元英雄 ダークゴーレムに翻弄される!!
「ダイン見つけたぜ!」
「アイク、聖女はどうしたちゃんと
殺したんだろうな?」※ダイン
「は~てめえの言うことなんて金輪際きかね~よ
覚悟しやがれ、てめえはぶっ殺す!」
「野蛮だね~冒険者は頭が悪いのから
仕方ありませんか?」
「なんだと~」
「アイクさん待った待った」
アイクが突っ込んで行きそうだから、
脇を抱えて止める。
「あんたがダインさんですか?」
「君は誰かね?そこの冒険者と同じ
頭が悪そうな顔をしている」
「なんだと~」
「アイクさん挑発だから、引っ掛かったら
ダメだから」
「ダイン氏に誘拐の容疑がかかっています。
ギルドまで御同行をお願いします」
「貴方はたしか副ギルド長のサリー様じゃ
ないですか、その様なホラ話を信じて
おられるのですか?」
「こちらには多数の証言を頂いています。
状況から放置は出来ません。それに今
聖女の殺害について語ったではありませんか?」
「フッフフ、おっと口が滑りましたかね?」
「初めから生きて帰すつもりはないですか!」
※八雲
「邪魔になるものは排除するに限りますね!
それでは登場願いましょう。ダークゴーレム」
地面に大きな丸い黒い円が描かれ、ゆっくりと
真っ黒なゴーレムが出現した。大きさは
普通のゴーレムと、変わらないか5mぼどの大きさ
ただ身体のそこらじゅうから黒いオーラが
涌き出ている。
「アイクさん、サリーさんあの黒いのに
さわらない方がいいかもしません。
できるだけ攻撃は躱して下さい」※八雲
「あ~わかったよ。あんなの見たことね~」
※アイク
「分かりました。出来るだけ遠距離からの
攻撃にします」※サリー
「では小手調べです。『フレアーアロー』」
サリーさんが弓を引くように身体を動かすと
炎の矢が現れ、炎の矢を射る。
矢はゴーレムの手前で分裂、ショットガンの
如く炸裂、ゴーレムが煙で見えない。
「少しは効いたかしら」※サリー
煙から黒い帯の様なものが複数伸び
煙を吹き飛ばし八雲達に攻撃を仕掛けてきた。
「うぉっと、あぶね~」
アイクが躱した床に大きな斬撃の痕が!
直撃するとヤバい威力だ、
アイクは大剣で受けたり躱したりと、
使い分けゴーレムに接近する。
「オリャァー」大剣をゴーレムに振り下ろすが、
黒の帯に防がれる。
「くそー」アイクは一旦距離を取る。
「な!? か、身体が」
アイクの動きが止まる。
「ヤバい!!」」
ゴーレムが目の前に立ち、大きく振りかぶり
アイクに拳が迫る。しかし拳は空振りに終わった
「何をやってるんですか、この街の最高ランクの
冒険者なんですからしっかりとして下さい」
サリーさんがアイクを鎖で縛り、
引き上げ助けた。
「面目ないです!」アイクは頭を下げる。
「アイクさん動けるんですか?」
「おう、動けるわ、なんでだ?」
アイクさんは黒の帯もゴーレムの直接攻撃も
受けてない。原因はなんだ?
「八雲さん来ますよ!」※サリー
「わーっと」
八雲は黒の帯を躱しながら考える。
多分あの黒い帯が原因だと思うんだけど、
「キャー」
あれ、可愛い叫び声が、声がした方を向くと
今度はサリーさんが捕まっていた。
取り敢えず救出、『ミズチ』
ミズチがサリーさんに絡みつき引き上げる。
「大丈夫ですか?」
「すいません油断しました。今は大丈夫です。
動けます」
「そうですか~…………それにしても
可愛い声でしたね!」
「!?………わ、忘れて下さい、ぷいっ」
サリーさんは恥ずかしさのあまり顔を赤くして
可愛いく顔を明後日の方向に向く。
うん、かわいいね!(*≧з≦)」
さてこんなことしてる場合じゃない
分からんが引っ張り上げたら解放できる。
「くそーまた来やがった」
アイクさんはうまく防ぎなから躱してる。
八雲は黒の帯を見ていると1本だけ不自然な
動きをしているぞ
アイクさんの影に…………巻き付いた!?
「嘘だろ動けね~」
なるほどね!!影を使った呪いみたいな
魔法かな?本体じゃなく影を束縛することで
対象者の動きを封じる。ただし影から帯が
離れると効果が失われるわけだ!
「と言うことは、そ~れと!」
八雲は近くに転がっている瓦礫を拾って
アイクの影がある床に思いっきり投げた。
「ガシャーン」音と共に床が剥がれ、破片が舞う。
「お~動く動く!」
「アイクさん自分の影が帯に絡まれないように
注意して下さい。動けなくなります」
「原因はそれか~」
「帯と物理攻撃を囮に実は影を狙ってたんですね」
※サリー
サリーは帯を躱しつつ自分の影を守り
ゴーレムに接近、短剣を腰にある鞘から引き抜くと
一気に振り抜きゴーレムに向かって投げた。
『ヒートブレード』
火の魔法のオーラを纏った高熱の短剣
破壊力と貫通力がある。これなら貫ける。
見事にゴーレムを短剣が貫いたが!
「ノーダメージ!?」
即座にゴーレムはサリーを殴り吹き飛ばす。




