元英雄 新たなる危機 ラージの町消滅?
リリの状態はかなり危険だ、現状俺の魔法で
治す方法は『ライフ』を使用しないと無理だ。
でももしも使用すれば僅かな命だ恐らく死ぬ
そのうえ治すことすら出来ないかもしれない。
どうすれば………………
「八雲どうした、大丈夫か」
「八雲君、ごめんねいつも辛い思いさせて、
でも今頼りに出来るのは君しかいないのお願い!」
未希は頭を下げお願いする。続いて大地も
八雲はレレを見たとき自分の気持ちには
うそはつけないと思った。
「レレ、リリは絶対に助ける」
「…………お願いリリをおねーちゃんを助けて!」
八雲は片足を付き、両手をリリの上にかざす。
「リリ待ってろ」
リリの周りにいくつもの魔方陣が展開、
『ライフキュぶー』
突如側面から衝撃、魔法が中断される。
「バカバカバカバカも~ん」
先生がそこにいた。
「あれ、なんでいるんですか?まだ時間が
かかるはずでは?」
「全く油断も隙もないやつじゃ!人助け
しないと死ぬ病気か~」
「先生でもですね~」
「言い訳するな!」
八雲の顎に蹴りが入る。
「間に合って良かったのじゃ。ほれ
これを食わんか!」
八雲に例の薬が飛んできた。
「う~ん相変わらず納得いかないですね~」
「つべこべ言わず食うのじゃ」
「はい、頂きます」
「パクッ」と饅頭を食べる。八雲は思う。
長寿薬ノアは何故饅頭なのかと!」
「ふ~なんか楽になった気がします」
「う~ん取り敢えず良しじゃ10年は寿命が
伸びたのじゃ」
「では改めて『ライフキュア』」
リリがキラキラと輝きしばらくすると、
ゆっくりと眼を覚ます。
「リリおねーちゃん~」
レレはリリに飛び付く。
「レレ痛いよ~どうしたの」
リリはレレの頭を撫で落ち着かせようとする。
「え~ん、良かったよ。リリちゃんが生きてて」
※未希
「全くだぜ、ほっとした!」※大地
「間に合ってよかった~」※八雲
「お前達、今の状況がわからん事情を話すのじゃ」
…
……
「大体事情は分かったのじゃ」
「まさか八雲が元の世界に戻ってたとは
驚きだぜ」
「本当、それに私達も元の世界に戻れる
可能性があるってことよね!」
大地と未希は元の世界に帰れる方法が
あることが分かり喜んでいた」
「大地さん、未希さん申し訳ないですけど、
すぐにとは行けなくてですね。いくつか
やらないといけないことがあるんです」
「あ~そうだなシャインの件だろ。
俺達も噂は耳にしている。正直信じてないかな
そんなこと絶対にありえね~」
「そうよ、あれ程の大国そう簡単に落とせる
わけないは、だってオーロラ騎士団や
聖魔教団の魔術師がいるのよ。あんなの
落としようがないわ」
「その通り、あそこを落とせる国はない、
さらにいえば妖精神リヒト様の加護がある。
魔族は入ることすら出来んのじゃ」
「そうですね。皆と話が出来て安心しました。
そう言えば先生、随分早かったですね」
「それについてはじゃな………端的に言うと、
材料が足らなかったのじゃ」
「材料が足りない?つまり少ししか
作れなかったってことですか?」
「そう言うこと、流石にシャウロンの天輪は
偶然手に入れただけだからね」※ルーム
「そうですか、でもルームさんが持っていて
助かりましたよ」
「色々な場所にいって、珍しいものを
見るのが楽しみだからね。ついでに
ゲットしているんだ~」※ルーム
「何がゲットじゃ、人様の物をパクりよって!」
リームはルームを殴る
「痛いよおねーちゃん、妹は優しくしないと~」
リームは再び拳を握りしめ息を吹き掛ける「ハー」
「ちょっと待った、OKおねーちゃん
私が悪かったです。すいません(*>д<)」
「いつまでも経っても変わらんのじゃ」
「ただいま( ≧∀≦)ノ」※ティア
ティア達が帰ってきた。後ろには赤城もいる。
「偶然下で一緒になってな、店の様子から
何かあったな」※赤城
「それについては話すよ」※八雲
「八雲のアホなんでいつも後先考えないのよ!」
凛はリリの件を聞いてお怒りである。ククも
心配で八雲にくっついている。
「八雲さんなら大丈夫ですよ。無敵なんですから!」
「ティアの信頼度は相変わらず半端ないのじゃ」
「取り敢えずこの後どうする。材料集めをするのか
シャインに向かうのか?」※赤城
「う~ん、そうたな~まずは………休もう
正直寿命が延びてほっとしたところで
少し休みたいや!」※八雲
「そうじゃな今日は飯を食べて寝て
明日考えるのじゃ」
こうして今日はゆっくりすることになった。
…
……
「八雲、八雲」
「う~ん」
ククが八雲を揺らし起こした。
「ク~クどうしたトイレか?」
「違うの、変なの、来て~」
ククは引っ張り八雲を外に連れ出すと
雲の形が文字になっていた。もしかして
ククギフト使ったのか~、え~となんだ
「死が近づいている。逃げろ」
「なっ」どう言うことだ死が近づいている。
つまり危険な状態?何があるんだ。
「雲の形が矢印のようになる」
八雲はそちらを向き、『風の精霊の報せ』
「!?………嘘だろ」「クク、ナイスだ」
「クク皆を起こしてくれ、ヤバイやつがここに来る」
「うん、わかった!」
「何でこんなところにいるんだ」
「精霊闘気『風』」『ファストウィンド』
八雲は風を纏い上空へと飛翔、ぐんぐんスピードを
上げ雲を貫く……………そこには巨体の生物がいた。
「エンシェントドラゴン……どうしてこんなところに」
「キュィーーーー」口から音がしオーラが高まる
「ヤバイぞー 風の精霊よ集まれ
『召喚魔法 シルフ』
エンシェントドラゴンの口から高エネルギーの
レーザーが射出された。このままだと町が消し飛ぶ!
「シルフ~」八雲はオーラを高めシルフと
共鳴する。精霊魔法『ノヴァ』
高出力のエネルギーが衝突、上空で大爆発し
周辺には暴風が発生する。
「危なかった、なんてことしやがる」
八雲は町の様子を見て安堵する。その瞬間
爆発の煙を突撃してきたエンシェントドラゴンが
現れた。「グッ」八雲は手で鷲掴みにされる。
油断した!くそ何って力だ、………脱出出来ない。
エンシェントドラゴンは八雲を掴みそのまま
高速て飛びたった。
速い、息が出来ない。このままじゃ意識が飛ぶ、
風の精霊よ俺を守れ~
八雲の周りに風の壁を作る。エンシェントドラゴンは
お構いなしで飛び続け、勢いに任せ山に八雲を
投げつける。
「うわー」高速で山に向かって飛んでいく、
『エアシールド柔らか版』山にぶつかる前に
魔法でクッションを作る。
「随分遠くまで連れてってくれたな~」
八雲は立ち上がり埃を落とす。
「人間にしては随分と頑丈だ」
「流石エンシェントドラゴン喋れるな」
「ここからは対話といこうじゃないか!」
両者共に睨み合う




