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過酷でゆるい異世界生活!〈1〉

第零話「すべてのはじまり」

俺、咲頭創輝は現役統軽大学生、統大生だ。

「おーい、そーうき!」

「ん?ああ、楓か、」

俺には親友がいる。昔からの大親友だ。

「いこー」

「はいはい、」

「はいは一回!」

「はい、」

そんな他愛もない話をしながら大学へ向かっていた時、ながら運転をしているトラックが突っ込んできた。ここで助けに行くやつは命知らずかよほどの善人だ。ただ俺は善人でも命知らずでもない。でも楓はいろんなところで俺を救ってくれた。俺はそんな器用な楓に憧れていたんだ。そんな人材が今ここで死ぬのはもったいない。いや死んでほしくない。だから俺は…

「楓を助ける」

今まで自分中心だった俺が、人を助けたいと、初めて思ったのが命日だった。

第一話「転生」

はぁ…死ぬならもうちょっとましな死に方がよかったな…めっちゃ痛かったし。

「創輝様で間違いないですか?」

頭に誰かの声が響いた。ていうかどこだここ?

「今回は私の手違いで死なせてしまい申し訳ありませんでした。」

ん?何?神なの?あなた神様かなんかなの?その発言?

「なのでお詫びとして生き返れるように調整しました。」

「マジすか?」

「マジです。が、確率です。大体100000/1だとか。」

なんだそのはなから引かせるきがない確率は。

「まぁリスクがないなら試してみます。」

「わかりました。ではいってらっしゃいませ。成功を祈ってます。あともう一つ。元の世界には戻れません。」

「…は?」


最悪だ…あの野郎…最後の最後にとんでもねぇこと言いやがって…

「…すごいところだな…」

どうやら生き返るのに関しては成功したらしい。え?マジで?

確か大体1000000/1とかだったよな…もうこれ運使い果たしてね?

「…壮絶な第二の人生になりそうだ。」

第一こんなことになったのは楓の不注意…いや、この際誰のせいか考えても仕方がない。とにかく生きる術を探さないとな。幸いここは都市の中心部のようだし、あっ、でも文字読めないよな。異世界だし。

〈自動翻訳を開始します〉

…なにそれ?っていうか誰?頭の中に直接聞こえてくるんだけど。

〈質問に返答…レベルが足りません〉

…???頭の中がハテナでいっぱいなんだけど、レベルが足りないの?

〈質問に返答…レベルが足りません〉

よくわかんないな…だったらそのレベルとやらを見せてくれよ

〈了解しました。ステータスを表示します。〉

ステータス

名前:ソウキ=サキガシラ

Lv :1

攻撃:2

防御:2

魔力:0

俊敏:3

知能:49

器用:23

幸運:1

スキル:未所持

固有スキル:神の眷属Lv1

特殊スキル:経験値効率上昇Lv1

…なんか色々出てきた。何この「神の眷属」って

〈おそらく私のことでしょう。〉

じゃぁ経験値効率上昇は?

〈質問に返答…レベルが足りません〉

またそれか…うーんどうしよう、とりあえず行動するほかないよね。

「すみませーん」

ちょうど近くにいた人に話しかけ見た。

「どうかしましたか?」

うん?よく見たらかわい…いやいやいやそんな考えは捨てろ創輝!今は生きる方法を探すんだ!でもなんていえば…そうだ、いいこと考えたぞ。

「実は旅の者でして…」

「道理で見ない人だったんですね。」

あっ通じた。

「それでどうしたらいいでしょうか…」

「硬貨は持ってますか?」

硬貨?あっお金か…

「…持ってないです。」

「やっぱりですか…では冒険者ギルドには登録されてますか?」

え?何それ?

〈質問に返答…冒険者ギルド、世界各地に点在する大型組織。冒険者ギルドに登録すると依頼に応じた報酬、ランクによる特別待遇、素材の買い取り、宿の割引などの様々な恩恵が受けられます。〉

へぇ~あれ?質問できてない?ステータス見せて?

〈了解しました。ステータスを表示します。〉

ステータス

名前:ソウキ=サキガシラ

Lv :1

体力:2

攻撃:2

防御:2

魔力:0

俊敏:3

知能:49

器用:23

幸運:1

スキル:未所持

固有スキル:神の眷属Lv2

特殊スキル:経験値効率上昇Lv1

上がってる…なんでだろ?まいっか。損することはないし。っていうか冒険者ギルドに登録してるわけないよね。ここに来たの1分前だよ?

