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元英雄 これからは命大事にでいきます  作者: 鉄馬 メウ
第二章 二度目の異世界

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元英雄 妖精の村に行く


「町を出るのは良いが、少しは休んでからの方が

いいぞ、疲れてそうだし」※マイン


「いや、ここは早めに出るとするわ、さっき

目立ちまったから、変なやつらに付き

まとわれる可能性がある。もしも既に捕捉

されていても、外なら周りを気にせず

撃退できるからな」


「そうじゃな、この街を出るのじゃ」


「わかった。せっかく会えたんだからもう少し

ゆっくり話をしたかったが、仕方ね~な」


「うん、またね八雲今度は死んだなんて報告

なしだよ」


「了解だ、マリー、皆行くぞ」

八雲達はマイン達と分かれ、店を出た。


……


街から出るのは楽勝だった。入るのには

色々セキュリティがあるが、出るぶんには、

全く気にしないらしい。助かる!


「先生どちらに向かえば良いですか」


「ここから南に100km程度いった先に、

アクアフォレストと言う森がある。そこに

向かう。我らなら今日中には着くだろう」


「……………リームさんってスパルタだね」


「凛、このくらいのことでそんなこと言うなよ。

ま~ククルもいるから、俺に任しておけ!」


『ウィンドロード』これでさっさと進むとするか」


……


「よーし到着だ」「皆お疲れ~」


「私達何にもしてないから疲れてないよ。

改めて思ったけど、魔法って本当、便利だよね」


「あんまりこれになれると元の生活に

戻れなくなるぞ凛」


「さて、入る前に今日はここで野宿するぞ

準備をするのじゃ」


「? 先生、村に入って休んだ方が良いんじゃ

ないですか」


「我だけなら問題なく入れるじゃろうが、

お前達に関しては、まず間違いなく

攻撃をされる。まずはそれについてどうするかを

説明するのじゃ」


「……………」


……

………

…………


「皆、準備はできたか?」※八雲


「八雲、ククちゃんとくっつき過ぎじゃない」


ククは八雲の足にしがみついている。


当初ククは凛と同じテントで寝る予定だったが、

ククが八雲と一緒が良いとせがむためしかたなく

そうした。朝になると起きてからご飯を食べている

最中もず~とベッタリである。凛としては、子供

だからある程度仕方ないと思ってはいるが、

あそこまであからさまだと、嫉妬が抑えきれなく

なっていた。


「うん?そうだな!ククちょっと歩きにくいから

話してくれるか」


ククはゆっくりと手を離して、少し悩んで

八雲の手を掴んだ。


八雲はククを見る。ククは目をキラキラ

させて見上げてくる。八雲はあまりの

かわいさに「うん」と首を縦に振るのだ。


「ふん」

それを見た凛は頬を膨らませて不貞腐れた。


「お前達そこで止まれ」


「!!」突然、木から声が聞こえた。


「なんかいるな?」


「妖精さんは小さいから何処にいるかわからないや」


「木の裏にいるのじゃ、小さいとか関係なく見えん」

「さっさと出てこいなのじゃ」


「なんだなんだ偉そうに調子に乗りなよ!」


「…………ビビって出てこれんのか!」

子供の妖精が木から半分だけ顔を出して、

こっちを見ている。


「ビ、ビ、ビビってるわ、訳あるか~」

ビビりなから子供の妖精が出てきた。

見た目は青色のリーゼントみたいな髪型で

若干反抗期のヤンキーって感じかな!」


「お前達さっさと出ていけ、だいたい

なんでここに来れるんだ!幻術魔法を

かけているんだぞ」


「?……幻術、何かあったけ」

八雲は皆の方を向くが、全員首を振る」


「あ、これか、お前バカじゃろ魔法の発動を

失敗して、オーラか霧散しておるのじゃ」


「ガーン(´Д`)」子供の妖精はショックを

受け硬直している。」


しばらくすると


「うるさいうるさい出ていけーーー」

子供の妖精は逆切れした。


「だいたい妖精の癖に、なんで人間連れてくるんだ

お前がバカだろう。」


「は~もう良い誰か他のものを連れてこい

リームが来たと言えばすぐに来るだろう!!」


「リームお前なんて知るか~」

「ヒューン」何かがすごいスピードで飛んできた。

「このバカ息子が~」


「ドカーン」急に飛来した妖精が子供の妖精に

突撃パンチ、子供の妖精は殴り飛ばされ

木に刺さった。


「大変申し訳ありませんでした。リーム様」

父親と思われる妖精が空中土下座をしている。

妖精ならではの芸当かもしれない。


「なんじゃ、あの小僧はサックスの子供か?」


「はい、少々不出来な息子でして………」


「ま~それは良い、突然で悪いが入らせて

もらうぞ」


「ちょっとまって下さい。それはリーム様

だけですよね」


「いや、ここにいる全員じゃ!」


サックスはビクッと動き、恐れながら

「申し訳ありませんがそれはリーム様とは言え

聞くことは出来ません」


リームがサックスを見ると、サックスは

スマホのバイブ機能の如く痙攣していた。

先生は一体何をしたのやら?


「予想通りだ、サックスよ村長を呼んでくれんか、

話をする。」


「わっかりますた~」

「ヒューン」とすごいスピードで消えた。


……


「リーム殿、お久しぶりですな~」


それなりの年齢の妖精が現れた。とは言っても

見た目30代後半くらい、妖精はパッと見では

年齢が良くわからないから気を付けないとね。


「ジェイソン殿、久しいのじゃ、すまんが

ゲートを使わせて頂きたい。」


「!!………リーム殿、それはそちらの人間も

でしょうか?」


「そうじゃ」


「う~ん、リーム殿それは了承しかねます。

もしもの事があれば、我らの村だけではなく

他の村に被害がでます。お分かりですよね。」


「すまんのじゃ、もちろんわかっておる、

だが今回は我が弟子の命が掛かっておる。

引くわけにはいかん」


リームから強い意思と威圧を感じ、ジェイソンは

額に汗をかく。


「…………すまんのじゃ、無理を言った。

ジェイソン殿だけでは判断ができんじゃろう

まずは我だけがゲートを通って、四賢人を

説得してくる。良いか」


「はい、そうしていただくと助かります」


「皆聞いておったな、我がまず許可を得る

しばらく待っていてくれ」


「先生、宜しくお願いします!」


「任しておけ八雲、ではいってくる。」


リームは四賢人の元へと向かう。


八雲達は村長のジェイソンさんの許可を得て

村に入ることができた。本来ならいれたくは

無いだろうが、リームのたのみとあらば、

断ることは出来ないらしい。この村は過去に

リームにお世話になったらしい。正直助かる。

外では疲れが取れにくいからな…………久しぶりで

考えが足りていなかった。妖精は小さいから


「入れないじゃ~」※八雲


今日も野宿確定の瞬間である







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