表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/2

オーディション

「グランドに吹いた風をー♪」

「小さな窓から吸い込んでため息♪」

『期待する事にいやんなって……ー♪』

『こんにちはー★あすWです!』

2人のV字サインをくっつける。

審査員が怖い…。

ひぇぇ!睨んでるよ! やっぱ飛鳥とちがってブスだから?

歌は得意のはずだったんだけど…「え…と…。」

私が動揺する。

まえふりが良くなかった?かな…。

「私達は同じあすかという名前で結成しました★よろしくお願いします!」

飛鳥が言う。

「お…オリジナル曲聞いて下さい!」

何とか私も言った。

『いつまでも2人。 居られると思ったのに。Ilove♪』

「どうしていつも♪」 「あなたのために♪」 『つくしてきたのに♪』

今。

考えたらこの歌詞。 暗い。

しかも何か不倫した女がふられた系な…。

えぇーい!歌詞を変えちゃえ!


「そんな事も忘れて♪どんとやっていくために♪」

飛鳥あわせて!お願い!

「だからいつも私は音楽を聞くの♪」

あわせてくれた!

何かすごいなぁ。

私達相性ぴったり★ 「私だって♪」

「いつか♪」

『新しい恋愛をしてみせる♪』

「Ilove…♪」

飛鳥がしめておわる。




「あーもっ!」

「どしたの飛鳥。」 「緊張する。」

「緊張するもなにももう結果はでてるのよ。」

相変わらず冷血な私。

でも実は。

少し緊張してる。

「はい。じゃぁ審査結果を言います。」

ドッキンコー!

「あの…。」

「あっ!あのえーと…三咲ちゃん!」

飛鳥が言う。

「ちょっと不安で。」 「そっか…。一緒にいなよー♪」

「うん!」

もう!三咲ったら飛鳥だけにべったり…。 うちの飛鳥をとらないでよっ!

って。

やきもち!?

やだ…。

そんなこんな言ってるうちに。

「では言います。」

ごくっ…。

「永井さん。」

「はい。」

ショートカットの子が返事をする。

あの子!

三咲ちゃんに感じ悪くした人!

あんな人が受かるなんて…。

けっ!

「新井さん。坂井さん。」

どんどん名前が呼ばれてく。

「最後。あすWさん。」

やったー!

お互い喜ぶが。

三咲。

落ちた。

「嘘…。」

「あ…。」

飛鳥が何か言おうとする。

「何でなの!?どうして私じゃなくてあなた達なの!?」

「え…。」

私。

言葉がつまる。

「どうしてよっ!!あんた達なんていなきゃよかった!」




そう言って三咲は帰ってった…ー。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