「してないです…」

「やっぱりですか…なんとなく察してましたけどね…」

「うぅ…」

「それなら私が冒険者ギルドまで同行して差し上げます。」

え?いいの?

「それはいいんですか?」

「はい、困ったときはお互い様ですから。」

いい人だなぁ


「着きました!冒険者ギルドです!」

「ここが…ありがとうございます!」

そういってその人とは別れた。どうやって登録しようか…

「あの~」

「はい、なんでしょう?登録ですか?依頼ですか?」

「登録で、」

「はい、では登録料に銀貨1枚頂戴します。」

え?登録料いるの?聞いてないんだけど…

「すみません…今もってなくて…」

「それなら試験に合格することができたのなら登録させていただきます」

あっお金払わなくてもいいんだ…でも試験ってどんなのだろ?


「では試験を始めます」

試験会場で試験が始まった。

「第一試験は座学です。」

座学か…なにこの問題?

問1.自分の名前を書きなさい

簡単じゃ…あれ?この世界の文字は違うわけだから・・書けなくね?

〈自動翻訳で筆記可能です。〉

よかったぁ…

問2.1+1= この式を解きなさい

ナニコレ?2だよね?ほんとにあってる?怖いんだけど?

次の問題は…え?終わり?2問だけ?

「あの~」

「ギブアップですか?」

「終わったんですけど…」

「え?まさか…え?ほんとに終わってる…すごい…」

そんなにすごいの?6歳児でも解けるよ?

「だ、第二試験は実技です」

第二試験は50m走。学生時代を思い出すなぁ。

「よーい…はじめ!」

その声が試験会場に響くと同時に地面を思いきり踏み込み…飛ぶ!

「き…記録、6.47秒…」

割と上出来じゃないか?

「試験は合格です…今回は特例でDランクからスタートさせていただきます。」

〈冒険者ギルドに登録完了。ステータスを更新、表示します。〉

ステータス

名前:ソウキ=サキガシラ

冒険者ランク:D

Lv :1

体力:2

攻撃:2

防御:2

魔力:0

俊敏:3

知能:49

器用:23

幸運:1

スキル:未所持

固有スキル:神の眷属Lv2

特殊スキル:経験値効率上昇Lv1

ランクはよくわからないけど合格できてよかった…


「あれが史上最速タイムを出したっていう?」

「異例のDランクスタートの?」

そんな声が耳に入ってくる。ランクの種類ってどれくらいあるの?

〈質問に返答…S:神話クラス、A:歴史に名を刻む者B:超一流C:一流D:準一流E:二流F:三流G:駆け出し。この8つです。〉

じゃぁ俺のDは準一流…準一流!?めちゃくちゃすごいじゃん…今日登録したのに?道理で回りがざわついてたのか…とりあえずまずは金を稼がないとな…

「すみません、この依頼をお願いします。」

適当にとったFランクの依頼[スライムの討伐]を受けようと思う。

「依頼ですね。すぐに発注します。」

そういってどこか奥に消えていった…と思ったら戻ってきた。

「発注しました。ではお気を付けて。」


これがスライム…とりあえずかばんに入ってた教科書で殴ってみるか。

「えいッ!」

その掛け声とともにスライムはつぶれ、原形をなくし、魔石が出てきた。

〈魔物の討伐によりレベルアップ。ステータスを表示します。〉

ステータス

名前:ソウキ=サキガシラ

冒険者ランク:D

Lv :4

体力:12

攻撃:12

防御:12

魔力:10

俊敏:14

知能:49

器用:31

幸運:6

スキル:水魔法Lv1

固有スキル:神の眷属Lv4

特殊スキル:経験値効率上昇Lv3

おぉ~レベルが上がってる!あとなんか水魔法とやらも手に入れたな。

その後、冒険者ギルドにスライムの魔石を持ち帰ると依頼達成の報酬、銀貨3枚もらえた。これで足りるかな?

