story24 第一回戦
どうも、ジャッロです。
過去の過ちを消去しておこうと思います・・・・
さてさて、大会編ではいろいろキャラが出てきて、トールは?ということになりますが大会編が終わったら活躍・・・すると思います。
−−−−ベクト視点
俺達は闘技場内に入った。歓声が上がった
反対側でショウが入って来たこちらには
「アニキーー」やら「ボスーー」やら「お頭ーー」などの声が聞こえた
ショウの特徴は黒髪短髪、黒眼着てるものはシャツとジーパンそして右目の方に眼帯
「お〜う、ボウズ〜久しぶり〜」
「あんた、慧眼は使わねーのか?」
「あほか、お前らはパーティー全員がユニーク持ちとかふざけたチームじゃね〜か。全力を出させてもらうぜ」
といってショウは眼帯を外した。右目には謎の紋章があった
そして右目が開眼したとき試合が始まった。
スキルがばれたからといってもアーツを見切れるわけじゃない
「コンビネーションF3だ」
といって、俺は《瞬動》を使い二倍速でショウに近づく
「はっ!!!!!」
ショウが大声でいった。《歌》スキルのアーツ《ビッグボイス》一定音量を越えたら吹っ飛ばす衝撃波がショウの周りから発生する。
もちろん俺は吹き飛ばされるが
「たぁぁぁぁぁ!」
俺の後ろから来ていたホリィが《魔弾》を放ったがこれは躱された・・・がこれもまだ許容範囲
頭上からのガーちゃんによる攻撃、突進系モンスターアーツ《ファイアーバード》また躱される
まだ、連携は続いているシエルの《幻散雨》矢を上に放ち万の矢を降らすアーツ・・・・当たらない・・・・一発も当たらなかった
ここまで四連携までしたが攻撃が当たらない
だいたいギルドマスターはこんなぐあいの連中ばかりだ・・・この人もそんなうちの一人
「おいおい、それでおわりか?へぼいぜ〜おい。来ないならこっちからいくぜ〜」
ショウが突撃した狙いは・・・・
「やっぱ、俺かよ」
ベクトだ
「わりぃな。あんま女子供をなぶるのは気が引けるからな」
二人は一対一で闘い始めた
ショウの《三連槍》三連続の突きを放ってきた。
ベクトはこれを二本の剣で弾いて躱した
だが攻撃はまだやんでいないそのまま《旋風》を使い二本の剣を右側に弾かれた
ショウはなぜかバックステップをして距離をおいた武器を弾かれた今の俺は隙だらけなのに・・・・
ドン!ドドドドン!ヒュンヒュン!
意味がわかった・・・ホリィやシエルの攻撃がこっちに飛んできたからだ
何万の矢と炎球が飛んできた・・・・コンビネーションA3・・・多量の攻撃の雨の中目標を駆逐する戦闘方法・・・俺は敏捷パラメータを上げることができるので簡単に躱すことができ、雨の中でも闘える!
距離をおいたショウに《スキュラー》で距離をちぢめ突き攻撃を放つ
躱される・・・現在進行形で攻撃の雨も躱している・・・決して俺のように敏捷が高いわけでもないのに躱している・・・・・・いや、見切っている節さえあるなぜなら頭上から降ってくるものを見上げずに躱している
・・・すべてはあの眼に鍵がありそうだが・・・・《ライトニング・バッシュ》いやいや強さの次元がシェイドレベルなのだからそんなもん通用するはずがない・・・とりあえず攻撃の手を止めないことにした
・・・隙をつくる!
手始めに《三瞬斬》・・・槍で防がれる・・・次に《分影剣》ショウの背後二方向と目の前の俺の斬撃・・・《旋風》で背後二体と目の前の俺が吹き飛ばされる・・・《ライトニング・ソード》光の剣を三本対象に放つ魔法・・・槍で三本とも消滅された
まったく攻撃が当たらない行動のすべての意図が見えているとしか考えられない
今だショウのライフは九割対して俺は五割後衛にまわっている三人は無傷だが俺が死んだら簡単に崩れるだろう
・・・・・しかたがない・・・・・こんなところで出したくはなかったが切り札をだそう−−−大技三連続!
こいつを使うとAPの七割が減る・・・もし倒せなかったら俺は戦力外だが、かまわん!
