story12 副ギルドマスター
どうも、ジャッロです。
前書きに顕れたが何もない事実!
ごゆるりとお読み下さい
ハンクさんの闘い方は芸術の域だった。武器三つを巧に操る様はすごかった。
「よし、いまのでレベルが上がったぜ」
「何レベになったんですか」
「レベル68だ、ちなみにさっきの金狼は58レベだったわ」
どうりで強いわけだ、と俺は思った。
その後、俺達三人はギルドまで戻った。
あぁ、ハンクさんは金狼との戦闘でレベルが上がったので一旦戻る事にしたらしく一緒にギルド戻った
ギルドホーム前
「ねぇ、何か中騒がしくない」と、シルク。「何となくわかりそうだ」と、ハンク。いや、騒ぎの現況一人しかいないだろと、思って口にしようとしたら
「そんなの・・・・」
「と〜〜〜〜〜。おや、ハンク君達お帰りなさい。今、私は忙しいのでさらば」
ビュゥゥン。という効果音がつきそうな速度で街中の人混みの中に消えていった。
それにしても速い。と感心しているともう一人腰に剣を二本吊った人が顕れた。
「くそ、どこ行きやがった。おっ、ハンクかシェイド見なかったか」
「見ましたが追っかけるなら無理ですよぉ」
「ああぁぁぁっ、くっそ、ギルド別の大会打ち合わせがあるといいのに。あ〜〜〜〜」
紹介しようシェイドさんの事を呼び捨てできる人の一人副ギルドマスターのベクトさん。
さらに補足すると副ギルドマスターの方は四つの支部があるギルドホームに必ず一人いるようにしてありベクトさんはここ王都支部にいます。
「お前ら、今戻ったのか。だったら掲示板確認しとけよ。おもしろいイベントがあるぜ」とそんなことを言ってベクトさんはホームに戻っていった。
「ベクトさんでもシェイドさんは捕まえれないんですよね」と、何気なく呟いた。それに
「ん〜、あぁ単純な速さだけだったらシェイドさんに追いつける奴ぁうちのギルドだったらホリィさんとシエルぐらいだぞ〜」とハンクさんが答えた。
ちなみにホリィさんとシエルさんは二人とも霧夢ギルドの副ギルドマスター。面識はないが聞いた話だとどちらも女性プレイヤーでホリィさんはユニークスキル《魔人》を持っていて、シエルさんはユニークスキル《虚構》を持ってるらしい。
霧夢の副ギル全四名はみんなユニーク持ちらしい。
そんな会話をしながらホームに入り掲示板を見に行った。
『第二回ギルド対抗闘技大会』
でかでかと、掲示板を埋め尽くしていた。細かい内容が下に書いてあった
『一週間後に行われる二回目のこの大会。各ギルドから四人一組のチーム一つとギルドマスター一人の二チームでトーナメント形式で行われます。
参加するギルドは前回と同じく第一位から第八位のギルドです。なお四人チームには副ギルの四人に選びました。
不服のある人は誰でもいいので副ギルを一人倒してから講義へ来て下さい。
予約チケットのみ参加ギルドは半額となっています。当日チケットは通常料金ですので注意してください
writing by shade』
これは、また一波乱おきそうな気がした俺だった
次回予告
トー「はい、始まりました。次回予告コーナー」
シル「今回はゲストに霧夢の副ギルでもあるベクトさんに来てもらいました」
ベクト(※以下ベク)「おう、よろしく」
トー「では始めに、Sさんから伝言があります・・・・『やぁ、ベクトめんどくさいから代わりに出といて下さい』だそうです」
ベク「なぁ、そのSさんシェイドだろ」
シル「続きまして、Sさんからの報告です・・・・・『来週の定例会さぼります』だそうです」
ベク「いや、おい出席しろよ。お前はギルドマスターだろ」
トー「次回、シェイドの陰謀。俺達はシェイドさんの手のひらの上に躍らされている」
シル「ベクトさん、僕達はシェイドさんの指示通りに動いていたのです。嵌められましたね」
ベク「くそ、シェイドォォォ〜〜〜〜」
トー「そうしないと次回予告では生きていけない!!」