story30 HighSchool
どうも、ジャッロです。
さて、意外と書ける。
目標では17日だったんですがね
なんだろうか何かが舞い降りた?ふむ、ミステリー
「あ〜、くそっ早く家帰りて〜」
俺は今学校にいたりする・・・・・・昨日の試合終了後ログアウトして学校に来ているわけだが、多分この時間帯はゲーム内ではシェイドさんやベクトさん達の準決勝がやってるはず
「おい、篠田〜これ解いてみろ」
今は授業中、数学の問題を解かされた。
カリカリカリ
黒板に計算過程と答えを書き・・・・うん、完璧だ
先生の方を見た
「ちっ」
「ちょっ、今舌打ちしましたよね。」
「いや、気のせいだ。篠田席に座っていいぞ」
まあ、多分問題が当てられたのはゲームのことばかり考えていてぼーっとしていたからだろうが答えれたからって舌打ちはないんじゃないか?
「トオルぼけっとしすぎ、さっきから先生が」
「じゃあ、次は隣の黒崎。これ解いてみろ」
「・・・・はい」
今俺に話し掛けてきたのは黒崎晶男みたいな名前だが女だ。幼なじみという関係が1番合うだろう。
俺に話し掛けてきたアキラが目ざとく先生に見つかったわけで
「はぁ」
もう、帰りて〜。授業はこれで最後だが加速されたあの世界だと一時間が三時間学校通うだけでほぼ一日半経っているわけで
「さっきからため息ばっかでうざいよ?」
俺と同じく問題をきちんと解いて戻ってきたアキラに言われた。
つーか、ため息もでるわ!今の俺に学校は牢獄すぎる!・・・・・あ〜そういや今日掃除当番か、よしサボろう。
キーンコーンカーンコッ
よし、時報が鳴った。これでホームルームさえ終われば
−−−−−−−−
「以上だ。じゃまた明日な」
テーチャーの言葉も終わり。いざ、エスケープ。
がしっ
俺の肩が掴まれた。誰だ!俺の邪魔をする奴は!
「トオル何処に行くの?今日掃除当番だよね?まさかサボろうなんて思ってないよね?」
まあ、この教室で俺の行動読めるのはアキラぐらいだしばれるかな〜とは思ったがまさか教室出る前に捕まるとは思わなかった。
「いや、弟がケガして今から見舞いに行かないと」
「弟君は今日平然と学校来てたよね?やっぱりサボる気だったんだ・・・・いっちー、みすず、これ捕獲するよ」
教室にある二つの出口をいっちーこと市原翔太とみすずこと木田美鈴に塞がれた。
ははは、甘いな!もう一つ出口はあるだろ!
俺は肩にあるアキラの手から逃れ窓に足を掛け・・・・・・・・飛び降りる
ちなみに、俺の教室は2階・・・・・だがまぁ、この程度の高さなら飛び降りれないこともない
着地
「ははは、アキラ甘かったな。それじゃ帰らせてもらうぜ」
ふっ、俺の勝ち(?)だ。まあ、俺にかかれば・・・
「ところがどっこい。ナカシマ参上!」
「ナカシマ・・・・まさかお前も俺を捕獲離せー」
ナカシマ、中島大地。2mという巨人。俺はナカシマに捕獲された
−−−−教室
「くそっ、まさか俺が飛び降りることまで想定済みとは」
「ほら、とっとと掃除すれば早く帰れるから」
いやいや、この掃除している時間すら惜しいんですよ?なんか常にナカシマが手の届く範囲にいるから逃げれねー
まあいい、捕まったなら仕方がないアキラの言う通りさっさと終わらせて帰るか
サッササッサササッ
よし、終わった。じゃあ
「じゃ、俺は帰るぜ。じゃあな」
脱兎の如く走り去っていたが
がしっ
まただれかに捕まえられた。
誰だ!俺の帰路を邪魔する奴は
後ろを振り向いた
「・・・・・部長なんですか?」
「いや〜いいところで会った。よし今から部室にきたまえ」
はっ?いやいや待てよそれは暴挙すぎるんじゃ、またさらわれる〜
−−−−ゲ会、部室
うーん、どこから状況を整理しようか・・・・まずここはゲーム同好会、ゲ会の部室で俺をさらったこの男、ゲ会の部長、空木裕樹三年生。
「で、何の用ですか?俺とっとと帰って『狩りに行こう』やりたいんですけど」
「すこし、待ってくれ・・・・・・・」
この部室、漫画、攻略本、ゲーム機、はたまたゲーム関連の情報誌などでごちゃごちゃになっている。今そこから部長は何かを探している
「・・・・・おぉ、あったあった。これだよこれ君に渡したかったのは」
黒いパッケージのゲームディスクが入ってる箱・・・・カオスオンライン?
「何ですか?これ何のゲームですか?」
「ほら君にあげたじゃん『CHAOS ONLINE』」
「いやいや、あげたよ。『狩りに行こう』の箱に入ってた黒いディスクあれ、これのでちょっと私のミスで『狩りに行こう』の箱に入れて渡してしまった」
・・・・・・はあ?
「ちょっと待ってください・・・・・今俺がやってるゲームは『CHAOS ONLINE』?」
「イエス」
「んで、部長のミスで俺にくれた時に箱とディスクが違うので渡した?」
「イエス」
あ〜〜〜〜、うん。部長ならやりかねない、ていうかもうやってしまったのか・・・・・・・説明しよう、俺はあのゲーム狩りに、じゃなかった『CHAOS ONLINE』を部長から貰った。でだ、俺が貰った時箱は『狩りに行こう』でディスクは『CHAOS ONLINE』だったわけだ。でもって俺はこのゲームを予備調査なしにやっちまったから情報の違いとか知らなくてこれは『狩りに行こう』だと思っていた。
「で、なんでそんなめんどくさいことになってるんですか?」
「はっはっは〜、聞いて驚け・・・・・箱開けてディスク解析してたら箱が行方不明になってたからとりあえずそこら辺の空箱にいれた」
「じゃあせめて一言いって渡してくださいよ」
「いや、まぁゲームしてたら気づくだろ?」
まったく気づけないんだよな、これが。CHAOS ONLINEってゲーム中まったく出てこないしディスクも黒一色でタイトル書いてないし
「無理だ!」
「そうか!ところで二日間いや、あっちの時間なら六日間か?やってみてどうだ、面白いだろ?」
癪だが確かに面白い・・・・・・って待て、そうだよもうすぐ決勝始まんじゃねーか
「部長、箱は頂きます。『狩りに行こう』は明日、返します。じゃ、そういうことで」
俺は足早に部室、学校を出て家に帰った。
家に帰る途中思ったが部長も『CHAOS ONLINE』やっているのか聞きそびれた・・・明日『狩りに行こう』を返すついでに聞こう。
次回予告
トー「きたぜ!俺メインの話・・・・・いや、おかしいな本来はもとからこうあるべきだったはずなのに何故」
シェ「ほ〜う、トール君の現実の話ですか」
トー「あんたのせいだ〜」
シェ「なんですか?大声だしたりして、どうかしましたか?」
トー「ほぼ、主人公の座を奪いかけてるだろ」
シェ「なんのことですか?私はただ普通に」
トー「あんたの普通が俺の主人公の座を奪っているのか!」
シェ「さすがにそれはどうしようもありませんね・・・・どうですいっそ、主人公になってみましょうか」
トー「なっ!くそっ、そんなことはさせん。次回ぐはっ」
シェ「次回、シェイドオンライン第一話、主人公の座は私のもの。次回予告でまた逢いましょう」