story27 正々堂々?
どうも、ジャッロです。
やっぱりサブタイトルつけるのが下手です・・・文が短いのも原因の一つではありますが・・・とにかく変ですね。
−−−−ギルドホーム
「もうそろそろ行こうぜ」
そう言って俺は椅子から立ち上がった。シルクも俺が立ち上がったのを見て立った。
「あぁ、じゃあ行こうか」
−−−−闘技場《聖》
闘技場《聖》・・・《覇》や《神》の二倍の大きさ・・・ここで準々決勝の四試合を行う。
順に第一回戦
《深緑の森》ギルドマスター
対
《ミスティドリーム》ギルドマスター
第二回戦
《聖騎士団》ギルドマスター
対
《俺の道》PT
第三回戦
《ミスティドリーム》PT
対
《愉海賊団》ギルドマスター
第四回戦
《ミラー・メイト》ギルドマスター
対
《WG’s》ギルドマスター
こんな感じだ
でもって、今からシェイドさんの試合が始まる
−−−−闘技場《聖》戦場
二人の人があらわれた。一人は真っ黒な鎌を持った人、もう一人は金髪の長い髪に緑色の軽鎧に身を包んだ人。
真っ黒な鎌を持った人は《ミスティドリーム》ギルドマスターのシェイド。もう一人は《深緑の森》ギルドマスターのカリン・・・彼女は軍刀と小楯を装備している。
「久しぶりに会ったわね、シェイド」
「えぇ、お久しぶりです。今日は正々堂々と闘いましょう」
「あなたが正々堂々って・・・・・・」
カリンはシェイドに否定的な目を向けた
「おや〜、私がそんなことを言ったら変で「変」すね、はい。」
シェイドは変ですかと言おうとしたが途中に答えられ肯定的な言葉になった。
「あっ、そろそろ始まるわね」
カウントがはいった
始まった
直後にシェイドが加速してカリンに向かって行った。
瞬間的にカリンの目の前、シェイドが大鎌を振るう。カリンはそれを腕に装備している楯で防ぐが・・・破壊された。
すかさずカリンはサーベルの水平斬りでシェイドに斬り掛かったがシェイドはバックステップで躱しさらに下がり距離をおいた。
「こらーシェイドーいきなり武器破壊はないでしょ!いくら魔武器じゃないからってこれだって結構いいものなんだから!」
「試合中にそんなこと言ってちゃだめですよ〜。試合に集中してないからそうなるんですよ〜」
またシェイドはカリンに向かって加速した
「同じ攻撃は通じないわ・・・・よ!」
よ!のところでアーツ《ストレンジ》−前方に16回の突き−を放った
真っ直ぐ向かってきたシェイドに命中・・・・だがシェイドは霧散した
《空蝉》!
カリンはこれを読んでいた。すかさず背後に向かってサーベルを水平斬り
カキン
背後にいた振り下ろされたシェイドの鎌をサーベルで弾いた・・・・が鎌だけ残してシェイドは霧散した・・・・これも《空蝉》
シェイドは・・・・また背後にいた
《三拳》−右腕による三回攻撃−で背後から殴った。
カリンはその殴られた感触でシェイドがどこにいるのかわかったが・・・・・時すでに遅し・・・・シェイドのコンボが始まった
《三拳》の次に《月蹴》−孤を描くように蹴り上げ−カリンを空中へ跳ばす、とばした後も追撃、シェイドは空中に跳躍し《亀裂蹴》横一文字に蹴り、そこから発生する鎌鼬で襲う・・・・当たる・・・・楯が無くなった今カリンは防御系スキルが少ない・・・・シェイドとカリンは地面に着地、直後にシェイドはさらに追撃、《戦烈虎咆砲》青い気弾を放った。
カリンにも攻撃する隙があった
「調子に乗るな!」
サーベルが風を纏い、シェイドの方に向ける
「《ウインドバースト》、ディスチャージ!」
軍刀から竜巻を飛ばした
竜巻と気弾がぶつかる・・・・・・拮抗はせず爆発
爆風、砂煙が舞う
ここでカリンは思ったこの状況はシェイドが奇襲してくるだろうと・・・・こう考えていると
「《詠唱破棄》《ダークニードル》」
「《詠唱破棄》《ソニックケージ》」
突如として聞こえた声に反応し飛んできた黒い針を自分の周りに出現させた竜巻により吹き飛ばした。
《ソニックケージ》により砂煙が吹き飛んだ・・・・・がカリンにはシェイドが見当たらなかった
前にいない・・・となるとすぐに後ろを向く・・・・がいない・・・・残りは上!
