story16 謎の祭壇
どうも、ジャッロです。
アクセス数が増えてニヤニヤしてしまう今日この頃
次回更新が諸事情により執筆速度が遅くなるかもしれません。
・・・・前回にも似たようなことを書いたような気がしますができるかぎり頑張ります。
俺は再度森の中を走った・・・いや走り回った。
なるべく多くの狼を集めるために白狼がいる場所へわざと行きおびき寄せる
そう、さっきと同じ要領で《ソニックエッジ》で一方的に倒すため
俺はこういう闘い方のパターンを見つけるのが得意らしい。そして、それを見つけることが好きである。最終的に効率ばかり考えてしまうことが欠点たが・・・・
そんなことを考えながらまた一つの群れを倒した
それからどうだろう昼頃について6時間ぐらい経っただろうか周りは森のせいか暗い。
最後に自分のレベルを確認したときに達成感があった。俺のレベルは16になっていた。
そして、俺は初日のレベル上げを終えギルドへ向かった
−−−−ギルドホーム内
「よっ、シルク」
「トールか、ハンクさんから聞いたよ。どうだった」
「すげえ順調、一気に5レベ上がった」
「え、ほんと」と疑われたので俺のステータスを見せると同時に今日やっていたことを言った
「あ〜そうか、君は攻撃力があるからそんなことができるのか。考えもつかなかったよそんな方法」
「そういうシルクはどうだったよ」
シルクの先約は他の人とパーティーを組んで行くということだったが
「酷かったよ。何故か僕が行った時には・・・・・」
と成果や愚痴などを語り合って今日が終わった
−−−−五日後
結局俺はあのやり方が1番効率がいいと思い五日間同じ方法でレベル上げをしていた。いや、真ん中の方のレベル帯だとだんだん経験値がものたりなくなってきたので、奥へ行った。
奥にいたのは相変わらずの白狼ではなく、白と銀の強さの間のグレイウルフ灰狼がいた。だがスピードが少し上がったのと防御力が高くなったので始めは苦戦したがなんども闘うにつれて攻略していった。
今の俺のレベルは19になった。そうそう、あと《両手大剣》の熟練度496(上限1000)と上がり、新しいアーツも7つ増えた。
そんな大会が催される2日前だ
−−−−《狼の森》奥地
「ラスト1」
俺はレベル15の灰狼と戦闘をおこなっていた。こいつを倒せば《両手大剣》スキルの熟練度が500になりレベルも20となる。
俺は、始めに突進系アーツ《スラッシュ》を使い敏捷パラメータの上昇とともに突き攻撃をした。
灰狼は左の方にこれを躱したが俺はそれを読んでいた。
即座に左へ向き《ソニックエッジ》の強化版《ソニックエッジ・散》を放った。
赤色の衝撃波が灰狼へ向かった。途中で刃のような衝撃波が六つの刃に分裂した。灰狼に六つの刃が襲った
灰狼に五発命中させている中俺はさらなる追撃をおこなう
《両手大剣》スキルはとにかく大ダメージ技が多い。灰狼ぐらいだとアーツを二つほど当てれば消せるぐらいに・・・・
アーツ《フレムレイド》・・・斬撃と爆発の剣撃・・・を使い灰狼に当てた。
爆発音が森に響きながら狼は消滅していった。
「よし」と言って倒したことを再確認して自分のステータスを確認した。
レベル20《両手大剣》スキル熟練度503・・・とうとう目標が達成できつい「よっしゃ」とガッツポーズしてしまった。
だがこれだけで終わらなかった・・・・帰り道で事件は起こった
俺は、目標達成できたことに喜びながら道を戻っていたが一向に森をでない。
おかしいと思った俺はマップを開いた
「うおっ、なんだ」
マップの画面は真っ黒になっていた。バグか?と思いログアウトしようとしたが・・・
ログアウトが使えない・・・・いや、正確には敵から攻撃を受け続けている常態と同じ扱いになっている。
ログアウトできるのは戦闘常態以外の時、敵から攻撃をくらえばその後30秒待たなければログアウトできない。
とりあえずわけがわからないがもしかしたら歩き続ければ出られるかもしれない、と思い歩みだけは止めなかった
歩いているうちに冷静になったが、今度は謎ばかり増えてきた。
うんうん唸っていたその時前の方に石造りの建造物が見えた。そこへ向かって走った。
−−−−祭壇
石造りの祭壇のようなものだった。
奥の壁に狼の絵らしきものがりその前には蒼い大剣が突き刺さっていた。
蒼い大剣は気になったがまずは壁画を見た。大量の狼とそこにある蒼い大剣を持った人
見た感じ蒼い大剣を持った人が狼達を操っているように見える。
他に何か変わったものはないか祭壇を調べたが・・・とくに何もなかった。
・・・・この大剣あからさまにあやしいのだが確実に持ったりしたら何かありそうだよな・・・・・
「あ〜もう考えるのも無しだ。どうせこれしかもうないから手に入れてしまえ」
俺はなかばやけくそになって剣を掴んで抜いた。
「・・・・何も起きね・・・・・・時間差かよっ・・・・」
時間差で大剣から眩しく光りだした。
−−−−《狼の森》奥地
ん、という言葉とともに俺は起きた。さっき灰狼を倒した場所だった。
「リアルな夢だったな・・・・・ん」
リアルな夢だと思っていたが右手には蒼い大剣を持っていた。
「あ・・・夢じゃないのか・・・」
ちょっとぼんやりしていたが、冷静になり自分に異常はないかステータスを確認した。
ステータスは・・・異常なしっと装備、装備・・・《蒼剣ウルブソウル》?・・・あぁ、この大剣か・・・武器の説明は・・・・・
『蒼剣ウルブソウル:大剣−蒼狼の魂が宿った蒼剣。この剣を持つものは狼を操る力を持つ』
なんて大層な大剣だ装備上限は・・・《蒼狼》スキル保持・・・そんなスキル俺は持って・・・
そこで、俺はすぐにスキル表を開いた。
・・・・ある。なんだこのスキル・・・
わからないことが増えてきた。大分こちらがわの知識をもったと思ったがわからなかった。
とりあえず、シルク達に相談するべくギルドへ向かった。
次回予告
シェ「はい、始まりました。シェイドの次回予告コーナー」
トー「久しぶりにまともな前フリだな」
シェ「謎の祭壇に迷い込むトール君」
トー「夢でも見てるのかなぁ」
シェ「そして、そこで手に入れた謎の大剣とスキル」
トー「ありえないシェイドさんあんたは本当にシェイドさんなのか」
シェ「次回、魔武器。彼が持ってしまった力は・・・」
トー「ベクトさ〜ん、シェイドさんがおかしいです。まともなことしか言っていません」
シェ「それでは、またの次回予告でさようなら」