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世界は終わり、そして伝説が始まらない❗

続けねばならぬ……


……始まるよ‼


俺は人類が到達することが叶わなかった次元の神様に謀らずも対峙した男…


どうも~、名無しの権兵衛です!

名前はもうない!


……名前を思い出したい今日この頃


部屋に入ってきた可愛らしい少女は

なんと本物の神様らしい


俺達は部屋で向かい合って座っている

俺は神様をじっと見つめる



うん!確かに神々しさを感じる……


神様が少し赤いじっと見つめ過ぎたようだ

怒ったって無理はない。




とりあえず神様に

「ここはどこだろうか?」

と聞いたところ


神様はこう答えてくれた


「ここは、この世界で最も神界に近いだった〈〈・・・〉〉場所です

本来魂だけの貴方は私に招かれたりしない限り来られない場所の筈なのですが…貴方には現在、転生の資格があるようですね」




ちょっとスケールが大きくて退いたが突っ込みどころが多々あるが

まぁ、納得した




そして神様に少し前から気になっていた「俺は帰れるか?」

という事を聞いたところ……



神様は

驚くべきことを俺に伝えてきた


「え?この世界はもう既に消滅している筈ですが…」



「え¨?」


マジ? 俺は心のなかでそう言った


「マジ?」


声に出た……

そして神様は律儀にも答えてくれた


「まじ??えーと、本当ですよ?

確かに私が世界の消滅の確認を

いたしましたし、たった今帰りですし

もう火花感覚で観ていました!」


……どうやらこの謎空間で楽しんでいるうちに世界が終焉を迎えていたようだ……



「もうサイコーでした」と…


神様はキラキラした目をしてこちらをみてくる

拳を自身の目の前まで持ってくるしぐさはどことなく猫のようにも見える。


というか……




「……花火じゃない?それ?」



「うぇ?あ!はい!花火そう!

花火てぅす!……うう噛みました。」



……

なんだろう

俺の周りにはいなかったタイプの人だ


なんか新鮮!





……脱線したな




「まぁ世界は残念ですが……

俺を転生させてくれるということで良いですか?」


「あ、はい!あなたの魂は何故か〈〈・・・〉〉分離して残留物として残りました、

なので私が管轄する世界の住人である貴方には転生の権利があります❗

よって貴方の意思を尊重してこのまま輪廻の輪に戻るか、私が管轄する他の世界……つまり異世界で転生をするかを選んでください!」


神様は若干高めのテンションで俺に選択肢を与えてきた




……よし決まりだな‼




「転生させてください」



俺は神様にそう言った






「わかりました‼では貴方を……

えーと、」


突然神様は困り顔になった……何かあったのだろうか?



「……?神様?」


「えーと今さらですがスミマセン

お名前を……お聞きしても宜しいですか?」




あ~そういえば俺名乗ってなかったな

神様のあの最初の迷言で自己紹介という概念が何処かに翔んでいってしまったからな……

というか


「名前は忘れました」


そう俺は正直に答えた。


そういえば俺は名前だけが思い出せないと言う奇病を患っているのだ。


俺のそれを聞いて神様は

コテンと首を傾げる


つられて俺も首を傾げた……


何事?



「えーとなにか問題でも?」



心配になり俺は神様に問いを投げた



すると結構大変な問題が発生した



「いえ、名前がないと転生させられないんです……私」



神様はシュンとして答えた。




えっと……





「まじですか?」


思わず声が出た



主人公はボケていると思う❗

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