story18 シェイドについて
どうも、ジャッロです。
毎回前書きにあらわれますがでないと私の存在が忘れられそうで・・・・そうシルクやジンのように・・・・
「シェイド、来たよ」
扉を開けた所に立っていたのは紅髪ツインテール紅目炎のような紅ではなく血のような紅、身長は俺の首ぐらいの少女・・・・・面識は俺にはない
「おやおやホリィさんじゃないですか。早かったですね」
「よっホリィ久「ねぇねぇ、シェイド」俺はスルーかよ」
二人が話し込んだのでベクトさんにホリィさんについて聞いた
「ベクトさん、あの人ってうちの副ギルなんですよね」
「おう、そうだ。うちのギルドの副ギルで《魔神》スキルを持っていてSFC・・・シェイドファンクラブの会長だ」
へ〜そうなんだ・・・ってなんだSFCって
「ベクトさんSFCってなんですか・・・」
「なんども言わせんなって・・・そういやお前あんまシェイドの事しらねーのか。しかたね〜シェイドはな・・・」
とりあえずベクトさんからのシェイドさん情報をまとめると
1、かなり、モテている。ファンクラブがある
2、強すぎる
3、レベル123
4、謎が多い
まぁ1、2、3はよしとしたくはないがしよう・・・・4はベクトさんで謎ってたまにシェイドさんがわからん
「とまぁ、そんな感じだな・・・・あとなホリィは見ての通りシェイド以外興味ももたないから下手なことしてみろ・・・・・死ぬぜ」
そうそう霧夢の中の女性の三分の一はSFCだそうだ。さらに余談だが黒ローブでフードを顔を隠すように被っているのは顔を見られたら《死霊使い》としても霧夢のギルドマスターとしても有名すぎるので騒ぎになるからだとか・・・・・なんだろうこの人凄い人なのに全然尊敬できないな
ベクトさんとシェイドさんについて喋っていたら
「トール君、今から模擬戦をしませんか?」
「いや、シェイド。お前とやったらあんま模擬戦にはならねーだろ」
「いえいえ私がやるのではなくホリィさんがやるんですよ」
「ちょっと待って下さい。なぜ俺が模擬戦を・・・」
「ええ、そうですね。理由としましては君のスキルと武器と今の実力の把握ですかね・・・・・確かに強さに差がありますね・・・・ではタッグ戦にしましょう私とトール君、ベクトとホリィのタッグで・・・え、なんですか・・・いやこうしないと実力差が開きますし・・・」
ホリィさんをシェイドさんが説得し始めた時ベクトさんが話しかけてきた
「あ〜、そういやもう一つ言ってなかったことがあった。実はな・・・」
え〜っと、これは言ってもいいのか・・・いいか。なんと、ホリィさんは一度シェイドさんに告白したそうです・・・で、シェイドさんはふったらしい・・・ここが曖昧なのはベクトさんは直接現場を見たわけじゃないが泣きながら戻ってきたホリィさんの言葉が『いつかぜったい振り向かせてやる』だそうです
「とまぁ、昔はそれなりに修羅場ってたんだがそのあとすぐにできたのがSFCってわけだ」
と言われても反応に困る俺は無言でいると
「おっと、そんな深く考えんな。そんな話があったぐらいにしとけ」
確かに俺が悩んだからどうだって話だな・・・と思っていたらどうやら説得が終わったらしい
「ではでは闘技場へ行きましょうか」
それはいいんですがなんかホリィさんがこっちに殺気全開で睨まれているような・・・・・さっき聞いた話だったらそうなるよな
−−−−ギルドホーム内闘技場
あ〜補足しとくと俺のスキルや魔武器は知られたらいけないので闘技場に侵入不可になっているので副ギル以上の権限がないと入れなくなっている
「では、まずスキルアーツに何があるか確認しましょう・・・もちろん武器は魔武器で」
俺は《蒼狼》にあるアーツを確認した・・・
「一つ質問いいですか」
「なんでしょう」
「ユニークスキルってアーツ初めから三つあるんですか?」
普通どんなスキルでも初期にあるアーツはレベル1のアーツ一つだ・・・このスキルには三つある
「ええ、そうですよ。ちなみに私は四つありました」
とりあえず、考えるのを放棄した・・・ユニークスキルは規格外・・・常識が通用しそうになさそうだ
「ええと・・・とりあえず三つありましたが一つずつ使ってみます」
「じゃあ、俺に使ってみろ」
「いきます」と言って俺はまず《狼波》を使った。
型は《両手大剣》の《ソニックエッジ》と変わらなかった・・・剣を振るう蒼い衝撃波が飛び出した・・・ここまではただのソニックエッジだったが途中から衝撃波が狼?の形になった
「うおっと・・・って追尾機能があるのか」そんなことをいいながら躱して衝撃波を斬撃で消し飛ばした
次に接近技だったのでベクトさんにはガードしていてもらうことに・・・
また、声を掛けてからアーツを使った《狼牙尖旋》・・・剣に蒼いライトエフェクトがついて流れるように四連撃を繰り出した
最後の一つは召喚アーツだった。召喚するのは至って簡単「サモン→アーツ名」で召喚できる
「サモン、チャイルドウルフ」この掛け声により目の前に小さな魔法陣が出現し白い子供の狼が顕れた。
キャウッという声とともに子狼は擦り寄ってくる・・・すげぇかわいい
ついでにいろいろ命令してみた「おて・・・おかわり・・・ふせ・・・シェイドさんに噛み付け・・・おぉ〜」完全にいうことを聞いてくれるこれはいいな
「ちょっと、トール君私何もしてませんよね」
「俺は何もしてませんよ。その子が勝手にしただけです」
とまぁ、アーツについては確認が終わったのだが魔武器である蒼剣はただのちょっと強い剣でしかなかった
ベクトさん達いわく武器に経験値ためることで武器が強くなったり特殊効果がつくそうな、とりあえず今は保留だ
「ではいろいろと確認も終わりましたしそろそろ模擬戦をしましょうか」
二人組に分かれた
次回予告
ベク「それでは、第二回SSC会議を始める・・・・何かメンバー減ってねーか」
トー「えっと・・・みんな用事があるからって来ませんでした」
ベク「そうか・・・俺達二人だけか?」
トー「はい」
シェ「バンッ!」
ベク&トー「「わっ!!」」
シェ「やーお久しぶりです。次回予告にシェイドが帰ってきましたよ」
ベク「なぜここがわかった・・・・まさかメンバーがいないのは」
シェ「ええ、私です。ちなみに第一回の会議には私もいましたよ」
ベク「なに!?」
to be continue