上を向く、上からの攻撃に軍刀を構えるが・・・・いない
シェイドは・・・・・・影の中にいた、誰の?、カリンの
カリンの足首を手で掴み
「《フィートフリーズ》」掴まれた所から凍りつき太ももからしたがまったく動かなくなった
カリンは声が聞こえたところで反応したが咄嗟に行動はできなかった
「・・・・はぁ〜、なんであんたはいつもこうわけのわからない闘い出来るわけ?あれ《空蝉》のように見えたけど《空蝉》じゃないし。しかも、《上位格闘術》なんていつの間に習得してたのよ」
「はははっ、誉めたって何もでませんよ・・・・・おっと失礼誉めてませんねすいません・・・・・ところで降参してくれますか?いや〜私も旧友をボコボコにするのは気が引け・・・・・・え?私にも良心ぐらいありますよ?」
シェイドに抜かりはなかった・・・足が固定されているのもそうだが鎌をもつ手はいつでも攻撃出来るようにしていてさらに足の氷には魔法禁止系の効果もあるようでまったく勝てる気がカリンはしなかった
「・・・・あ〜もう、負けを認めるわよ・・・・・正々堂々?砂煙から攻撃するわ、常に背後から攻撃しようとするわ。どこに正々堂々があった!?・・・・・あっ、シェイド先にこれを解いてから、待ちなさい動けないじゃない。こら〜〜〜無視するな〜〜!」
足の氷がある程度溶けるまで放置されたカリンだった
−−−−闘技場《聖》観客席−−トール視点
・・・・・シェイドさんに勝てる人いるのか?今回の試合を見て思うのは・・・いや、シェイドのあらゆる試合を見てどこか底が見えない強さを感じる。今回の闘いもそうだ意表のつきかたが読めない
「シェイドさん勝ったな」
「・・・・トール、シェイドさんってなんだろうね?」
「それは考えちゃだめだ」
とりあえず第一回戦が終わった
第一回戦
《ミスティドリーム》ギルドマスター勝利
次回予告
トー「はい、今日はゲストに《深緑の森》ギルドマスターのカリンさんに来てもらいました」
カリン(※以下カリ)「はじめまして」
トー「シェイドさんとは旧友だと聞きますが」
カリ「ええ、シェイドとは初期の頃から一緒にPTを組んでいたわ」
トー「そうなんですか・・・・・・ちなみにシェイドさんって昔からあんな奇人だったんですか?」
カリ「そうね、まったく性格は変わってないわね」
シェ「あなたもじゃないですか」
トー「また突然あらわれたよ」
カリ「あら、シェイド初めからいたらいいのに」
シェ「え、いいのですか?あなたの秘密大暴露しま・・・・・・・とりあえずその軍刀は下ろしてもらえますか?」
カリ「やっぱ、うん。いなくていいわ」
シェ「ひどいですね。別にあなたの片想いの相手が誰とかその人にまだ告白すらできてないとか・・・・はっはっは、逃げろ」
カリ「ふふふ、やっぱシェイドだわ。いつかケリをつけようと思って、あ、逃げるな」
トー「・・・・・あれ?途中から俺の存在がなかったような。ていうか皆フリーダムすぎなんだよ・・・・・はぁ、それではまたの次回予告で・・・・・・俺って本当に主人公なのか?」