その後いい感じの宿を見つけた

「永遠の花亭か…いいな。」

「すみません。泊まりたいんですけど…」

「宿泊ですね?銀貨1枚頂戴します。今後も泊まる場合は追加で銀貨を払っていただけたら大丈夫です。食事代は料金に入ってないのでご了承を。」

いい宿見つけたなぁ。そうだ、武器が欲しい。今の俺の武器は…教科書…

「よし!武器を買いに行こう」


武器屋にて

良いのないかなぁ。理想は軽い片手剣かな。立ち回りで相手をほんろうして倒すのってなんかかっこいいじゃん?それに仲間も欲しいなぁ。

そんなこと考えながら店の中を歩いていると…

「これいいじゃん!」

そこには俺の理想の剣があった。

「これくださーい」

「おう、銀貨2枚だ。」

うぅ、有り金が尽きるけど仕方がない、また明日依頼を受ければいいだけだし。

そんなことを考えながら宿への道を歩いて行った。

次の日

「この依頼お願いします」

そういって受けたのはEランクの依頼[ゴブリンの群れの討伐]だ。昨日より一つ上のランクに挑もうと思う。

「わかりました。発注してきますね。」


うっそうとした森の中でちょっとした集落を見つけた。そこには緑色の肌に尖った耳が生えている人のような形をした生き物…ゴブリンがいた。

俺は剣を持ち一番近いところにいるゴブリンから倒していく。

〈魔物の討伐によりレベルアップ。ステータスを表示します。〉

ステータス

名前:ソウキ=サキガシラ

冒険者ランク:D

Lv :12

体力:26

攻撃:26

防御:26

魔力:28

俊敏:21

知能:49

器用:43

幸運:11

スキル:水魔法Lv3,雷魔法Lv2

固有スキル:神の眷属Lv7

特殊スキル:経験値効率上昇Lv6

なるほど、経験値効率上昇のおかげで加速度的にレベルが上がっていくのか。せっかくだし魔法とやらを試してみるか。雷魔法を使用。

〈了解しました。スキル:雷魔法Lv2を使用します。経験値が足りないため、初級雷魔法[サンダー]のみ使用可能です。使用する場合は魔法名を詠唱してください。[サンダー]消費魔力:3。消費魔力はレベルが上がると徐々に減っていきます。〉

そういうことなので

「[サンダー]!」

そうすると俺の右手から電流が流れだし…

「うっうわぁぁぁ!?」

感電した。なんでだ?

〈右手の指す方向に魔法が発動します。〉

先に言ってよ…

「気を取り直してもう一回![サンダー]!」

さっきと同じように右手から電流が流れだして…ゴブリンたちに直撃!

〈魔物の討伐によりレベルアップ。ステータスを表示します。〉

ステータス

名前:ソウキ=サキガシラ

冒険者ランク:D

Lv :21

体力:48

攻撃:48

防御:48

魔力:36/39

俊敏:37

知能:49

器用:56

幸運:15

スキル:水魔法Lv4,雷魔法Lv4

固有スキル:神の眷属Lv13

特殊スキル:経験値効率上昇Lv11

あれ?雷魔法のレベルがめっちゃ上がってる…もしかして雷魔法を使ったから?

〈スキル:雷魔法の使用により、雷魔法のレベルが上昇、消費魔力が1減少しました。中級魔法[プラズマ]を獲得しました。[プラズマ]消費魔力:5〉

なるほど。

「[プラズマ]!」

[プラズマ]を発動すると右手から約5mほど先を中心に半径3mほどの球体が発生、その中にいたゴブリンは一瞬にして黒焦げになった。

「おお!かなり強いな。」

〈魔物の討伐によりレベルアップ。ステータスを表示します。〉

ステータス

名前:ソウキ=サキガシラ

冒険者ランク:D

Lv :48

体力:91

攻撃:91

防御:91

魔力:60(レベルアップにより魔力が回復しました)

俊敏:50

知能:49

器用:67

幸運:21

スキル:水魔法Lv5,雷魔法Lv7

固有スキル:神の眷属Lv17

特殊スキル:経験値効率上昇Lv14

〈上級魔法[ストームボルテッド]を獲得しました。消費魔力:10〉

ふぅ、

「依頼完了♪」

ルンルンで魔石をギルドに持ち帰った。


第二話「仲間」

森から帰っている最中…

「きゃぁぁぁ!?」

どこかから女性の悲鳴が聞こえてきた。

「!?」

こっちか!

