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収集家のゲーム攻略  作者: iz@9
38/42

サカキの武闘大会。

更新やっとできました。

時間になると、そこには別の空間に飛んでいた。


説明では多くのステージがあるということなのだが。


5階建てのビルの屋上がスタート地点なサカキとしては敵の動きが分かりやすくて良いのだが。



画面を確認すると・・・・




右上には20という数字が。左上には時間が表記されている。


そしてその下に全体像の地図が示されており、選択すると青く光っているところが自分だという事が分かる。


赤く示している場所に関してはおそらく敵であろう。





この近くには誰もいないことがわかり安心をしている。



3分後には赤い点が移動している事に気がつく。


おそらく3分おきに居場所が更新されるシステムであろう。





開始から5分ほど経過すると・・・・


気がつくと19と数字減少しており、1人倒されていた事が判明する。



遂に動いたか。そう思いながらサカキはその場所を動かなかった。




サカキにとっては絶好のポジションであるからだ。



GN:サカキ

job:銃使いLevel16、sub job:徒手格闘Level10、暴走Level10


job:暴走

精密なコントロールはできなくなるが全てのステータス上昇。


skill:リミッター解除

暴走Level10になると習得可能スキル。HPを20分の1になるが全てのステータスを一時的に3倍に引き上げる。その後HPが全回復なるまで使用制限がかかる。




もちろん、リミッター解除は使えない。特に最後の一対一なら別だが。



銃使い。もちろん今回には長距離攻撃は無効である。



サカキは左右とも銃を装備している。



今回のはHPが固定。そして5mいないという制限がある。


つまり、最大エリアで攻撃し、近付けさせないことも大事。


そう考え抜いて両銃にすることにした。



もし近づいてきても徒手格闘で応戦できる。






しばらくは景観かな。




屋上から各プレイヤーの動向を確認している。





4分後、赤い点が交わろうとしている。




しかも見える範囲で。





自身の近くで戦闘が見えるなら手がかりもあるかと上から眺めている。




1人は剣を装備した女性のプレイヤー。


もう1人は本を開いている所をみると魔法を使用するみたいだ。



お互い何もせず、6-8m程度の距離で様子を伺っている。





最初に動いたのは女性のプレイヤー。

直進的に近付いていく。



それを躱そうと男性のプレイヤーは逃げていく。


気がつくと近くの行き止まりに男性は追い詰められてしまっていた。



これは勝負ありかな。


そう考えていたがそんなに甘いことはない。そうサカキは痛感したのであった。



そもそも、本を出しているから魔術師。その考えが罠であった。


魔法を使うなら本を使わず、スキルに幾つか移行すれば良いだけである。



男性の本当のジョブ。



それは影使い。


影に溶け込み姿を惑わす。


壁際に移動するのも影を増やし移動できるエリアを増やすそれを狙っていたのだろう。




死角からの攻撃。



女性の方も即座に応じようとするが、既に敵の間合いになり過ぎていた。




剣を振り下ろしたがそれは空をきり、後方に回り込まれクナイを投擲される。



その後、振り向こうと女性はする。


するのだが。



気がつくと影により脚が動かせなくなっていたのだった。




後方のため、無防備になりダメージを蓄積され、女性は敗れたのであった。





時間は20分を経過しており、残りは気がつくと12になっていた。





赤く示されているため、自分と先ほどの影使いがくるだろう。



そう思い、対策を考える。





しばらくすると階段の音が鳴っていたが。すぐに音が消えた。





(そろそろか。)



ギー



音とともにゆっくり扉は開いていく。





しかし、扉は開いているが、その姿は見えなかった。



一度正面に向かって発泡をしてみるが反応は見られない。





『ハズレだ。』



後方から声が聴こえた直後。



『ぐはっ。』




そう言いながら、膝をついていた。






『そうくると思ったよ。影に隠れて扉の後方から移動して背後からズドン。何故なら俺の後方には日が差しているから、隣のここよりも高い影に紛れるしかないもんな。』




サカキはそう言いながら、銃を乱射している。




影に紛れても攻撃をする場所は実体化するしかない。



隣のビルの影に自身の身体は接触しないようにして、そこから少し飛び出さないと攻撃をできない間合いに入れば、後方の1点。そこからしか攻撃をするしかない。それが分かれば、銃の速さなら他のどの速さよりも直ぐに身体に到達するのである。




男性の影使いは間も無く戦場から消えたのであった。








サカキはそこから動かない。




徐々に時間だけが過ぎていく。






残りは20分を切っていた。



残り人数は5人。






そろそろ人数が少なくなってきた。このまま何もなければ、敗戦になるという。心理的プレッシャーもある。


これは焦ると負ける。そういうゲーム。


サカキはそう評価している。



普通に戦闘をするだけても5分はかかるだろう。

そんな中で時間制限が1時間しかない。


エリアはある程度の広さだとしても5分あれば移動は可能。




乱戦とおこぼれ狙い。各々の画策はある中での戦闘とういことである。



下で自分を狙って2人のプレイヤーが鉢合わせになり、戦闘をしている。




男性2人。




装備に関しては、1人はトンファーを。もう1人は槍を持っている。



お互いが間合いを探っていると




『ぐはっ。』





上方から声がする。



『ビルの上の更に上からくるとは思わないでしょう。


殴ろうとするが何故か空を切ってしまう。まるで幽霊のように躱されてしまう。



これはヤバイ。そう本能なのか感じ、サカキは【リミッター解除】を使用する。




残りHPは少ないが、既に結構なダメージを受けているから関係ない。


そう思い、圧倒的な力。ステータス3倍。この力で蹂躙しようと考えていた。




しかし、敵はこちらの攻撃を当たり前のごとく躱す。


まるでこの速さを知っているかのように。



敵の攻撃は当たるのにこちらは当たらないとは。




カウンターの一撃により、サカキは敗北したのであった。



まるで幽霊のような男の手によって。



はじめはジョージ目線で作っていましたが、今回はやはり他のプレイヤーの話を作ろうと作り直しをしました。



仕事もなかなか休みがなく、今まで更新が遅れてすいませんでした。

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