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この世の外で  作者: 伊田 千早
2/17

星は散り風は涼し2

 侵略者の撤退の後、聖は電話で連絡を協会にとり「問題ないです」と報告していた。その後、「はい、報告書ですね。え、ああ、はい、わかりました。そう伝えます」と言ってから電話を切る。切ってこちらを向いた。


「じゃあ、今日はこれで終わり、帰りましょう、わたしも亘さんと同じホテルなんですよ、そこで報告書の作成です」

「報告書?」

 全く聞き慣れない言葉だ。


「報告書ですね。今日の戦った記録です。それを書いてメールで送るんです。それが成果というか証明の代わりなんですよ。働いているけども何も証拠残らないですからね」


 侵略者は破壊されたとしても撤退されたとしても跡形もなく消える。写真にも写らないし、一切は残らない。だから、こうしてどのようなことがあったかの記録は必要なのだという。


 ホテルに戻り、併設されている喫茶店に入った亘は、テーブルに運ばれてきた珈琲をそっと口にする。まだ部屋から戻ってこない聖を今は待っていた。

 何とも奇妙だなという感覚があった。何がと問われても、言えてこの全体がということである。シックな店内に落ち着いた音楽が流れている、そこで珈琲を飲む。こんな生活なのか、それはとても不思議だ。珈琲は暖かく心が落ち着く感覚がある。


 ここで言葉を思いつく。何もかもがとても現実的ではないのだ。調査員、自分はそれになった。それを仕事にしようと思った。では、胸の奥にあるグツグツしたものは何であるか。そんなことを考えていると、手提げ鞄を持った聖が戻ってきた。


  彼女はカフェオレを注文してから、聖は手提げ鞄からコピー用紙の、束になったものをテーブルに広げる。

「これを書くんです。今日見たことをできるだけ詳細に書いてくださいね」


 用紙には、遭遇報告書とタイトルが書かれている。次の一枚をめくると、遭遇月日時、遭遇者、同行者、場所、遭遇状況、戦闘状況、結果報告、そしてその他の書く欄がある。コピー用紙は数枚に渡り、それ全部書く必要があるのか、と思うと少々うんざりした。


「これが面倒なんですよねー」

「やっぱりそうなんだ」亘は苦笑いである。


 聖はそれから、これは、と別のコピー用紙を提示してきた。同じ遭遇報告書であるが、表紙には手書きですでに年月日時が記入されている。

「わたしが書いたものです。参考にしてください」


 亘はそれを受け取り、ペラペラめくる。彼女の文字であるか、少し縦長の文字が欄いっぱいに並ぶ。

「今、お金貯まってきたんでパソコン買うんですよ。そうしたら、少し楽になるかなって思ってます」

「確かにこれはパソコンがあったほうがいいと思う。効率が良いし書くだけで大変そうだ」


 すると、にやにやと聖は笑う。

「他人事じゃなくて亘さんが今から書くんですから、大変そうだ、じゃないですよ、大変だ、ですよ」

「そうだね」

 亘は苦笑いしか浮かべられない。


 店内のクラシックは盛り上がって賑やかな装いとなっていたときだった。コミカルであり、どこかで亘を観察している何者かに笑われている、そんな気分であった。


 先ほどのことを思い出しながら、咄嗟に起きた状況についてうんうんと思い出しながら、記入し終えたのは夕方辺りで、それで終わったかと思えば、聖が添削すると言い、彼女は報告書に赤を差し、それをさらに直した頃には、すでに夜になっていた。この間、二件喫茶店を移動した。


