元英雄 と犬とドラゴン
「( ゜д゜)ハッ!………誰もいな~い」※八雲
「ウソワ~ン」※ポチ
「…………何してくれる。このバカワンコ~」
ポチのこめかみを拳でグリグリする八雲
「いたたたた~冗談だから!Σ(×_×;)!」
「たく、ボチは冗談が過ぎるんだよ!」
「八雲君、八雲君(´ロ`ノ)ノ」
サリーさんが僕の肩をツンツンつついてくる。
くすぐったいですけどサリーさん?
「サリーさんどうしたんですか?」
「あ~あ~あれ」
なぜかたどたどしくサリーさんは指を指した。
その先には………
「おいポチ、マジでドラゴンがいるぞ!
どう言うことだ(゜ロ゜)」※八雲
「だからドラゴンが来るって言ったじゃん
(=゜ω゜) わんわん」※ポチ
「冗談にしとけよ! バカ」※八雲
巨大はエメラルドグリーンのドラゴンがいる。
この間のやつよりかなり強い気が………
「どうするんだよ!せっかくダインを
取っ捕まえたのに、ひでーぜ神様」※アイク
「ギルドの全勢力を持っても勝てるの?」※サリー
「綺麗ね~」※コロン
「コロン様、バカ言ってないで逃げますよ!」
※ユリメリア
「なかなか美人さんだわん」※ポチ
それぞれが思考を巡っているなか……
「八雲君~久しぶり(^O^)」※ドラゴン
高い綺麗な声が木霊する。
八雲は少し考え周りを見渡すが、
どう言うことだよと皆が目で訴えてくる。
いや僕も知らんしと言いたいが、どうやら
知り合いらしい。
「あの~すいませんどちら様でしょ~」
「え~ひどいよ八雲君~」※ドラゴン
謎のドラゴンはほっぺを膨らまし抗議
ちょっとかわいいかも?」
「え~覚えてないの~」
自分の顔を指差し訴えるがわからん……
「あれ?あ、そうか!この姿で会ったこと
なかったけ!ちょっと待って」※ドラゴン
ドラゴンは光だし光の玉に包まれ徐々に小さく
なり光が収まると美人の女性が現れた。
「ヤッホ~八雲君これならわかる~」
「アンリさん?………アンリさんって
ドラゴンだったの~~~~Σ(゜Д゜ノ)ノ」
八雲は驚きふためく
「あれ?知らなかったっけ?」
目をパチパチさせながらほうける。
「そう言えば、リョウガさんの恋人だもんな
ドラゴンの方が普通か………」
「お久しぶりですアンリさん」
「八雲君元気そうで良かったよ~
リョウガ凄く心配してたんだから~」
「あ!?リョウガさんにはこの間会いましたよ」
「あ、本当、良かったよ。そっかあいつ
今バカ達を探し回ってるからね!」
「そうらしいですね!それでアンリさんは
こんなところでどうしたんですか?」
「私もリョウガと目的は一緒だよ。バカ共が
やらかす前に取っ捕まえようと思って飛んでたら、
強いオーラを感じたからもしやと思って
来て見たんだけど八雲君だったのね!」
「あはは、そうですね。
まだ、捕まえれて無いんですか?」
「あと一人ね!………!?」
「そいつ、来たかもしれんぞ」※ポチ
「へ~ラッキー」
アンリはニヤリとして凄まじい勢いで、
跳躍飛んでいってしまった。
「行っちゃったけど~どうする。」※八雲
瞬間ガシッと腕を取られた。なんだと
思ってみると、サリーさんに腕を組まれていた。
なぜだ!?
「八雲さん行きましょうこの町の危機です」
「アンリさんが行ったんで大丈夫ですよ!」
「ダメです。この目でしっかり見ないと不安で
なりません。行きますよ!」
八雲は引っ張られるように連れていかれた。
そこには悲惨な光景が待っていた。
巨大なドラゴンがボコボコ轟音をたてて
蹴られている。ドラゴンは涙を流して許しをこうが
聞く耳を持たないアンリさん。そう言えば
昔もアンリさんはキレると手がつけられ
なかったっけな~
アンリさんは主に素手による格闘術の使い手だから
手が出るのが早い、絡んでくる冒険者の被害者は
数知れず。
「アンリさん~大丈夫ですわね。あはは」
どこからどう見ても無傷ですな。
この人昔っから攻撃をまともに受けない
恐ろしい程の回避能力、怪我したところ
見たこと無いや!
「八雲君こっちは片付いたわ!かる~く揉んで
やったわ」※アンリ
「かる~くね?かる~く……ボロバロに見えるけど
ドラゴンならすぐに治るか………」※八雲
「ワンワンっとお客さんがまた来るぜ~」※ポチ
「そっちも片付いたみたいですね!」
「リョウガ、ヤッホー終わったよ~」
アンリさんはリョウガさんに抱き付き
頭を撫でて貰っている。
「コラコラ、皆が見てるぞ」
「あはは、ゴメンゴメン」
相変わらず仲が良い2人だ!いつもアンリさんが
トラブルを起こしそれをリョウガさんが
治めて、アンリさんがナデナデされ一件落着になる。
「八雲君、先日振りだね」
イケメン爽やかスマイルの相変わらずの
リョウガさん、ドラゴンとは思えないけど
一度見てるからな~反論も出来ないけど。
「お疲れ様です。暴走ドラゴンは全員
止めれたんですか?」
「なんとかね!!人里に被害が出る前に止めれて
本当に良かったよ。もしも被害が出てたら
詫びにそいつの首差し出すしかなくなるからね」
再びイケメン爽やかスマイルだが内容は
デンジャラスだ。そこもリョウガさんでもある。
「さてと急いで村に戻らないと、
皆心配してるだろうし」※リョウガ
「そうだね、リョウガがキレて皆殺しに
してるかもって心配してるだろうし」
リョウガさんは苦笑いする。
「……………リョウガさん達の心配じゃなくって
暴れたドラゴン達の心配なんですね。」※八雲
「そいつらが悪いんだけど、一応村には家族が
いるからね!」※アンリ
「そうですね。ギリですけど良かったです。」※八雲
何かを思い出すようにリョウガは八雲に話をする。
「八雲君一つ言っておきたいことがある。
ヘルヘイムってやつらを聞いたことあるかい?」
八雲達はその名を聞き、全員が不快と
感じる顔をした。
「どうやら有名みたいだね!そいつらについての
情報だが、嫌な話だか同族が関わっている。」
リョウガさんは悲痛な顔をして続きを話す。
「そいつはかつて僕の親友だった男だ。
名はサイガ……今はグンスラーと名乗っている
そいつに会ったら逃げてくれ!!」




