story28 第二回戦〜第三回戦直前
どうも、ジャッロです。
なんだかな〜戦闘が好きだからって大会編に入ったけれど今は非常に後悔・・・・・ふむ、どうしようか
第一回戦は相変わらずシェイドさんが勝っちまったな・・・・・・
さぁ、第二回戦だ。どことどこだ?
第二回戦
《聖騎士団》ギルドマスター
対
《俺の道》PT
わからん・・・・こんなときは
「なぁ、シルク」
「まず、《俺の道》PTはショウさんの弟であるセイジさんがこのPTの指揮をとっていてユニークスキルがあるわけではないがその凄い戦術で強力なモンスターやプレイヤーを打ち倒してきたことで有名だ」
俺がシルクのクを言い切る前に解説が始まった、わかってらっしゃる
「・・・・だからこのPTは誰だって嫌がるんだ」
おっと聞いてなかった・・・・・聞き直せねー
「じゃあ次に、《聖騎士団》ギルドマスターについて。まず、ネームはレウル、ユニークスキル《聖剣》を持っている。この《聖剣》が異常に強い・・・らしい。聞いた限りでは言葉にできないほど美しいとか」
これは、わからん。・・・・・・まぁ、今からやるのを見ればいいか
戦場内に一人と四人が入ってきた
四人の中に一人メガネをかけた赤い髪の人がいた。どうやらあれがセイジか。
で、もう片方−《聖騎士団》のほうは前回と同じように真っ白な装備な人、この人がレウル。
試合はもう始まる・・・・・・・・・・始まった
先手はドスを持った人が先陣を切った
レウルはドス(めんどくさいからドスで)を魔法で牽制を入れた、《ライトニング・ソード》を放った。三本の光の剣が飛ぶ
ドスは構えたがドスには一本も当たらなかった、その先にいる三人に剣は向かっていた
後ろにいった剣はメリケンサックをつけた人が見を呈して防いだ、残り二人は魔法を詠唱している・・・・どうやらかなり高位の魔法を唱えるようだ
ドスが斬りにかかった・・・・・・が、勝負が一瞬で片がついた。
レウルの連撃、すべての攻撃に光りが纏っている・・・多分攻撃に光属性が付与されていると思う・・・成す術も無くドスのライフが尽きた
「テツエモン!よく時間を稼いでくれたお前の敵は討ってやる・・・・・白騎士、くらえ!複合アーツ「《アークレス》」」
セイジさんともう一人の人の高位魔法の複合アーツ、聞いたことがないアーツ
青い稲妻と青い水が二人の魔術師の前に球体で出現し風船のように膨らみ射出、レウルに向かって放たれた
青い球体、大きさが半径5mの球体バチバチいっているのではなく絶え間無く轟音が鳴りつづけている
対するレウルは
「《セイクリッド・ライト》《ディヴァインソード》・・・・・・・貫け」
突如として空から光りが柱のように差し込み青い球体が減速し、 その後青い球体に負けないぐらい大きい光の剣がレウルの真上に出現し、「貫け」の合図とともに青い球体に矢でも放ったような勢いで剣が飛び、まず青い球体を何の苦も無く貫き消滅させそのまま《俺の道》の三人に向かって地面に刺さる
地面が割れ、一人だけ立っていた、セイジだ。他はどうやらライフが尽きたようだ
セイジが万歳をした、これは試合でいう降参を意味する、セイジから負けを認めた
・・・・・まぁ、しかたないよな。ただでさえ強力な複合アーツしかも上位のアーツによる組み合わせが詠唱もないアーツによってやられたら戦う気も失せるな
第二回戦
《聖騎士団》ギルドマスター勝利
次は第三回戦、ベクトさん達の試合
−−−−控室−−ライカ視点
「はぁ」
何故私がため息をついているのかというと、今だ言い争いしている二人がいるから
「ちょっと、シエル抜け駆けは許せないわ」
「何言ってるの?抜け駆けって、私はただ」
「お前ら、今から試合だろうが喧嘩なら試合が終わっぐふっ」
オマケにベクトさんも役に立たないし、ていうかこうなったシエルさんとホリィには脅し以外止める方法ないと思うんだ。あっ、あとシェイドさんが仲介するか
とりあえず私はシェイドさんにメールを送った・・・・・・・・さて、シェイドさんはいつになったら来「ライカ君どうかしましたか?」・・・・はやっ!
ライカがメールを送った五秒ぐらいに現れて一瞬反応できなかった
落ち着け私・・・・・ふぅ
「シェイドさん、あの人達止めてもらえませんか?多分原因シェイドさんなので」
「ふむ、止めなくていいのでは?ほら、喧嘩するほどなんとやらと言いますし、ね?」
「ね?じゃなく・・・・」
「おや?あそこで寝ているのはベクトですか?」
「二人に顔面にストレートが入りました。だから止めてくださいって」
「おもしろそうだからいいじゃありませんか」
平行線、話が進まない、話が躱される・・・・・・シェイドさんと話すのも疲れる、なんかもう嫌だよね・・・・・
「あっ、シェイド」
「あら、シェイドとライカちゃんのツーショットこれは!」
あっ、いまさら気づいた。なんかシエルさんが怖い・・・目が!あれは変態の目だよ!
「どうです?次の試合・・・・・・勝てます?」
「楽勝!シエルが必要ないぐらいにね!」
「余裕ね、どうせあの馬鹿な人でしょ?ホリィがいなくてもいいわ」
何だろうね、何でこの二人は・・・・・・シェイドさんの言う通り喧嘩するほどなんとやらかな
コンコン
「十分後に第三回戦を行いますので準備をお願いします」
大会運営の係員の人が呼びに来た
「はい、では皆さんの活躍を期待していますよ」
「ねぇ、シェイドこれが終わったらライカちゃんと三人で買い物に行かない?」
え?私も?
「だ〜か〜ら〜、なんで私を抜く!」
「うるさいわねぇ、ライカちゃんとシェイド以外に興味がないわ。しっしっ」
この二人ぜったい仲が良いと思うんだけどな・・・・・あっ、シェイドさんがこっちきた
「ライカ君、指揮は任せましたよ」
小声で言ってきたが、言われるまでもない。この前の試合でベクトさんが使えないことはわかったので私が指揮をするのは決まっている。
「はい」
返事だけはしといた。
さ〜て、行きますか
次回予告
トー「今日はゲストにライカさんを招いてます」
ライカ(※以下ライ)「あ、うん。はじめまして」
トー「これよりライカさんに質問をしていきます。では始めにシェイドさんって何ですか?」
ライ「うん、その気持ちわかるよ。でも私も詳しくわからないよ・・・・・悪い人ではないんだよね」
トー「まぁ、なんだかんだで人望厚いんですよね。では次の質問、ライカさんはぶっちゃけ好きな人はいますか?・・・・・・・ちなみにこれは霧夢の男性ギルメン達の声です」
ライ「え?なんでそんなこと引き受けてるの?まぁいいけど。いないよそういう人は(本当はいるんだけどね)」
トー「はい、わかりました。そういう人がいるんですね」
ライ「人の心読んじゃだめでしょ!」
トー「え、マジなんですか?そっちの方が面白いかなって、あっシェイドさん」
ライ「今の話シェイドさんに聞かれた!?確実に噂が広がる!まって〜シェイドさ〜ん」
トー「・・・・多分いつもの如く次回予告を邪魔しにきたんだろうな。で、スクープを偶然手に入れたと・・・・・・・ライカさんご愁傷様です。それではゲストもいなくなりましたのでまたの次回予告で」