親指と中指を立てて手を上げたこれが俺の切り札を切る合図
矢と炎弾の雨がやんだ
「お?なんだ?サレンダーか?」
神剣を向けて「今から俺の究極でショウ・・・あんたを倒す」
−−−−ショウ視点
「今から俺の究極でショウ・・・あんたを倒す」
は?おいおい・・・俺だってな〜ギリギリ何だぜ?なんだよ究極って・・・ぜって・・・・
意味がわからない読者に俺のスキル《慧眼》について少し教えてやろう
俺の《慧眼》スキルには相手の情報を読み取るアーツが多くある。まず《技瞳》まぁ相手のセットしたスキルを見ることができるのはこのアーツのおかげだ。次にこいつの派生で《連索》、《技瞳》で見えたスキルのアーツを見れるんだが・・・こいつがな〜どういった規準で見える見えないが決まるかわからね〜んだわ・・・まぁ見えるアーツと見えないアーツがあるんだわ。ちなみにそこの四人・・・ベクトには《神速剣》に四つアーツがわからんのあるし、ホリィには《魔神》に二つ、シエルも《虚構》に二つ、ライカには《調和》に三つ・・・こいつらには隠し玉がまだまだある・・・・今まで躱せていたのは《軌瞳》を使ってあいつらの攻撃の軌道を把握できたからだ・・・これダジャレだよな・・・とまぁ俺だって把握できないこともあるわけで
ぜってー俺が把握していないアーツを出すに決まってやがる
俺にもとっておきの切り札が三枚あるが・・・しゃーない一枚ぐらいなら見せるか・・・
−−−−ベクト視点
「おう、そうか。だったら俺もとっておきを見せてやるぜ」
槍を構えて言われた
俺も剣を構えた
・・・・・いくぜ!
ベクトは消えた・・・のではなく早過ぎて見えなくなった大技三連続においての第一段階《神速》・・・《瞬動》の強化版敏捷パラメータ三倍・・・何よりもベクトの闘いは速度を基調している・・・誰にも追えない速さで勝負する
だがベクトにはショウが俺を見えているように思えた
まずはこの《神速》状態での斬撃の雨
ガキン!カン!カン!
ことごとく槍でガードされるどうやらただ速いだけでは倒せそうになかった
ショウの前方に立った・・・・・第二段階・・・《瞬き》ただの居合切り・・・敏捷パラメータが二倍になる・・・そして単発で1番物理攻撃力が高い技
剣を鞘に戻し居合の構え・・・・・・抜く!
真正面から居合の一撃・・・狙いは槍
ショウはやはり見えているらしく槍でガードしようとしていた
ガキィィィン!
ガードを越えるダメージを与える・・・ショウのライフが一割減る・・・嫌な顔をしていた
が、まだ第二段階は終わっていないなぜなら剣は二本あるのだから・・・抜いてない二本目の至近距離《瞬き》当てにいかず槍狙いショウも槍でガードするしかなさそうで槍でガードした・・・一割をまた削る
そして、攻撃は続く最終段階《瞬影連閃斬》最後の締めはこれだ《瞬き》からそのまま二刀による96連撃
・・・・がよかったのは30連撃までだった・・・・
ドン!
吹き飛ばされた・・・何でかはよくわからない・・・俺のライフは尽きていた・・・気が遠のいていった
−−−−シエル視点
あ〜あ、調子に乗ってあんなに接近するから・・・でも今のは何が起きたかはっきりわからなかったわね・・・・
−−−−ホリィ視点
ざまぁみろ一人でカッコつけるからいつもいいところで負けるんだ・・・・・といっても今の五割も削ったのはなんだろう?
−−−−ライカ視点
・・・結果見えてたよね?なんか皆冷静だし・・・やっぱりシェイドさん以外の男には微塵も興味ないのかなぁ?
ってこんなこと考えてる場合じゃなかった!ベクトさんがやられたから司令塔は私になるじゃん
「ホリィさん今のうちに《魔神弾》溜めて、リンリン、ガーちゃんいって。シエルさんリンリンの援護とホリィさんの防衛」
とりあえず指示をだして私は笛を取り出した。
戦闘はリンリン達に任せている私は《笛》スキルによる補助系アーツを上げている
♪〜〜♪〜〜
主に皆の補助リンリン、ガーちゃんの攻撃力や敏捷を上げる
−−−−ショウ視点
・・・・はぁ〜、やっと一人倒せたよ・・・・ベクト〜お前死んでもなんかすっげーな飽きれ顔しかねーんだが「ホリィさん今のうちに《魔神弾》溜めて、リンリン、ガーちゃんいって。シエルさんリンリンの援護とホリィさんの防衛」なんか対応はえ〜し、《魔神弾》ってアーツ見えないアーツの一つだし・・・・・《魔眼》ばれてなさそうなのにこれ以上つかったらネタバレしそうだしな〜・・・・・・でも第四位のギルマスが第五位に負けるのはしたくねぇな・・・・しゃーないネタバレ覚悟で行くか・・・・まずは・・・・・
−−−−シエル視点
さすがライカちゃん一人一人にちゃんと指示だしてくれるあたりがどっかの誰かさんと違うわ
シエルは詠唱していた
「・・・貫くは炎の槍《フレアーランス・改》」
三本の火の槍がショウ目掛けて飛ぶ・・・躱される
これは囮で真の狙いは死角からのガーちゃんの《ファイアーバード》
ショウの背後上空からの突進攻撃・・・しかし、横にステップして躱される
・・・・・どうもわからない誰だって《慧眼》というのだから眼に関係しているのだろうけど死角ですら見通しているように思える
「ガーちゃん!」ライカの叫び声
ガーちゃんに何があったのだろうか?ガーちゃんを見ると・・・・ライフが五割近く削られている・・・・攻撃は受けていないはずなのに・・・
「ホリィ!後どれくらい《魔神弾》撃てるまでかかる!」
「あと3分だから何とかして!」
3分・・・・短いようで長い時間・・・
この声を聞いたのかショウはホリィの方に走りはじめた
「リンリン、アーツ《ライデント・フォース》」
リンリンの体から電気が帯びてバチバチいっている・・・・その状態でショウに突進した
が、リンリンもベクトと同じように吹き飛ばされた・・・ライフも五割ぐらい削れている
なぜ?と考えている時間がなかったショウはどんどんホリィに近づいていく
「シエルさん!」
すぐ後ろにいたライカちゃんに叫ばれた・・・・ライカちゃんの方を見ると『あのアーツをだすよ』というのが見てわかった。
私は首を横に振った
「でもホリィさ「私が『あれ』を使うから」」
私のカードを切ることにした
−−−−ショウ視点
・・・ったく、まだ未知数の能力隠し持ってるからな〜今から起きる《魔神弾》とやらはなんとしても食い止めんとな〜・・・・お?弓使いの嬢ちゃんが接近戦か?・・・・どうやらまだ俺の《魔眼》に気づいてね〜よ〜だな・・・・蹴散らしてくぜ!