 亘の頭は少々詰め込まれたことによってふつふつ煮立っていた。

「疲れた」

「そうだと思います。さあ、夜ご飯ですよ。どこか一緒に行きませんか?」


「聖のおすすめとかある?」

「あ、えっと、わたしもこの街は初めてなので、わかりません。亘さんは何かあります?」

「特に」


「わたし、ラーメンが食べたいです」

 聖の口からは少々意外なものが飛び出した。

「いいけど、じゃあ、探してみようか」


 夜の往来の賑わう中、いくつか煌々と照るラーメン屋を見つけ、亘はどれでも良かったが、聖がどうであるのかは判別できなかった。


「どれがいい?」

「そこは亘くんに任せます」

「なら、あの店だな」


 亘は繁華街の少し先に見えていた店舗を指差した。

 店ではカウンターに並んで座り、各々注文する。


「今日はお疲れ様、です!」

 聖が亘を労ってくれる。手に持っていたのは、当然ながらただの水で、そろそろと亘は手にした水のコップを彼女のそれに当てた。


「あんまり、何かした気がしないけど」

「十分ですよ。今日はどうでした?」

「結構、緊張したよ」

「でも、亘さんはちゃんとできました」

「まあ…」


「初日だから、問題ないです。これが大まかな仕事の流れです。明日は別の場所に行くから、朝九時にロビーに来てください」

「何だか不思議な感じだ」


「不思議? 何でですか?」

 聖は小首を傾げる。

 現実に生きているのに、見ているのは幻で、非現実的なのに、現実にいて……よくわからない

亘は彼女から視線を逸らす。


「浮遊感ってことですか?」

「ああ、そんな感じかもしれない」


 夕食を食べるとどっと眠気が湧いてきた。帰り道の街はまだ生暖かい風の中に賑わい揺れていたが、亘は、それよりも静かなところで横になりたいと思っていた。

 ホテルについて、エレベーターに乗り込む。泊まっている階層は別である。


「明日は寝坊しないでくださいね」

 そう言って聖は笑ってエレベーターを降りていった。

 亘はそれを見送る。エレベーターの扉が閉じると一度溜め息を吐いた。


 疲れたな、と胸の内で思う。一日中ずっと、今日会ったばかりの少女と行動を共にしていた。

 亘は部屋でシャワーを浴び、ベッドに寝転びながら、明日が近いことを少し憂鬱に思う。しかしい、なんにしても、一日目は通り過ぎていったことは良しとしよう、そう自分に言い聞かせた。そう、自分は今日を生き抜けたのだ。



 翌日はしかし平然と定刻通りにやってくる。意外な疲れを覚えながら、亘は目を覚まし歯を磨き、服を着替えて、朝食を食べに降りると、ホテルの食堂はガヤガヤと賑やかで、朝だというのに喧騒にあふれていた。止めどない濁流のような言葉の数々による賑やかさに亘は飲まれそうになってしまう。


 ぼんやりと朝食を取り分け、適当な席に着き、ぼんやりと食べ始める。冷たいお茶が胃にきつく、寒気のようなものを感じる。朝食を食べ終えて、ロビーに行くと並べられたテーブルの一つに聖が座っていた。新聞を読んでいる。


「あ、おはようございます」

 聖が亘に気づき声をかける。

「おはよう、朝から元気そうだね」


「わたしは気軽な学生だからです」

 と返答された。学生でも朝は気が重く憂鬱を覚えないのかと言われれば、それは他ならぬ亘が否定できるので、それは理由にならないなと思う。


「さ、準備できてますね、行きましょうか」

 聖は朝に似つかわしい笑顔でそう言う。なるほど彼女は朝に強いのだと知った。


 都会の朝は出社の人で賑わうとかいう状態という水準の話ではなくではなく、数多様々な人たちの非常なる混沌とした混雑を強いられる。亘と聖もその只中にあった。


 雑然とした車内。右に、左に、揺れる列車、人と人の間から流れる誰かの体臭。それらは頭の中に鉛筆でくしゃくしゃと円を描くような気分であり、早く目的地に着かないものかと駅を通るたびにあと何駅と数える始末であった。


 なお、聖は全く気にしていないようであり、亘は目を回しながら感心と好奇の視線を彼女に向けた。

 迷路のような駅構内を通り過ぎ、駅ビルの外に出るとタクシー乗り場、その向こう側に大きなスクランブル交差点がある。今、歩行者信号は赤であり、道路の淵に人がザラザラと集まっている。


「スクランブルの真ん中なんです」

 聖は交差点を指差す。

「は?」


 クラクラするような青空の元、人通りはきりなく混雑し、皆歩みを止めない。交差点のそば、駅前の広場のベンチに座り、亘と聖は流れ行く人たちの景色を眺めている。日と時計はゆるゆる進行する。

