グリーンプラネット到着
八雲は牢屋に閉じ込められていた悪霊を退治し
ククと共に待ち合わせの場所に移動した。
「お待たせ」
「八雲、お疲れ様?そこの後ろにいる子
どうしたの?」
「また、変なの拾ってきたのじゃ」
「この子は地下で見つけて保護したんだ。
先生ひどいですよ。変なの何て」
「お前が連れてくるやつらは大概なんか
あるからな、その子もその辺の子じゃ
ないかもしれん」
「どう言う意味ですか?リームさん」
「今まで八雲が連れてきたのはな~、
竜神族、ハイエルフ、天空人等一癖も二癖ある
種族ばかりだ。大概何かしらの問題に
巻き込まれとる」
「先生でも………」
「分かっとるわ!!ほっとけとは言っておらん
皆覚悟しておけと言っておるのじゃ」
「八雲、あの人ククのこと嫌いなの?」
ククは不安そうな顔で見上げてきた。
「クク違うよ!! あの人は僕のことを心配
しているだけさ」
八雲はそう言ってククの頭を撫でた。
「お前達話はそのくらいにしろ
さっさとグリーンプラネットへの
移動を開始する。こっちに来い!!」
八雲達は赤城に側に行く。
「いくぞ妖精、準備は良いか?」
「いちいち言わんでも分かっている。
さっさとしろ魔王」
お互い言い合いながらもしっかりと
魔方陣を形成し発動、僕達は今度こそ、
グリーンプラネットに転移するのだった。
「そろそろ異界の狭間を抜ける全員
衝撃に備えろ!!」
先生は僕達の周りの結界を強化し
衝撃に備えた。
「あ、あそこに割れ目があるよ」
凛は指を指し僕達は勢い良くそこに吸い寄せられた。
「「うわーーー」」「ど~ん」
八雲達は無事着陸に成功、大きなクレーターが
出来ているが問題ない。
「おい、あっちから凄い音がしたぞ、
新手が来たかもしれん」
「急げ奇襲だ、魔方陣を展開しろ~」
あちらこちらから、攻撃しろだの、敵襲だの
物騒な声がこだまする。良く良く上を見ると
花火のごとく魔法が衝突している。こう見ると
なかなか綺麗なものだ。
「八雲、ヤバイよヤバイよ。ここ戦場だよ!!」
「えっ?」「何故こんなところに」
「恐らく多くの魔法が行使され、魔力がこの
空間に満ちている。その為、ここに引き
寄せられたのかもしれん」
「なるほど(゜ロ゜)」
「なるほどじゃない。何故お前達は落ち着いて
いるのだ、ここにいたら消し炭になるぞ~
( 」゜Д゜)」 お前らはアホかー」
赤城は呆れている。
「ちっ」赤城は突然片足を付く
「おい、大丈夫か?」
「転移にオーラの殆どを消費したんだ、
立っているのもままならなくなったのじゃろう」
「皆、安全な場所に移動しよう。」
八雲は移動する準備の為、精霊闘気『風』を
発動した。
『ファイヤブレード』
「うん?」
真上から燃えた剣を振り下ろそうと男が現れた。
「ウィンドシールド」
片腕をあげ魔法を発動、攻撃を受け止める八雲
その瞬間、合わせたごとく後ろから土の刃が
八雲を襲う。
「カキイーン」
「「うん?」」※謎の二人
「お前何で大丈夫なんだ、土の剣が刺さって
いるんだぞ?」
「刺さってないよ。よ~く見て行動に移さないと
ダメだって言っただろ。マイン、マリー」
「!?」男と地面に隠れていた女が驚く
「…八雲なの?」※女
「は~八雲だって」※男
「そうだ、良く見ろマイン、マリー」
女は砂から浮き出てきた。
「あー本当だー八雲じゃん、お兄ちゃん
なにやってるのよ」
「なんだ八雲じゃないか奇遇だな~(*´∀`)つ」
男は八雲の方を組みごまかそうとしていた。
「本物の八雲なんだよね?」
「何だよマリーまだ疑ってるのか?」
「だってさー八雲と王国連合軍は魔王軍を倒すため
命を賭して戦い、死闘の末魔王牛鬼を倒すことが
出来た……けど命を落としたってお達しが
色んな町に流れているよ。よ、英雄くん」
「マリーは相変わらずだな( ´∀`)/」
「なんだ~少しは休めば良いのに、戦場が
恋しくなったか?アッハハ」
「俺はお前達と違って傭兵じゃないんだ、
極力戦いたくないの!!」
「お前も相変わらずだな~」
「八雲!!いつまでも肩組んで雑談している。
ここは戦場だぞ」
周りから数十人がこちらに来る。
「マイン、マリーまたな、俺達は離脱するわ」
「ちょっとまて、俺達はここから東にある
ガイラスって町を拠点にしている。後で来いよ!」
八雲は首を下げ頷いた。
『ウィンドロード』
八雲達は風に乗って戦場を離脱する。
………つもりなのだが数十発の火の玉が
飛んでくる。
「先生、凛、お願い」
『ウィンドシールド』
『焔式 火の鳥』
先生が盾を作り攻撃を防ぐ、
凛は火の玉を迎撃きた。
八雲達は何とか戦場から離脱した。
…
……
………
「八雲って凄いんだねヽ(o・∀・)ノ
魔法が使えるし髪の色が変わってカッコいい」
「お、そうか(*´∀`)つ」
「何でお前は呑気な反応しているのだ。
さっきまで戦場のど真ん中にいたんだぞ!!」
「魔王、お前案外まともなことを言うのじゃ
もっと非常識なことを言うんのかと?」
「妖精、魔王軍の中にはこんなのはいない!!」
「2人ともひどいですよ」
赤城は近くの岩に腰を下ろす。
「は~とにかくだ無事グリーンプラネットに
来ることがてきたようだ。」※赤城
「思っていたより普通なんだね!もっと
怪物がでてきたり、竜が飛んでたりするのかと
思ってたよ!!」※凛
「う~んこの辺は人間が管理している区画だから
あまりオークとかゴブリンとかいないけど、
もう少し外れに行くといるぞ。竜に関しては
生息域がかなり離れているからまずこの辺では
目撃することはないね。」※八雲
「ふ~んそうなんだ、じゃこの辺は安全だね。」
「そうとは限らんのじゃ」
「へ?」凛は首を傾げる。
「凛、ここには魔物はいないけど………人間がいる。
人間は時に魔物より危険なことがある………」
八雲は複雑な顔で答えていた。