−−−−シエル視点
ショウの笑う顔が見えた・・・・・うざい・・・だが今からあの顔が変わるところが見えると思うとぞくぞくしてきた
弓はもういらない・・・・・・《虚構》スキル・・・アーツ《フェノメノン》・・・私を中心に魔法陣が広がっていく・・・
魔法陣は半径20メーターまで広がった
・・・この範囲内では対象の重力支配ができる・・・今は常にかなりのGを与え続けているそして、私はかなり軽くなっているすぐにショウを魔法陣に入れた・・・これでショウははいつくばるはずだった
ショウは魔法陣内で普通に立っていた
ショウが喋りながらこっちに近づいてきた
「不思議そうだな?お前のそれは絶対領域系の重力操作系だろ?知ってるか?絶対領域に対する対抗手段それはな・・・」
ショウは槍を構えた。体が動かない
「対象の絶対領域よりも上位の領域で塗り潰せばいいんだぜっ」
槍の一撃でライフは尽きた
ショウの能力を理解したがもう手遅れだった。負けて転移されて伝える術がなくなった
がんばれ、ライカちゃん。とだけ願った
−−−−ホリィ視点
やばいじゃん。シエルの重力支配突破しちゃったよ。あとちょっとなのに・・・って、あれ?準備オッケーじゃない?3分たってるじゃん
「オッケー!ライカちゃん上空に避難してね」
−−−−ショウ視点
「オッケー!ライカちゃん上空に避難してね」
・・・・・あっ、ミスった3分しかねーんだった・・・・・これ以上カード切ったらぜって〜シェイドとかイークに勝てね〜だろうな・・・どんなアーツなんだろうな〜(あきらめてます)
−−−−ライカ視点−−上空
「シエルとついでにベクトのかたき。いっくよ〜」ホリィさんの声
《魔神弾》はね、なんていうかもう、イジメ?な技です。溜めが必要何ですけどね。
ホリィの上げた手の上に10個の巨大な炎球が突然でてきた
でね、ホリィさんはこの巨大な炎球を好きなように操作できてね10個の球で相手を囲み・・・
ホリィの手の上にあった球はショウを囲み逃げ道がなくなった
ジリジリと近づけてライフを徐々にに削って・・・
「熱っ、おいこらっわざとやってんだろ」ショウの声
ライフが少しずつ減る
で、最後にライフをギリギリのところまで減らしたらジュッと
「うおおおぉぉぉぉ!!!」とショウの声
「「「アニキーーー」」」と観客席で《俺の道》のギルメン達は叫んだ
こうして一回戦はなんとか突破した
−−−−観客席−−トール視点
「なぁ、俺達って出番ここでちょくちょく会話するだけか?」
「そうだろうね・・・僕はもう慣れたよ・・・・」
男二人も何かに負けていた
第一回戦勝者
《神》−《ミスティ ドリーム》PT
《覇》−《深緑の森》ギルドマスター
次回予告
トー「トールの新キャラ紹介コーナー・・・・本編であまり役がないからこっちにまわされました・・・なぜだ!」
ショウ(※以下ショ)「お〜う、気にすんなぼ〜ず〜」
トー「はい、この人は第四ギルド《俺の道》ギルドマスターのショウさんです」
ショ「よろしく〜」
トー「では、ショウさん。あなたのギルドでは主にどんな活動をしているんですか?」
ショ「俺のギルドは情報を取り扱っている。・・・探偵や報道なんかをやっている」
トー「へぇ、そうなんですか。では次に身長、体重、血液型を教えてもらえますか?」
ショ「身長168センチ体重54キロ血液型はB」
トー「・・・ちょっと待ってください・・・・それって俺の個人情報・・・まさか」
ショ「そのまさかだ。とあるツテよりお前の情報をもってるぜ!そして、俺の情報は誰にもやらん!」
トー「え・・・と、だいたい180センチぐらいで体重は・・・」
ショ「俺の情報はやらんと言っているだろうが・・・《三連槍》」
トー「く・・・そ・・・・なんで俺がこんなめ・・・」