story13 実力
どうも、ジャッロです。
最近どんどん文章の質が落ちているような気がしてならない。
・・・・仕切りなおして、今回は文章量を増やしてみました。
今後一話ごとの文章量を増やすことによって更新速度が変わるかもしれません。
気長に待ってもらえるとうれしいです。
一週間後にあるギルド対抗戦。掲示板に書かれた言葉にア然としていた。
『不服のある人は誰でもいいので副ギルを一人倒してから講義へ来て下さい。』
この記述だ。これってシェイドさん的に何を考えているのだろうか
「ほう、こいつぁ・・・・よし、ベクトさんと決闘してくるぜぇ」と、ハンクさん
「ハンクさん。うちのギルドってこんな身内を倒してこいっていうのはよくあるんですか」と、俺は疑問をなげつけた。
シルクも似たことを考えていたのかハンクさんの顔を見ていた。
「滅多にないぞぉ・・・・あ〜そうかトールもシルクも前大会を知らないのだったな〜。だったら俺が教えてやるか
前大会もこれと同じことがあったんだが・・・・あ〜、めんどくせ〜からシェイドさんの意図だけ簡単に言うな。
副ギルは全員ユニークもちだろ〜。今はもう少ないが『強さ』を求める奴は多くいるから、腕試しでそいつらがシェイドさん達に決闘を受けにくるわけだ。
ま〜、そのことごとくを拒否した訳だが、さすがにギルド内でも煮えたぎらないな奴らが多くいたからな、『副ギルを倒してチームに参加したい』を理由にこの期間だけ決闘していい事になってるんだ。
シェイドさんの大きな気まぐれだと思うがな」
長い説明を俺達は聞き、ハンクがベクトさんの方へ行くのを見た。
「ベクトさん、決闘いいですか」
「お、ハンクか。いいぜ受けてたつぜ」
そんな、会話が進んでいてホーム内の人達もいろいろ言いだした。
「ハンクがんばれ〜」「負けんなよ」「ベクトさんなんて倒してしまえ」と、ほぼハンクさんを応援する声しかなかった
「なぁ、シルク。ベクトさんとハンクどっちが勝つと思う」
「ハンクさんが勝ってほしいけど多分ベクトさんが勝つと思うよ」
と、俺達は俺達でこの決闘について話していた。
「みんな、ハンクさんしか応援してないけどそんなにベクトさんは強いのか」
「僕は実物を見たわけじゃないからどうすごいのか知らないけど、ベクトさんの《神速剣》っていうユニークスキルがすごいらしいよ」
そこまで言ってみんなが動き出しので俺達も動き出した。
このギルドホームにはミニ闘技場があり、みんなそこへ向かった。
ミニとは言うが訓練や一対一での戦闘を行うには申し分ない広さである。
みんなが見る中二人が一定距離で立っていた。
上の方にREADYと出てきた。
−−−−始まる。
fightの表記がでて真っ先に動いたのはベクトさんだった。
速い。とにもかくにも速い。シェイドさんやハンクさんも速いがベクトさんのはさらに二段階上をいっていた。
ベクト視点
俺は、シェイドのように『力』の出し惜しみはしないタイプだ。
だから、俺は開始と同時に《神速剣》アーツ《瞬動》を使った。俺の敏捷パラメータは二倍に跳ね上がる。
一気に間合いを詰めた俺はアーツ《分影剣》を使い虚像の分身二体を飛ばした。
だが、ハンクは冷静に《スローランス》、風の刃を剣に纏わせリーチを伸ばして斬撃をおこなう《スラスト》のコンボで《分影剣》の虚像は倒され俺の剣とかちあった。
「やるじゃねーか、ハンク」
「こっちは余裕ないですよ、ベクトさん」
と話して、一旦距離をとった。
次に攻撃を仕掛けたのはハンクだった。
《片手剣》アーツ《ウルブストライク》突進系の攻撃で剣を前に飛び込んできた。
ベクトは考えた《ヴァリアブルアタッカー》を使うハンクの攻撃はどれもが次の攻撃への足掛かりになると、だから次に繋げるとしたらどのアーツを繰り出してくるか。
すぐに、二つ《ウルブストライク》に繋がる技を思い出した。一つは《槍》アーツ《旋風》に繋げるか、もう一つは《斧》アーツ《ストライクスイング》に繋げるか、二つに一つ。
だが、俺はすぐに予測がたった。《旋風》を使うと、《ストライクスイング》は確かに攻撃力が高くていいが技の初速が遅いこれは俺だとかわせるとハンクは分かるはず。だから、当たらない《ストライクスイング》は使わず初速が速い《旋風》を使うことを。
剣を前に飛び込んできたハンクの攻撃をかわして槍に武器が変わっていることを確認した。
そして、流れるような動作で《旋風》の構えにうつろうとしていた。
もともと、読んでいたので《旋風》を止める攻撃をした。
《神速剣》アーツ《三瞬斬》俺の一降りと風の刃二つで三回同時に切り付ける攻撃で無理にでも槍で防がせた。
俺は、このチャンスを逃さなかった。《神速剣》アーツ《瞬影連閃斬》を使った。こいつは、このアーツの攻撃コンボ中だけ敏捷パラメータを四倍にできる
初撃は突き、次は右肩への斬撃、次は槍への斬撃、次は・・・・・・と、計48連続攻撃を浴びせた。
ハンクのライフは残り一割を切っていた。
「よし、終わりだハンク。俺の勝ちだ」
勝ち負けの基準はライフの八割を削った方が勝ち。逆にいえば残りライフが二割を切れば負け
「はぁはぁ、ありがとうございました〜。やっぱり強すぎますよ〜ベクトさん」
トール視点
俺は、最後のシーンに言葉もでなかった。微かにしか斬撃が見えなかったが、あれは間違いなくかなりの連続攻撃。
ハンクとベクトさんが握手して、周りから歓声と拍手が挙がった。
その後、俺とシルクはさっきの決闘について語り合い。大会の予約チケットを購入し宿へいった。
次回予告
シェ「ファイ○ルファン○ジーⅩⅢ最高」
ベク「お前は初っ端から何言っていやがる」
シェ「だって今回story13じゃないですか」
ベク「ああ、そーだなー。てか、お前クリアしたのか」
シェ「そんなことはどうでもいいです」
ベク「お前がふった話だよな」
シェ「はい、今回は名前はあるけど容姿についてあまり語られてない人達の紹介です」
ベク「あ〜、せめてホリィがいればいいんだが・・・・」
シェ「ストップです。ホリィさんやシエルさんの情報はどうせ大会が始まったら紹介があるでしょうから今回はなしという方向で」
ベク「おい、どうせって本人聞いていたら知らねーぜ」
シェ「全力で逃げるので大丈夫です・・・・おっと、話が脱線してますね。ではではまずこちらにいるベクトサン綴りはVECTSUN・・・・」
ベク「嘘つくな。誰がベクトサンだ。さんを棒読みするな、そして名前に加えるな」
シェ「しかたありませんね。彼の名前はベクト、綴りはVECT身長は・・・何センチ?・・・あぁ、そうでした172センチです。黒髪ショートヘアの赤眼ですね」
ベク「お前紹介するなら覚えとけ途中で聞くな。とっ、次は俺が言う番か・・・・トールか、こいつ主人公なのに容姿の説明もなかったのか・・・あ〜、身長は168センチ。青髪黒眼、髪型は・・・説明しずらいな。言わなくていいか?・・・いいのか・・・・以上だ」
シェ「今はこんなものですかね」
ベク「なんか後半てきとーだったが。まぁ、いいか。帰って寝るか」
シェ「それではまたの次回予告で」