そうしてしばらく走っていると…

「いた!」

そこには普通より大きいゴブリンがいた。俺は迷わず魔法を打った。

「[サンダー]!」

致命傷にはなってないものの軽くしびれさせることぐらいはできたはずだ。俺はそのまま剣を持ち直接攻撃しに行く、魔法が右手から出るってことは剣を右手に持った状態で魔法を使ったら剣に魔法を纏うことができると考えた俺は剣に雷魔法[サンダー]をつかって袈裟斬りを打った。

〈魔物の討伐によりレベルアップ。ステータスを表示します。〉

ステータス

名前:ソウキ=サキガシラ

冒険者ランク:D

Lv :71

体力:132

攻撃:132

防御:132

魔力:83(レベルアップにより魔力が回復しました)

俊敏:74

知能:60

器用:80

幸運:37

スキル:水魔法Lv7,雷魔法Lv10

固有スキル:神の眷属Lv21

特殊スキル:経験値効率上昇Lv19

「大丈夫ですか?」

「は、はい…ありがとうございます…」

「それならよかった。ではまた。」

そういって帰ろうとしたら呼び止められた。

「あの、も、もし、また会うことがあったら、い…いっしょに、パーティを組んでもらえますか!」

え?パーティ?なぁに?それ。

〈質問に返答…[パーティ]:ともに依頼を受ける冒険者ギルド公認のグループのこと。グループでしか受けられない依頼もあったり安全に行動できる範囲が広がったりする。ただし報酬は全員で分割されます。〉

パーティか…悪くないかもな…

「あの…どうですか?」

「うん、その時はまたお願いしようかな。」

そういうと女性の顔がぱぁっと明るくなる。なんか女の子みたいだな。

「あっ、お名前を聞いてませんでした、私はミズハ=タキ、Lv11です。」

「俺はソウキ=サキガシラ。Lv71だ。」

「???、もう一回お願いできますか?」

「え?うん、ソウキ=サキガシラ、Lv71だ。」

「な…71…」

そんなすごいのかな?でもこの人のレベルが11だからすごいほうなのかな?

「じゃぁまた!」

そういってギルドに戻っていった。


さっきはとんでもない人に会ってしまいました…一瞬であのホブゴブリンを倒し、Lv71とかいうとんでもないレベルの持ち主に…かっこよかったな…また会いたい。

そんなことを考えながら宿に帰っていった。


「はぁ、今日は疲れた~」

ギルドで依頼完了の報告をした後そのまま宿に直行便した後すぐに横になった。

「異世界って楽しいな~」

そんなこと考えながら眠りについた。


次の日

う~ん!気持ちのいい朝だ。

今日もいつも通りギルドに向かう。ギルドの中にはいつも通りいろんな人が…ってあれは昨日の…

「あ!ソウキさん!また会えました!」

「ミズハさん、ちょっとまってて、すみませーん」

「はーい」

「パーティの登録がしたいんですが…」

「パーティですね。メンバーはどうしますか?」

「ソウキ=サキガシラとミズハ=タキです。」

「え?ちょっと待って!速すぎない?もうちょっとこう…お話とかしてからさ!」

「うん?」

「どうかされましたか?」

「いえ、大丈夫です。」

「そうですか、パーティ名はどうしますか?」

「何がいい?」

ミズハさんはどんなのにするんだろうか。

「うーん…[黒の勇者]とか?」

お?いいな。

「じゃぁ[黒の勇者]でお願いします。」

「わかりました、[黒の勇者]ですね…登録完了です!」

「ありがとうございます。」


現在、ギルドで昨日の勇者さん、ソウキさんに会っています。何も話さずに急にパーティ登録してもらってびっくりしています…でもそんなところがいい…

いやいやいや、そんなふつつかな考えはやめないと!


パーティ登録をして間もなく…森で魔物と戦っている人を見つけた。どうやら苦戦しているようだ。

「ひっ…」

「うん?どうしたんだ?」

「おっ…オーク…」

オーク?何それ?

〈豚と人間が合体したような存在。とても大きく、力が強い。炎攻撃に体制がある。Cランクの魔物。〉

Cか…いけるかな…

そう考えていたころにはすでに体は動きだしていた。

「[ストームボルテッカー]!」

オークを中心に竜巻が起きる、そして、竜巻の中を一瞬の光が落ちる。それと同時に剣でオークの首を掻っ斬った。

〈魔物の討伐によりレベルアップ。ステータスを表示します。〉

ステータス

名前:ソウキ=サキガシラ

冒険者ランク:D

Lv :102

体力:191

攻撃:191

防御:191

魔力:175(レベルアップにより魔力が回復しました)

