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CHAOS ONLINE  作者: giallo
37/48

story36 マッドレッド戦

ん?ストックのはずなのに気づいたら手が勝手に


どうも、ジャッロです。


ストック作ってたのに気がついたら次話投稿しようとしています。いいや、やってしまえ!

「シルク、待たせた!」



「いや、早過ぎるだろ。まぁ、いいさ。今物理攻撃しか効かないから僕と一緒に畳み掛けるぞ」



「ああ!」



トールがマッドレッドを見ると固体のような人型の赤い泥になっていた。この状態が魔法攻撃無効状態だとすぐにわかった。



まず、トールが先制を入れた。綺麗に人型の肩目掛けて縦真っ直ぐに切り付けた。



カキン!



「うおっ、硬っ!」



すかさず、シルクも《オールエッジ》−横一文字の回転斬りを二回−をマッドレッドに斬りかかるが



カキンキン!



鉱物を剣で斬る感覚しかしなく、まともにダメージを入れられてないという感じがわかる。実際、マッドレッドのライフは1ドット動いたように見えるだけだった。



「なぁ、シルク・・・」



「言うな、わかってる・・・・・・トールはレッツァと一緒にもう一体のマミィ倒してくれ。ついでにミユをこっちに呼んでくれ」



どうやらマッドレッドは固体時に物理攻撃を与えられるがその硬さによる防御力は高いことによりダメージは与えれるが微々たるダメージしか与えられない。



よって、物理攻撃メイン俺とレッツァはまったく使いものにならない。だから俺はミユと交代しマミィを倒す方に行くにかぎる



「ミユ!俺と交代だ!あいつに物理攻撃があまり効かない。だから魔法攻撃メインのミユはあっちに参戦してくれ」



「え?・・・・・・・・うん、わかった。ってもうマミィ倒してたの?」



そんなことを言われて俺とミユが交代した。



「お前、なんでそんなに早くマミィ倒せるんだ?まだライフ4割残ってるんだが・・・・よっと」



ロケットパンチを躱しながらレッツァに言われた。その飛ばしている間に俺が割り込み



「弱点属性のアーツ連発したらあっさり終わるぞ?・・・・・・《フレムレイド》!」



《フレムレイド》をお見舞いした。マミィのライフが一割ぐらい減る。


「仕方ねーだろこっちには消費がでかいアーツしかねーんだからよ《両手大斧》スキルなめんなよ」



「っと、っと、でも《火砕》三回使うぐらいにはAPあったよな?一気に三連発・・・・・まさか!」



俺が気づいたことは



「・・・・・・・いや、俺もびっくりなんだがそのまさかだ」



レッツァが言った“その”は初撃の《火砕》以外の二回の《火砕》を外したらしい。よく見たらレッツァのAPがもう一割あるかないか・・・このぐらいだと《両手大斧》のアーツは使えない。



「「・・・・・・・・」」



レッツァの動きが軽く鈍いなと思ったら、このミスが響いているのか・・・・・レッツァはいつも豪快な口調や闘い方をするが意外と神経質な奴でミスを引きずり易いという。



「あ・・・・うん、ドンマイ」



「よしてくれ、俺がもっとみじめになる・・・・・」



まあ、死なない程度には動けるからいいけどな。これで本当にダメダメになっていたらぜってー邪魔だし。



「しゃーない、一気に終わらせるぞ!俺がマミィの隙をつくるからとどめまかせた!」





「・・・わりぃ、だがとどめならお前が刺せ・・・そのほうがいい」



「いいや、とどめはお前がやるべきだ!それに、俺はまだあの時助けてもらった借りを返してないんだ・・・レッツァ、俺は補助にまわる、だからマミィにお前の大斧を叩きこんでやれ!」



ああ、レッツァ達には俺が地下二階に落ちたときの貸しがある、それにここでキメてもらってメンタル面で回復してもらいたい。・・・カッコつけすぎか・・・



「・・・わかった、一気に片付けるから援護任せたぜ?」



「おう、やってくれ」



俺のこの言葉によりレッツァは動き出した。



「うおぉぉぉぉぉぉお!」



レッツァは叫びながらマミィに突っ込んで行った。マミィが両腕を前に出し、ロケットパンチをした。それをトールが《狼波》でレッツァに当たる前に撃ち落とした。隙だらけのマミィに大斧がまともに当たる。一発だけじゃない、二発、三発と思いっきり斧を振り回し、マミィに三連撃を与えた。マミィの腕は元に戻っていて、至近距離でレッツァにロケットパンチをしようとしていた。トールは間に合わない、と思ったが。レッツァはそのロケットパンチを器用に斧で威力をころし軌道修正し直撃を避けた後、縦一文字の大斧による攻撃でマミィを倒した。



「レッツァすげーじゃん」



あの距離でロケットパンチをずらせるのはレッツァの力があってこそできる芸当である。



「お前ほどじゃねえよ」とか言いながら、レッツァは左拳を前に出した、俺も左拳を前にだしレッツァの左拳にぶつけた。



「さーて、マッドレッドはどうなってるかな?」



俺とレッツァはシルク達を見た。炎弾、光弾が飛んでいた。その先はもちろんマッドレッド今はドロドロの液状、マッドレッドも触手みたいなもので鞭のように攻撃はしているがシルク達はそれを躱す。マッドレッドのライフはもう二割ぐらい。



油断していたのかレインに鞭が当たりそう・・・だと思った俺はレインの前まで振るわれた鞭を大剣で弾いた。



「レッツァはミユを護ってやれ!」



こうして、俺とレッツァの護衛もあり攻撃に集中できるようになったミユとレインのおかげでマッドレッドは難無く倒せた。



−−−−−−−−



「マッドレッド意外と弱かったな−」



帰り道、レッツァがそんなことを言ったのでミユが



「何言ってんの?マミィ一体にも手子摺ってた人が何言ってんだか・・・それに較べてトールは今日1番活躍したんじゃない?」



「いやいや、俺はただみんなの護衛しただけじゃん。それよりもレインがみんなの補助をしてくれたから勝てたんだと思うけどな」



マッドレッドとの闘いで実は細部まで気をつかってみんなのライフが常に全開だったのはレインの回復魔法のおかげだ。



「・・・そんなことないよ・・・・・・トールくんが私を護ってくれたおかげだよ・・・」



んーなぜかみんな俺のこと褒めるな〜じゃあちょっとくさいがこのセリフを言おう。



「いや、それも・・・」



「みんなが力を合わせたから、だろ?その通りさ、みんなで闘えば負けることなんてないよ」



シルクに取られました。だがまぁ俺が言うよりこのパーティーのリーダー的存在のシルクが言った方がしっくりくるな。



そして、今日もまた終わった。

−トオルの質問コーナー−



トオル「げ!現実(リアル)じゃん・・・つーことは」


部長「その通り私が顕れるのだよ」


トオル「出たか、妖怪部長!」


部長「いや、妖怪って」


トオル「今回は俺のコーナーだしな!つーわけで予定通りに部長に質問しなければならないようだが・・・だが、断る!」


部長「トオル君やめたまえ死ぬつもりか!そんなことをすると天(作者)の裁きがくだるぞ!」


トオル「・・・・・・」


部長「・・・・・あれ?」


トオル「はははははは!主人公であることを忘れていた!そうだ俺は主人公なんだ、そこの替えが聞く部長とはちがアーーーーーっ!・・・時間差、だと・・・・」


部長「・・・・・・さて、誰が次の主人公になるのでしょうか?もしかしてわたジィァァァァァ・・・・・・」

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