story17 魔武器
どうも、ジャッロです。
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−−−−ギルドホーム内
そして、俺は難無くギルドに戻れた。
まず、ホームにシルクやハンクがいないか探した・・・・・見当たらない。
どうしようか、と悩んでいたら
「おやおや、どうかしましたかトール君」
「うおっ」
背後からいきなりしゃべりかけられた。そんなことをやるのはここのマスターのシェイドさん。俺は突然のことにびっくりした
「うおっ、とは酷いですね。せっかく困っていそうだから話しかけたのですが」
「すいません・・・・・・」
いや、ちょうどいいのではないだろうか。シェイドさんならわからないことがなさそうだし
「あ〜、シェイドさん少し聞きたいことがあるんですけど・・・・」
「ふむ・・・・」
俺はシェイドさんに一連の出来事を話した。
「・・・・で、これってなんでしょうか?」
手に入れた蒼剣を見せた
「多分、これ魔武器ですね。それと君が手に入れたスキルはユニークスキルだと思いますよ」
蒼剣は魔武器で《蒼狼》はユニークスキルだったのか・・・・・・
「・・・魔武器ってあれですか。この世界に一つしかないっていう感じの・・・」
「ええ、そうです・・・・まずトール君、君が行った祭壇でその剣を手に入れることがそのスキルの発現条件でしょう」
まぁ、そうだろうなと思った。
「・・・・こちらに来なさい。今ユニークスキル持ちが皆さんに知れたら一騒ぎになるので・・・・支部長部屋で話しましょう」
俺はついていった・・・いくら俺でもわかることはある・・・・・ユニークスキルや魔武器のようなレアなものは誰だって知りたがる・・・
−−−−支部長部屋
「おや、ベクト。いたのですか」
「むしろお前がいるほうが驚きなんだが・・・ん?あ〜っと・・・トールか」
「どうも、ベクトさん」
「ちょうどよかったベクトにもいて欲しかったんですよ」
「なにがだ?・・・またやっかいごとじゃないだろうな?」
「・・・・トール君がユニークスキル持ちになりました魔武器もちゃんと持ってます」
「あれ、だして」とシェイドさんに言われたので蒼剣を物質化させた。
ベクトさんが近づいてきて蒼剣をじっくり見て
「確かにこの蒼色の大剣は今までに見たことがねぇな」
ベクトさんは定位置らしい椅子に座った。俺やシェイドさんも椅子に座った
まず、始めにベクトさんが口を開いた。
「つ〜ことはだ、当分トールを守る存在をつくったり、そのスキルについて調べたりしなければならないのか」
「そうですね、二日後に大会があるじゃないですかその日になったらシエルさん達も集まります。なのでその際に今後のトール君の処遇について決めたいと思います・・・・いいですか?」
俺は頷いて肯定したが聞きたいことがでてきたので聞いてみた
「やっぱりこういうのって噂になったりするんですかね」
シェイドとベクトは顔を見合わせて苦い顔をしたベクトさんが
「いや、すげえぞ実際。俺の時なんかホーム選択した家の前に人がうじゃうじゃいたぜ・・・・・つ〜かあれはトラウマになる」
続いてシェイド
「私の場合は赤プレイヤーに幾度となく襲われましたね。いやですね〜魔武器欲しさで狙ってくるのは」
「そういやトール。お前の剣名前は何て言うんだ?」
「《蒼剣ウルブソウル》です。ベクトさん達の魔武器ってなんですか?」
「俺か?俺のは《神剣レム=ルーン》と《速剣ヴァル=ギオン》だ。そんで・・・・」
ベクトがシェイドの方に顔を向けた。
「私のは・・・」
ドン!という効果音があいそうなぐらい力強く扉が開いた
俺はドアの方を見た。
そこには一人の女性が立っていた。
「シェイド、来たよ」
次回予告
トー「・・・トールです・・・合言葉は陰の謎・・・」
ベク「よくきた・・・まぁ座ってくれ」
シル「では、始めたいと思います。・・・前回の次回予告が普通だった件について・・・ジンさんお願いします」
ジン「こちらで調べた結果・・・・何かをしていることが判明しました・・・何かは依然わかりませんがそれに忙しくて次回予告に手がまわらなかったようです」
シル「ありがとうございます。ハンクさんも何かあったそうですね」
ハンク(※以下ハン)「あぁ、あれは俺がバナナの皮でこけた時だった・・・普段のシェイドさんなら罠を一つで終わらせるはずがないのにバナナの皮だけだった!」
ベク「なんだと!シェイドがバナナの皮一つしかできない理由はなんなんだ」
シル「皆さん、一度落ち着きましょう・・・最後にトールがシェイドさんの動向を探っていたはずですね」
トー「えーっと・・・ありえない事実が発覚しました・・・昨日18時39分三箇所でシェイドさんを確認・・・どれもシェイドさん本人と面識のある人の証言です」
ベク「待て、その時間は俺といたはず・・・」
トー「実は違う場所でシルク、ジンさんも会っていました・・・」
全員「・・・・・・」
ベク「・・・・わからないことが増えたが引き続き我らSSC(シェイド究明委員会)はシェイドの調査を行う!」
全員(ベク以外)「「「イエッサー」」」
ベク「じゃあ、以上で解散だ」
シェ「・・・・・・面白いことをやっていますね」