俊敏:132

知能:70

器用:121

幸運:40

スキル:水魔法Lv11,雷魔法Lv22

固有スキル:神の眷属Lv29

特殊スキル:経験値効率上昇Lv23

「大丈夫ですか!?」

「あ、あぁ。ありがとう。助かったよ。よかったらパーティを組んでくれない?」

唐突だなぁ

「いいよ」

「え?いいの?名前も知らないのに?」

「うん。ちょうど仲間を探してたんだ。」

というわけでパーティメンバーが一人増えた。ちなみみこの男の名前はジーク=ファルシオンというらしい。あと一応Cランクらしい。まぁ昨日なったばかりらしいけど。

ジークは魔法の技術がとても高い。でも得意なのは炎魔法でオークには炎魔法が効かなかったからあんなのになったんだけど、、、

すると急に地響きが起きた。

「地震か!?」

「ジシン?この揺れのこと?」

それからしばらくたつと揺れは収まった、、、と思ったら今度は地下から何やら都市のようなものが出てきた。しかし地面は貫通し、そのまま上空に昇っていく。

「あれは!?…」

「何か知っているのか?」

「うん、、、あれは2000年に一度起こる天変地異。」

2000年に一度?いくらなんでも運悪すぎだろ、、、あっ、ここに来た時運使い果たしたんだった。

「その天変地異が起きた都市には1年間、恐ろしい厄災が降りかかるといわれている。」

「なぁジーク、そんなにやばいのか?あれ。」

「さぁ?あんまり本とか読まないからわかんないなぁ。」

ただなんかやばそうだから調べてみるか。

高さは地上から約800m程度…ジャンプで届くかな…

〈ステータスから飛距離を計算…現在のステータスで2人を背負って飛べる高さ…約780m〉

足りないな…それに地面もあるから1000mは欲しいな…

「よし、レベルを上げてこの天変地異を調査する。」

「わかった。」

「ソウキならそういうと思ってたよ!」

「ただこの天変地異とやらは何が原因で起きてるんだ?」

「詳しくはわからないけどどうやら別の世界からきた、俗にゆう異世界人が地下にある古代都市と共鳴して都市が上がってくる、その衝撃で厄災が降りかかる。」

異世界人だって!?でもそれなら俺がここに来たときはなんでならなかったんだ?

〈おそらく神の手違いで死に至り、確率で転生したことが理由かと思われます。〉

なるほどな…ってことはあの天変地異に共鳴している異世界人はあっちの世界の死者ってことか。ちなみにその死者はわかるのか?

〈分析中………分析の結果、この天変地異の原因は異世界人、柊木 楓と判明〉

楓だって!?助けることはできるのか?

〈可能…しかし、一定時間が過ぎると都市と一体化してしまうため、猶予はおよそ12時間です。〉

クソ…レベルを上げてたら間に合わない…やるしかない!

〈スキル:神の眷属により、世界の神々と共鳴、スキル:[空間転移]を獲得。ステータスを表示します。〉

ステータス

名前:ソウキ=サキガシラ

冒険者ランク:D

Lv :102

体力:191

攻撃:191

防御:191

魔力:175(レベルアップにより魔力が回復)

俊敏:132

知能:70

器用:121

幸運:40

スキル:水魔法Lv11,雷魔法Lv22

固有スキル:神の眷属Lv29、空間転移(魔力量によって転移できる距離が変わる)

特殊スキル:経験値効率上昇Lv23

ほう…やるしかないな、

「今すぐ行く。」

「え?どういうこと?」

「まだ準備が…」

「時間がないんだ![空間転移]!」

そういって、視界は淡く白い光に埋め尽くされた。

第二話「空島と厄災」

光が収まったとき、目の前にはさっきとまったく違った光景が映し出されていた。

「成功…でいいのか?」

真下にはいろいろな家が連っている。どうやら無事に上空に転移できたみたいだ。

「よかった…ッ!?」

「どうしたの!?」

創輝の視線の先には、

「ッ楓!」

楓が水の中に浮かんでいた。

「過酷でゆるい異世界生活!」を読んでくれてありがとうございます!…過酷でゆるいってどゆこと?

面白いと思ってくれたら幸いです!ぜひ今後も見ていってください!

僕は気が付いたころにはラノベにはまりラノベを愛し、ラノベと生きていました。

なのでこの作品を面白いと思ってくれることが一番の幸せです!以上です!

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