赤城VSマグナル
「何故だ、貴方は死んだはずだ」※マグナル
「マグナル随分と調子のってるようだな~」
※赤城
マグナルの炎の槍が赤城の胸に当たっている。
「オリャー」赤城はマグナルを殴り飛ばす。
「うぉー、クフッ」マグナルは膝を付き
なんとか堪える。
「貴方今さら何をしに来たんですか?」
※マグナル
何故かニヤリとしながら立ち上がる。
「簡単に言えば後始末だ、魔王軍をまとめてるの
お前だろ、他の奴はあんまり魔王の肩書き
興味なさそうだからな!」
「何です。今さら戻って来たわけで
はないのですか?」
「悪いが興味はない。出来ればそのまま
魔王軍は解体してもらいたかったくらいだ!」
マグナルは少し考える素振りをして、
「では、貴方は魔王に戻らないと?」
「あー、興味はない」
「そうですか、ではほーっておいて下さい。
今貴方が現れると面倒なので!」
「そうだろうな、
殆どは武闘派の奴ら、強さこそ正義の奴らだ、
お前についていく奴らじゃない。どうせ
うまいことまるめこんだんだろ!」
「さーどうでしょう。しかし今貴方に出られては
迷惑です。貴方にはここで死んでもらいます」
「へー俺を殺れるとは、大きく出たもんだ!」
「そうですね!昔の貴方なら手も足も出なかった
でしょうが、今はどうでしょう。
貴方に先程殴られて感じましたが、だいぶ
弱っておられるのでは?昔の貴方なら
さっきの一撃で私は跡形もなく吹き飛んで
いましたが?」
マグナルのオーラが膨れ上がり、見た目は
悪魔といった魔物に変身していた。
「そうだな、まだ身体が馴染まなくって
力がうまく出せないところだ!」
「死の淵へ手招け、残虐の風
『デスストーム』 ………!?」
「い、居ない!?どこだー」
「後ろだアホ」
マグナルは即座に後ろを向くが!
その瞬間頭に衝撃が奔る。
「アターーー」
赤城はマグナルに拳骨を叩き込んだ。
「お、おのれー あだプー」
今度は平手打ちをかます。
「くっ、おのれー あだプー あだプー あだプー」
平手打ちの連打で喋らせない。
「ハーハーハー」
マグナルは肩を大きく動かし呼吸する。
マグナルは赤城を睨み付けて何かを言いたいが
言えない。分かってしまったから
「お前は頭は良いし強力な魔術を使える。
だかな、いつも遠くから指示してるだけでは、
戦闘の経験値はえられない。つまり、
お前は戦士じゃないのさ」
「魔王としての力を失ってもこれ程の力を
有しているとは………」
「マグナル、お前良い感じの雰囲気作ってるけど、
単純にお前が弱いだけだからな!
お前以外の四天王なら今の俺が勝てるか
わからんし」
「……………」
「大体魔法を放つのに時間がかかり過ぎだ!……」
「もー良いです。喋るな!
調子にのりおって、今は私が魔王です。
偉そうなことを言うなー」
マグナルは怒りの形相で赤城を睨みつける。
「………わかった。これ以上わずらわしいのは
ごめんだ!消えてもらおうか!」
『アカオニ』………『魔連炎魔』
「アバババババババババババババババババ」
マグナルは赤城の業火のオーラを纏った
強烈な連打でボロボロになっていく。
「うん!?」※赤城
マグナルが突然光だし、赤城の攻撃を弾いた。
「その服になにか仕込んでいるな!」
マグナルの服から魔方陣が展開されていく。
「あ・な・た・は・やはり・つよい
にげさせてもらいます」
マグナルは消えた。
「……………失敗した。あいつらしい」
ダメージを一定以上受けると転移して
逃げる術式をしていたんだな!
「はーわずらわしい………」
赤城は空を見てため息をついた。
「あれ?そこにいるのは赤城か?」
「あ、八雲か終わったのか?」※赤城
「おーまたしちゃったな~悪りー
あとは残りのモンスターを倒さないとな」※八雲
「その必要はないだろう、ほとんどは妖精達が
倒しているし、死霊どもは、術者を倒した時点で
消えている」※赤城
「八雲、この方は紹介して頂けませんか」※セシリア
ひょこっと八雲の後ろがら出てくるセシリア
「聖女は無事だったようだな!
聖女お前とは幾度かは会っているぞ!おぼ」
※赤城
八雲は赤城の口を押さえる。
「何をする八雲!」※赤城
(小声で)
「赤城、お前が元魔王だと知ったら、セシリアが
驚くやら面倒ごとにしかならないだろ、
取り敢えず今は黙っとけ!」※八雲
「はー仕方ないか」※赤城
セシリアはこっちを伺うような目で
じっと待っている。
「俺は赤城だ、異世界から八雲と来た
今はそれだけ覚えてくれれば良い」※赤城
「赤城さんですね。宜しくお願いします。
それと砦を守るのにもご尽力頂いたみたいで、
ありがとうございます」※セシリア
「あー気にするな!ついでだ!」※赤城
赤城は後ろを向いてそのまま歩いていった。
セシリアはポカーンとした。その横から八雲が、
「あいつ感謝されなれてないから
照れてるんですよ。たぶん!」※八雲
セシリアはクスッと笑い、八雲と一緒に
赤城についていった。