「交差点の真ん中に、侵略者を見たって報告があって、これからその調査です」


 本日は、新たな調査である。

「こんなところにも出て来るんだ」

「どうして?」


 特に意味もなく、こんなところにも出てくるのだなあという関心でしかなかった言葉に、聖が問いかけてくる。

「どうして?」

 同じ言葉で亘は聞き返す。


「こんなところでも、どんなところでも侵略者は現れますよ。今のところ、法則ってないんです。特徴は、傾向はないのか、って調べてる人もいますけど」

「侵略者というなら、もっとこそこそしているものかと思ってね」


「侵略者って言葉もわたしたちが名づけてるだけで、その真偽や真意は何もわかってないですから」

 それに普通の人には見ることが触れることもできませんから、問題ないんじゃないですか、と付け加える。


「その通りかも……彼らが何をしたいのか、結局誰もわかっていない……」

 この世界にいつの間に現れるようになった侵略者、普通の人の目には見えず、触れることもできない存在。


「彼らは何がしたいんだろう?」

「侵略じゃないですか?」


 こともなげに聖は答える。

「触れられないのに?」


 すると聖は、ウンウンと唸る。

「でも、わたしたちは触れることができます。彼らもわたしたちになら触れられます。今は彼らも特別でわたしたちも特別なんです。だったら、普通の人がいつか彼らを見る日が来るのでは? と思いませんか? そして、そうなら、彼らが普通の人たちに触れられる日が来ると」


 聖の言葉には空恐ろしさがあった。それは失念していたことである。今現在の状況が未来も続くとは限らない。今良くても今後、それより悪くなることは十分に考えられ、そうなった時に対処できるのか。そのための今だという。しかし、亘には疑問が残った。


「侵略者が悪事を行うか否かはわからないんじゃないか?」

 聖は、ひと時の間をおいて、冷たい目で亘を見てきた。

「わたしたちは彼らに攻撃されます。だったら、彼らは敵だと思います。あの機械の不気味さで亘さんは友好に接することができますか?」


 亘は面食らって、視線を逸らす。

「友好にとは、今は思いにくいな」


 それにしても今の聖の拒絶はなんであったのか。こんな会話を亘と聖がしている間もスクランブル交差点にはどっと人が集まり、歩道の信号が青になって、どっと流れ、また集まるを繰り返す。進むわけでも渡るわけでもなく、待っている人もそれなりにいるが、これが仕事とは変な気分であり、それは前日も感じたことだった。


「こうやって待っているだけでいいとは、変な感じだ」

「現れてくれないと何もできませんからね。ああ、今のうちにシュミレーションしましょうか?」

「練習ってこと?」


「そうです。こんな人気の多いところで、超能力は大げさに使えませんし、変なことしてると変な人と見間違えられてしまいますから」


 先ほどから、ベンチに座ったまま一行に横断歩道を渡ろうとしない時点でさぞかし暇人か奇妙な人と思われてはいまいか? と亘は考える。


「現れる侵略者の特徴は昨日追い払ったものと似ているんです。人ほどの大きさで、スクランブルの真ん中で突っ立っているだけ。それだけで何もしないんです」

 亘はその姿を想像した。慌ただしく縦横無尽に人の波、その中にポツンといる奇怪で異様な存在、今はまだのその金属の爪が人に危害を加えることはない。


「人に紛れて近づいて、すぐに路地裏まで引っ張っていく、は?」

 と問うと聖が徐に笑みを浮かべた。それから、声を殺して笑う。

「それ、拉致して殴るみたいな、ヤンキーみたいな発言ですね。裏路地なら問題ないぜ。殴るなら顔は避けて腹にしとけよ、みたいな」


「そこまで言っていない」

 と言いながら亘も笑みを浮かべた。聖が妙に芝居がかった口調で言ったからだ。

「でもそういうことじゃないんですか?」

「否定はできないけど」


 すると、聖はご機嫌にフフンと鼻を鳴らす。

「少し移動してみますか?」

 聖が立ち上がった。


「同じ場所から見ているとつまらないし眠くなります」

「そうだね」


 亘も立ち上がる。スクランブルの周りには高層ビルがひしめいている。そのどれにも属さない己の立ち位置たるや、なんと小さなことか、などと思う。


 二人はスクランブルを対角線の方へ渡る。先に聖が歩いている。真ん中あたりまで来た時だ。その時前を歩く聖は、両手を後ろ手に握っていた。その指がかすかに動かされたように見れた。


 その瞬間、亘の体の動きが急激に鈍った。腕の振りや足の進みが水の中にいるように抵抗を感じてゆっくりになってしまう。しかし、それでも慌ただしいスクランブルの中で他の人にぶつかることも、前を歩く聖との距離に差ができることはなかった。スローの動きながら、するすると聖の後ろをついていく。というよりは付いて行かされているようだった。


 聖はそのままスクランブルを渡り終え、ビルとビルの間の路地に向かう。亘はそれをそのままつ連れて行かれる。日の影、青く暗いところ、涼しい壁際まで来た時、彼女はくるっと向きを変えて亘に迫り、亘を壁際に追い込んできた。亘はなぜかなすすべがなかった。奇妙たるや体が言うことを聞かないのだ。


