決死の闘い グンスラー VS 凛、クク
男は凛に問いかける。恐ろしい威圧
恐らくだが否定も肯定も意味を持たないのだろう。
凛はオーラを高め、焔式『活性火』を発動した。
凛の髪は赤く変わり身体能力が急激に向上していく。
「面白い、いざ尋常に勝負!」
男は軽やかな動きで正拳突きをする。
凛は拳を手刀で落とし、まわし蹴りを
男に食らわす。男は蹴りを受けた頭を
「ブンブン」と振りニヤリと笑う。
「うむ、久しぶりに痛かったぞ、やはり
こうでなければ、面白くない!
改めてお前の名前を聞こう…………」
突如の質問にやや動揺しつつも
「凛」と答える。
「うむ、私の名はグンスラーだ。宜しく頼む」
「あの~落ち着いて一度話をしませんか?
私達が闘う必要はないです」
「うむ、拳で語ろうぞ!」
拳を突きだし真剣な顔をして言ってる。
ダメだ説得できる気がしない。
「もう~どうすれば良いの~(>д<)」
「うむ、では、いくぞ乱れ突き」
グンスラーは凛の言うことを気にせず
拳を突き出す。
「焔式『鳳凰烈火』」
凛の背から翼が生え、綺麗な翼が輝くと
高速の火球が連続で射出される。
「お~いいぞ!!」
グンスラーは嬉しそうに火球を拳で
消し飛ばしていく。持久戦のように続く中
グンスラーが腰を落とし溜めて正拳突きをする。
凛は危険を感じ、正拳突きの正面に火力を集中
正拳突きを相殺する。
「!?」
グンスラーはそのまま凛な上段蹴りを繰り出す。
凛は翼を羽ばたかせ飛翔し蹴りを躱す。
蹴りの先を見ると斬撃を受けたように地面が
抉れている。まともに受けたらヤバいと感じ
凛は遠距離からの攻撃に変更することに
「焔式『煙火』」
火の玉が一つグンスラーに飛んでいく、
グンスラーは難なく拳で消し飛ばそうとするが、
当たると爆発的に煙が発生何も見えなくなる。
とにかくこのままだと周辺にも被害が出る。
「ククちゃん、ごめんね。一緒に来て!」
凛は飛行しククを抱きしめそのまま町の外に
飛んで行った。
「ククちゃんは出来るだけ離れて」
「わかった、おねいちゃん負けないで!」
ククは走って離れていく、少しすると
「ドスーン」と音をたて、グンスラーが
地面に降りたった。跳躍でここまで飛んできたの?
凛はその脚力に戦慄する。
「逃げるなど、つまらないことはするなよ!」
「貴方周りが見えないタイプ?
貴方と闘うと被害がたくさん出そうだから
移動したのよ!本当に大概にして!」」
「うむ、広い方が闘いやすい良いぞ!」
ぜんぜん話が出来ない。どうしよう!?
「ではいくぞ!」
グンスラーのオーラが高まり肌の色が灰色に変化
『堅岩僧衣』
「何あれ、もう人間に見えないんだけど!」
グンスラーは凛に向かって突進、かなり距離が
あったがすぐ側まで迫る。巨大な岩石が
飛んでくるような迫力がある。
焔式『熱の波紋』
グンスラーの肌がやや赤くなるが止まらない。
凛は慌てて飛翔するが、グンスラーは岩石の弾丸の
如く迫力を出し角度を変えて凛を追う。
「もう~来ないでよ」
凛は翼を巧みに使いギリギリ躱す。
「もう~容赦しないから~」
凛の片翼が拡大
「焔式 『赤き翼手』」
拡大した翼を手刀のように使いグンスラーを切る。
「ふん」グンスラーは気合いを入れ
腕をクロスさせ受ける。
直撃したグンスラー吹き飛ばされ、
何度も地面を跳ねる。グンスラーはグルっと
身体を捻り着地した。
「固い」凛は攻撃の手応えから恐らくたいして
効いていないことを感じた。
グンスラーの目線の先には凛
さっきより目つきが鋭くなり、
凛はプレッシャーを強く感じていた。
「うむ、良い、凛よ、より良い闘いをし
私に勝利の実感を味あわせてくれ」
グンスラーは遥か上空に跳躍、凛より上にいった。
空中で大岩を出現させ、それを手で掴み。
凛に向かって投げる。
凛は軽やかに動き岩石を躱す。
岩石をなんとか躱した続けていると、
「あいつがいない!?」
凛は岩石を躱す隙にあいつを見失う。
慌てる凛、躱した岩石の後ろに人影が見え
ガートをするが岩石が突如砕け凛を襲う。
岩石のつぶてを受け鈍い痛みを感じる凛。
「ではいくぞ、耐えて見せよ!」
グンスラーは岩を投てきをする。
今までと違い。オーラを纏った岩は
当たれば凛の身体をバラバラにする威力
耐えられるわけがない。
凛は両翼で防御体勢を作りながら、翼から炎を
噴射させ全力で後退し威力を殺す。
「キャ~」
しかし凛は完全には威力を殺すことができず直撃
ダメージを受け落下していく。
「おねいちゃん~(>д<)ノ」
ククは凛を救うために走る。
お願い誰かおねいちゃんを助けて~
ククは心の中で願った。
自分には何の力もないだけど、
命をかけても絶対に助けたいと強く
「おねいちゃん~(>д<)ノ(>д<)ノ(>д<)ノ」
ククは走って走って走った。
しかし、
願い虚しくククは凛に届くことはなかった。
「あぁぁぁぁ~~~あ!?」※クク
「いや、ちゃーんと届いているのじゃクク」※リーム
「まったく、煩いくらい届いている」※赤城
そこには、凛を風で浮かせ助けるリームと
私の頭を優しく撫でる赤城が居た。




