表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
元英雄 これからは命大事にでいきます  作者: 鉄馬 メウ
第二章 二度目の異世界

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

50/226

元英雄 ドラゴンと対峙する。


「人間と話すことなどない!!」


「まーまーエンシェントドラゴンともあろう者が、

そんな余裕がないこと言わないっすよね」


「人間、我を愚弄するつもりか!!」

エンシェントドラゴンから恐ろしい怒気を感じる

その辺のドラゴンとは格が違う。


「そんなつもりはないよ!ただ突然人間の

町を襲うのは了承できないよ!

何故あんなことをしたんだ」


「それを貴様が言うか!人間よ、我らの聖域を

汚した人間が~」


「!?、人間があなた達の聖域を?そんな馬鹿な

人間がそんなことするわけがない」


「事実だ、我らの聖域に土足で入りこみ多くの

同胞を傷つけ、さらに宝具まで持ち出すとは

もう許すことは出来ん」


そんな馬鹿な、そもそも聖域に乗り込んで、

エンシェントドラゴンと対峙できるやつなんて、

そうそういないぞ。でも嘘を付いているようにも

見えないし……………


「覚悟しろ人間!!」


ドラゴンは八雲に突撃、爪で引き裂こうと腕を振る。

八雲はシルフを呼び、地面に突風をぶつけ、

砂を巻き上げ姿を隠す。ドラゴンの爪は空を切り、

八雲を消失、探すように振り向くと砂塵が目の前に

現れ目を瞑るが間に合わず視界を確保出来なくなる。


「くそ~小癪な手を使いおって」


「すいません、簡単に止める方法がすぐに

思い付かなくって、砂って目に入ると

痛いんだなこれが………」


「我を舐めるなよ。目が見えなくとも」

ドラゴンは真上に100m程上がりオーラを

高める。ドラゴンの皮膚が赤く変化


「死ね人間」

『オーラエクスプロージョン』


瞬間周辺に白い光が立ち込めた。


……

山の周辺は瓦礫の山と化した。ドラゴンは

ゆっくりと降り立ち、ニヤリと笑った。




「危ないな~シルフの盾でなんとか防げたわ~」



「!?」「ど、どこだ~何故生きている」

目が見えないドラゴンは首をグワングワン振る。


「さてどこでしょう。

気配で探れば~わからないだろうけど!」


「わからん、わからん何故だ~」


「ではお答えしましょう。

貴方程の方なら感覚器官が相当優れている

ので目が見えなくても大体のことはわかるん

でしょうが、今、自分がやってるのは

自分から出している音に対して風魔法の応用で

同じ音の振動を周囲からあてて相殺することで、

気配を消すことができます。これは人間の感覚では

なかなかできませんが、精霊であるシルフなら

造作もなくできるのです。終わり!!」


「つまり気配で探るのは困難だと?」


「その通りです!!

すいませんが降参してくれませんか?」


「するわけなかろう!我を誰だと思っておる。

この程度で負けを認めるなど断じて出来ん」


「でもですね。攻撃当てる術あるんですか?」


「……………………ガア~」

ドラゴンは今度は適当に攻撃し始めた。


「おいおい暴走しやがった。

くそ~思いっきり黙らせないとダメか?」


「おい、スネル何をしている!」

突如声が周辺に広がる。


「!?」ドラゴンは突如直立不動になる。


ドラコンって背筋伸ばすとすげー違和感が

あるな~と別ごとを考える八雲


ドラコンは「ギリギリ」と音を出しゆっくりと

振り向くと、そこにはメガネを掛けた頭が

良さそうな30代くらいの男が立っていた。



「リョウガさん?なんでここに?」


「うん、なんでかわかんねいか~

それはな~お前が心配でよ~………」

少し言葉溜める


「リョウガさん……………」

スネルは目をウルウルさせて

感動しているようだが



見た目からは考えられないドスの効いた声で


「よそ様でやらかしてないかよ!!!~」


時が止まったかのようにスネルが固まる。

リョウガがスネルを見上げるとスネルは

ダラダラと大量の汗を流し青ざめる。


「な~俺は村の全員に言ったはずだよな~

早まったまねをするなと」


リョウガサから怒気が放たれ、

スネルの足がガタガタ震え始める。

このままだと漏らし大洪水、洒落にならないので、


「リョウガさんそのくらいでいいんじゃないですか」

八雲が声をかけるとリョウガはニコリと笑い


「八雲君が言うならそうしますかね。スネル

私は八雲君とお話をしますので、少し離れて

待っていなさい」


「はい~了解しました~」

スネルはビューと飛び立ち離れていった。………

どこまで離れるんだ?ま、いっか………


「八雲君、お久しぶりですね。

本当に心配していました。魔王との闘いで

相討ちになったと聞いた時は、

あの時参戦しなかったことを後悔しました。」


「リョウガさんは里の長なんで仕方ないですよ」


八雲は過去にリョウガさんと旅をした時期があり

随分と助けて貰った。


旅の途中突如多数のドラゴンが襲来し

リョウガに長に決まったと聞いたときは

びっくりしたものだ、そもそもリョウガさんが

ドラゴンなんて知らなかったんだから


僕は暫くぽかーんと口を開け呆然としていると、

リョウガさんはニヤリと笑ってすまないと言った。


あれからはリョウガさんとは会っていない。

長となって変わったかと思ったけど、

相変わらず日頃は冷静沈着で凛々しい感じだか、

一度キレると人が変わったみたいに怒るから

絶対に怒らせてはいけない人だ。


「リョウガさん何があったんですか?

さっきのドラゴン、スネルさんでしたっけ、

人間が里を聖域を襲ったと言ってましたが?」


「そうだね、どうも聖域に人間が侵入したらしい

私が留守をしたタイミングを狙われたようだ。

正直こんなことが起きるなんて想像もして

いなかった」


リョウガさんは悲しそうな顔をした。


「聖域を襲うやつなんて普通いないですよ。

それに………いったい誰がそんなこと」


「わからない、たった1人でドラゴンの里を

相手にするなんて」


「え、1人!?」

「1人だけ何ですか?」


「あ~話によると1人の剣士らしい」





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