「どうですか? こんな感じでよろしいですか?」

 聖は怪しげで勝ち誇った笑みを浮かべている。

 その言葉ののち、すっと抜けるような感覚があって体は元のように自由に動くようになった。


 亘は口を開く。

「後ろ向きでそんな風には超能力を使うなんて俺はできない」

「超能力を反射として使えば、わたしと争うこともできたと思いますよ」


「俺は、パニックになると超能力は使えない」

「常に心は冷静に、ですね」


 聖は身を引く。亘は胸をなでおろす。今、目の前にいる存在が、怖い、と思ってしまっていた。

 超能力を身に受けたのは、初めてではない。しかしそのどれもが予告されたものであり、心構えがあった。今はそれがない。別段聖が悪いわけではないが、超能力とはこういうものかと改めた。超能力がいかなるものか、亘はまだぜんぜん知らない。


「まだまだ訓練が足りないんだな」

「そうですね」


 スクランブルに面した喫茶店のテラスで紅茶を飲みながら、チラチラとスクランブルの中央を伺う。聖は向かいの席で、パソコンに向かってレポートを書いていた。大学生としてのレポートだ。一方亘は手持ち無沙汰でぼんやりと昨日と同じように景色を眺めるだけである。言うなれば昨日よりも人通りの多い場所であり、人々の動きを見るのはやや暇つぶしにはなった。


 側から見れば見事暇を持て余した若者である。亘はズルズルと空になった紅茶をストローですする。

「結構暇な時って多いんですよ。だから、みんな暇つぶしを持ってきてます」

「いや、それよりもこれで生活していけるのかなって」

 ことこのことに関して不安が浮かんできていた。


「こんな感じでも一ヶ月ずっと何かしらの対処をしていれば、まあ、なんとか生活できるほどにはって感じですね。それに実際は協力会社にいることがほとんどですよね」

「つまりあまり稼ぎには良くないってことだな」


「直線的に言うとそうです。誰にも見えない、知らないものを相手にしてそれを倒して誰が報酬をくれると言うんです?」

「その通りだ」


 亘は苦笑いを浮かべる。

「亘さんはあまり気にされてないんですか?」

 問われ亘は考えてみる。


「なんとかでも生活できるならそれでもいいかなって」

「それは気楽ですね。生きられればですけどね」


 聖の言葉は少々嫌味に聞こえた。

「結構怪我することとかあるんだ?」

 聖は、そうですね、と人差し指で顎を触れる。


「怪我はたまにはしますよ。戦っているんですから」

「じゃあ、死んだ人も?」

「死んだ人は……ほとんどいないんです」


「どういうこと?」

「誘拐されちゃうんですよ」

 聖から飛び出した言葉は、藪から棒であった。


「誘拐? だれが、だれを?」

「わたしたち超能力者が、侵略者に連れ去られてしまうんですよ」

 それは乾いた笑みであった。


「連れ去る? 侵略者が?」

 聖は首肯する。


「負けた人たちは、みんないなくなるんです。侵略者が連れ去っていくんですよ。それできっと解剖して調べられてるんです。どうして自分たちが見えるのか。どうしてふしぎなちからをつかえるのか」


 聖の言葉は濁った、大雨の降った後の川の水のようで、そこに何を孕んでいるのか曖昧で中身の見えない気味わるさがあった。

「それは知らなかった」


「とても怖いことですよね。知ったらみんなパニックです。でも、彼らは戦いを挑んでくる相手には攻勢を仕掛けますけど、そうでないものには何もしていないというのが今の現状です」


 そして、それがいつ揺らぐかもわからないのだろう。だから、対処しなくてはならない。ということなのか。

「報われないなあ」


 亘が嘆くとクスクス聖は笑う。

「でもこうやって世間から少し外れてする生活も悪くはないと思っていますよ。特に超能力なんていうものを持ってしまったわたしたちには」


 それは後悔ではなく自虐であった。超能力をどうして手に入れたのか、その身に宿したのか、それは判明されていない。そして超能力をもつものはこの世界では、おそらく須くそれによる不幸や十字架に近しいものを背負っている。


 聖は窓の外に視線を移す。釣られて亘も窓の外を見る。晴れやかな青空と白い雲、無数のビル。たくさんの人が生活する。


「なら、ヒーローになった気分だ」

 そんな恥ずかしいことを思わずいってしまい、即座に言わなければよかった、聞こえていなければ良いな、と亘は思う。が、聞こえていたようだ、また聖は静かに笑い出したからだ。

「わたしたちはじつに頼りないヒーローの集団ですね」


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