笑い声と共に

あなたの笑顔も消えてった



街はイルミネーションがきらめいて

冷たい風のおかげで手を握った


雪が舞い散る街の中で

傘は一つだけ甘いキスをした


あなたは今ごろどこで何をしている

季節は無情にも通り過ぎてく


あなたがいない冬なんて

この世が終わったようで



あなたを忘れることなんて出来なくて

全ての思い出が昨日のことのようで


他に何も望まないから

ねぇ神さまお願い

あなたに好きと伝えて




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