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収集家のゲーム攻略  作者: iz@9
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修行。2日目〜大会直前

その後も、マヤとユーヒの修行は続いていた。



マヤはライと。ユーヒはジョージと。



1週間が経過するという時には、ユーヒはジョブ【長剣使い】を入手し、ジョージの攻撃に対応できるようになって円の外に出なくても闘えるようになってきていた。


マヤはライとの鬼ごっこも捕まらなくなったのである。



遂に・・・


武闘大会の情報が明らかにされたのである。

1週間後に受付開始。

2週間後に試合開始。



武闘大会

【ルール】

個人バトル。20人1組として参加者を振り分け、生き残りが次の試合に進むことができる。HPは100に固定。攻撃や防御の値は一定。装備のスキルは変わらない。ステージは10の中からランダムに選ばれる。時間制限として1時間。時間切れは敗退と見なす。

登録人数により組み合わせなどの調整を行う。

【禁止行為】

・召喚などのモンスターとの契約し出現させること。

・遠距離攻撃の禁止として5m以内でないと効果を無効。

・トラップなどによる状態異常は発動しない。ただし、武器に付与されている効果があれば発動可能。


【特典】

・撃破ボーナスとして1人につきランダムでアイテム1つ

・勝ち進むごとにクリスタル《神の雫》を3つ

・決勝進出者には指定された10個の上位ジョブの中から一つ入手

・1〜3位には更に素晴らしい特典を用意






この通知は多くのプレイヤーに衝撃を与えた。


単純にいえばレベル無価値。装備無視。スキルやジョブを利用した戦闘技術が全て。



始めたばかりのプレイヤーも勝機はあるのである。





レベル差がないのはジョージにとって有難いことであった。


気になるのはステージ。





マヤとユーヒの特訓に関しては、どちらも都合の良い方向であった。



あとは本番に向けての調整かな。


そうジョージは考えていたのであった。




2人と合流をする。






『今回の大会の内容をみてどう思った?』



そう2人に聞くと・・・



『ジョージさんの特訓が活きる感じですね。』


『遠距離攻撃がないのもね。』



2人には自信が伺えていた。


『これから修行の内容を変更を行う。基本的には2人で戦ってもらう。内容としては大会と同じルール。ただし、俺とライが常に狙ってくる。俺らもルール通りにするから。』



『それと別に、マヤは俺と【高速移動】でのスピード戦闘。ユーヒはライとのバトル。今後はこれの2つにを進めていく。厳しくなるから覚悟しておいて。』



2人の顔が一瞬で険しくなった。





『分かった。』


『大会まで頑張る。』




そう言って修行がレベルを上げて始まったのであった。




ジョージも2人に付き合いながら、密かに裏で修行を重ねていたのであった。





そうこうして日々が過ぎ・・・・




大会が幕をあげたのであった。


掲示板を見ると・・・


【大会情報】

大会参加人数 15362名


769ブロックに分かれて試合を行います。


2回戦は39ブロックに分かれます。


準決勝として2人での1vs1での闘いをして頂き、勝者を決勝進出とします。


端数文に関しては相応のレベルのPCキャラが相手をしますのでご安心ください。


ただし、手加減をしないのでよろしくお願いします。






つまり三回勝てば決勝進出となる。



準決勝までは名前でしか存在を明らかにならないが、決勝は全員の目の前ですることになる。



日程に関しては、1日で行ってしまうのである。







開始2時間前に会場入りする。



会場に関しては、イベントの項目を選択すると移動することが出来るのである。





『やはりお前も参加するよな。』


背後から声がかかり振り向くと懐かしい顔触れがいたのであった。



『よっ』



『本当に久しぶりですね。タカミチさん。それにヤマトさんとアンナさんも。』



前にパーティを組んでいた3人が並んで立っていた。




『皆さんももちろん参加するんですよね。』



そう聞き返すと・・・・



『もちろん参加するよ。今回のはレベル差関係なく楽しめるからな。』




『目指せ2回戦進出だよ。そうすればクリスタル3つももらえるんだもん。』



ヤマトは何も言わずに頷いている。



『どんなスキルやジョブを持ってるプレイヤーが居るのかも興味あるしな。その分怖さもあるが。』




その後数分話していたが、大会前に集中するだろうと3人とも別れた。





時間が経つにつれ、続々人が集まってきている。





サツキやヒロ、マヤやユーヒとも挨拶を交わす。



刻々と時間が過ぎていく。




『大会に参加されるプレイヤーの皆様。闘技場のゲートにお入りください。自動的に控え室に通されます。その時に闘うプレイヤーリストも拝見できます。大会開始すると自動的にフィールドに移動しますのであしからず。』




ジョージはゲートを通り、ルールと対戦相手を確認する。


対戦相手をみても知り合いがいるかしか分からないのだが。



リストに目を通しても知り合いの名前はなかったのである。



安心して、ため息を深くつく。



『いよいよだな。』



柄にもなく、少し緊張しているのか。手が少し震えていた。



武者震いなのかどうかは定かでなかったが、このようになるなんて生まれて初めてであった。



カウント1分が始まり、30・・・10


5、4、3、2、1



目の前の景色が変わり、ジョージの大会が始まったのであった。




大会編は次回になります。


まだどうするか決めてません。



楽しく考えていきたいと思います。



今後ともよろしくお願いします。

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