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僕たち中2病?!

 「今日は中2病についてお話しましょう。」



 


 (中2病・・・・・?)

  ↑生徒一同の心の中






中2病(ちゅうにびょう)とは、

思春期の少年少女にありがちな、「微妙にずれた自意識過剰やコンプレックス」、それから転じて起こる数々の「日本の教育制度における中学2年生(14歳、ティーンエイジャー)位の年代にありがちな言動」を小児病に引っ掛けて揶揄したもの。


である。(ウィキペディアより)



「たとえば小川さん!」


 先生が小川さんと呼んだ女の子を指さす


「あなたの頭の上についているアホ毛(ソレ)

 それは『他人とは違う容姿をすることで無意味なキャラ作りをしている』のではないですか!?」

 

小川さんの頭のてっぺんには、一本の髪の毛(のようにみえる髪の毛の束)が立っていた。



   小川さん

    ↓

「でもこれは、クセッ毛ですよぉ~。」小川さんがアホ毛をさわる。

「ふむ、天パというわけですか。だがしかし、二次元の世界では充分キャラ濃い設定ですよ。」


「先生、一体中2病とは、何なんですか?」

別の女子生徒が手を挙げながら立ち上がった。


「中2病とは、ハタからみてイタイ言動をしている人のことですよ、加藤さん。

 小川さんの場合、アホ毛を立てることで自分のキャラも立てることが実にイタイタしいということです。」

「いえ、先生、これはクセッ毛なんですよぉ。立てようと思って立ててるわけじゃないんですよぉ。」

小川さんがアホ毛をみょんみょんさわりながら言う。


「ほかにも、『●●●ってガキのすることだよなぁ~。』とか言い出したり、お母さんに対して激昂して『プライバシーを尊重してくれ』と言い出したり。『僕は僕で誰かじゃない』と言い出したりすることも中2病患者と言ってよいところでしょう。」


「・・・・先生って、基本、人の話きかないよね。」

教室のすみの席に座っている女の子が、本を読みながらボソッと言う。


「ちなみに、『中二病』は誤変換なんで、よろしくです!」






「と に か く」←先生


 先生が何も書かれていない黒板をバンバンたたく。

「上の文の他にまだまだたくさんありますが、周りから見て恥ずかしい行動や格好をするのは君たち思春期にありがちですから、せいぜい、大人になって後悔しないように毎日気をつけて生活をするように!」

バンッバンッバンッバンッバンッバンッ・・・・・・・・

 黒板たたきながら何か言ってる先生・・・・・。


「でも先生。」

  ↑加藤さん

「『中2病』って言うくらいだから、それは中学2年のときにかかるんじゃないのですか?

 私たち、高校生ですよ。」

「いえ、『中2病』というのは名前だけであって、実際のところは、中2以下でも、また、大人になってもその症状を持っている人はいるのです。


 ちなみに女の子は、万年『小6病』である。と言われています。」



 (へ~そうなんだー。)←生徒一同の心の中



「じゃあ、先生も、中2病ですねぇ。」

「何を言っているんですか、小川さん。私はまっとうな生活を送り続けた、清純な日本男性ですよ。

 たくさんの中2病患者を見てきた私が、中2病なわけないじゃないですか。」

「だって先生。」


小川さんの口の端が上がる。


「言ってたじゃないですか。キャラ立てしてるのも『中2病』だって。

 先生のその格好。

 眼鏡して

 前髪で片目かくして

 白衣着てるなんて


 凄いキャラじゃないですか。」


 口は三日月の形のように笑っているのだが

 大きく開かれた目は笑っていなかった。

「え、まってください。あれ、この話ホラー?ホラーっぽくなっているじゃないですか?!ちょっ小川さん怖!!こんなくだらない話してるのになんで怖!?」


「先生、認めてくださいよぉ。先生だって、中2病だということ・・・・・。」

「やめてくれ!!わ、私は、中2病なんかじゃ・・・・・」

「中2病患者は、自覚症状が無いんですよ。自分の世界に浸っているから。

 先生、客観的に自分を見てみること、大事ですよぉ・・・・・?」


 小川さんの手には、いつの間にか大きな姿見が。

 それを先生の目の前にドズンッ っと置く。

 先生の等身大くらいの姿見。先生の頭からつま先までみえる。



 せっ先生はっ、


中2病じゃない中2病じゃない中2病じゃない中2病じゃない中2病じゃない中2病じゃない中2病じゃない中2病じゃない中2病じゃない中2病じゃない中2病じゃない中2病じゃない中2病じゃない中2病じゃない中2病じゃない中2病じゃない中2病じゃない中2病じゃない中2病じゃない中2病じゃない中2病じゃない中2病じゃない中2病じゃない中2病じゃない・・・・・・・・














「という夢を見たので、今日は皆さんに『中2病』についてお話しようと思います。」

 教卓に手を突いて前のめりになっている担任の先生(♂)

「先生。」

「なんですか、教室のすみの席に座っている女の子、川嶋さん。」

 ちなみに彼女、小説家志望。

「上の文章、いろいろわけ分からないです。脈絡ないというか。何が伝えたかったのかとか・・・・。」

「夢とは、そういうものです。どうしようもない展開になってしまった物語のオチをつけるためによく使われる表現、夢オチです。」

「あと、その夢みたからと言って、なんで私たちにまた『中2病』を教えようとするんですか。」

「私がいかに、『中2病』じゃないか。 ということを皆さんに知ってもらうためです!

 というわけで皆さん!


 今から私が、中2病とは、どういうことか、じっくりゆっくり教えていきますから!」



 カメラでもしかけてあるのか(いや、そもそも小説なんだからカメラなんてないのだが)先生がズームアップで映っている。

(ことを想像してください。)



「ちなみに


 中2病を熱心に調べていたこの物語の作者も


 中2病です!!」






 途中から何が何だか分からない展開になっていき、ブラウザ閉じてしまおうと思ったでしょう。

(いや、最初から最後までわけわからない話でしたが・・・・・。)


でもこんな話を最後まで見てくださり、ありがとうございました!!


更新は今後めっさ遅くなると思いますが、よろしくお願いします。


感想もらえると嬉しいです! (ある意味感想怖くて見れないかもしれません。あぁ、苦情とか多そうだ。 つまんなすぎて感想書いてもらえないのがオチだああぁぁぁぁぁぁっ!)


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