解き放たれた魂達
『ヤッピー』
この言葉は私の母がよく言うことは
『ヤッピー』やったーピースの略
母が私に指導した時によくやった頑張った時の
サイン
私はそれを受け継ぎ八雲を褒める時に
よく使っていた。
「セシリア!!大丈夫か!!どこも怪我してないか?」
※八雲
セシリアの両肩に手を置き
八雲はやや早口で捲し立てるように言う。
「うん!!本当に八雲なんだよね!」
※セシリア
セシリアの目からじんわりと涙が出る。
八雲は勢いよく抱きついた。
「わわ、だ、大丈夫たから」
※八雲
セシリアに抱きつかれやや照れながら
頭を撫でる。
しかしそう甘くはなかった。
「うん、うん、うん」※セシリア
「セ、セシリア、ギブキブ、死ぬ~」※八雲
セシリアの「うん」に合わせて腕が締まっていく、
セシリアは見た目と違って力が強い………………
………わすれてた~(´ロ`ノ)ノ
「八雲どうしたの、そんなにぐったりして」
八雲はぐったりして深呼吸していた。
「すーーはーーすーーはーー」※八雲
※八雲
気を取り直さなければ…………
「セシリア、大丈夫何だな?」※八雲
「うん、大丈夫だよ!生きていてくれてありがとう」
※セシリア
「…………おう!!」※八雲
八雲はセシリアの笑顔に照れた。
改めて八雲を見て見ると大きくなった。
考えてみればあれから約2年の歳月がたった、
八雲成長期だったのもあって、あの頃より
だいぶ大人っぽくなっている。
「八雲………大きくなったね!」※セシリア
………八雲は動揺する( ゜д゜)ハッ!
八雲は下を見て、すぐに後ろを向く。
(小声で)
「大きくなってたか!ヤベッ……………うーん
ちょっと大きくなったけどこのくらいはセーフ」
八雲はセシリアの胸を見て思う。
あんな凶器当てられたらしかたないよな~
セシリアは不思議そうな顔をしてこっちを見ていた。
「オホン、それでは脱出しますか」※八雲
「うん、でも上にあいつが…………」※セシリア
セシリアは上を見ない様に喋る。
「大丈夫だよこいつがいるから」※八雲
八雲の肩に白いカラスが止まる。
「八雲それ何?」
「ま~ちょっとした秘密兵器かな!」
八雲は眼を直視するが特に影響はない。
「光で照せ」
白いカラスが輝く
周りの死霊は一斉にカラスを見る。
「このまま出ないから、大丈夫だ!
ちょい待ってな!」
死霊は全員停止する。
「皆さん救いを求めているんですね!」※セシリア
「精霊魔法 亜種『光』
白いカラスが集束し白い玉になり、
『スピリット バースト』
集約した光は光の線となり眼を貫く。
「オリャー」
八雲は腕を振り下ろすと、光はそれに合わせて
眼を切り裂いていく。
「バァァァァ」
眼から凄まじい圧力が放たれ
周りの闇が眼に飲みこもれていく。
闇はどんどんと小さくなり消えた。
周りは白い空間に変わった。
あれ?倒したら出られると思ったけど………
「ここはあの世とこの世の中間のような世界です。
死霊となった皆さんが上がっていきます」
※セシリア
光の玉となって、フワフワと上がっていく。
「皆さん、安らかな眠りを………」
セシリアは祈りを送ると、光は呼応するかのように、
点滅した。俺はそれがセシリアへの感謝を
しているように見えた。
光はゆっくりと移動し徐々に形をなしていく。
「道だ!」光は並び一つの道を作り出した。
まるで出口を教えるように!
「八雲、行きましょう。きっと出口があります」
※セシリア
八雲達は走る走る走る。
光の道を走り続けると強い光が前から………
「どうやら脱出できた」※八雲
気づくと元々居た場所だ、
あの、おっさんもいる!
セシリアはその男に近づき声をかける。
「アイゼン司祭、もう止めましょう」
「セシリアさんありがとうございました。
危うく娘のことを忘れてしまいそうでした。
本当に私はダメてすね!」
セシリアに笑顔で対応するが、
セシリアの顔は悲しい顔だった。
「アイゼン司祭あなたはもう………」
「えー分かっています。当然の報いです。
セシリアさんが気にすることではありませんよ!」
アイゼン司祭の腕が朽ちて骨が見えていた。
そうこれがスカルキングの杖の代償
リッチとなるのだろう。
「セシリアさん、こんなことを言えるか立場では
ないのですが、お願いですが聞いて頂けませんか」
「はい、何でしょう!」セシリアは即答する。
「どうか私を送って頂けないですか?」
「……………助けてはいけないのですか?」
セシリアは分かっていたこれは既に私の手に負えない
彼は力と言う対価を得る為に呪いを受けた。
特には対価がいる。私が払える対価………
「セシリアさん良いのです。私は報いを受けます。
娘のところにはいけないでしょうが、
それでもあちらに行きたいのです」
「……………分かりました」
アイゼン司祭の身体は半分以上進行し
顔も半分むき出しななっているが、
嬉しそうにしているのが分かった。
「アイゼン司祭、お疲れ様でした」
セシリアは天に祈りを捧げると、
アイゼン司祭は徐々に輝き、安らかな顔で
消えていった。
「セシリアさん、お疲れ様です!」
八雲はセシリアの肩を軽く叩き労いの言葉をかける。
…
……
………
「おのれーたばかりおってあのガキー」
八雲に騙され吹っ飛んだマグナルは結界を脱出して、
怒りのあまり岩を殴っていた。
「お前は昔から何かうまく行かないと物に
あたるよな~」
「誰だ貴様は、たかが人間がこの私に声を
かけて良いと思っているのかー」※マグナル
『フレイムエリア』
突然現れた男の周辺に火柱が立ち焼きつくしたと
思ったが、男は何事も無いように出てくる。
「ほー少しはやるようだな!今程度では
死なんか!」マグナル
「ならばこれでどうかな」※マグナル
即座にマグナルは男に接近し炎の槍を突き刺すのだが、
「はー何故だ刺さっているはずだ」※マグナル
「良く見ろマグナル」
マグナルは差した部位を見ると当たった場所の
炎が吸収されている。
「俺には炎の攻撃は聞かんぞ!マグナル」
マグナルは改めて男を見るといつのもにか
男の頭から角が生えている。
それにこのオーラは………
「マ、マ、魔王さまーーーー」※マグナル




