道満さん成仏して下さいからの 謎の少女現る。
道満がニヤニヤするのは何となくわかるけど
なんで八雲までニヤニヤしているわけ?
「凛、ちょっと協力してくれ」
八雲は凛に近づきゴニョゴニョと相談し始める。
「八雲、危なくない?」
「大丈夫、大丈夫、闘いとは時に大胆に
行かないとね~(* ̄∇ ̄)ノ」
凛は心配だが自分には良い方法が思い付かない。
道満が出した煙が八雲達に迫る。
「凛、行ってくる」
八雲は煙の中に突っ込んでいった。
「うふふ、この煙を吸えば体が動かなくなり
悪夢に襲われる。そして自ら死を受け入れるのだ。
………ま~死んでは美味しくなくなるから、その前に
食わねばな。は~は~楽しみだ、うふふぶへー」
八雲『インパクトパンチ』が道満に炸裂した。
「おま、おま、おまえどうしてここにいる」
「どうしてかな~………では左手をご覧くださ~い」
左手には真ん中が赤く光った球体があった。
「一体それが何だと言うのだ!!」
「簡単に言うと掃除機です。」
「そうじき? そうじきとは何だ」
「あ、そうか、あんたにはわかるわけないか」
「掃除機は置いておいて、この球体は
あんたが発生させた煙を吸い取っているのさ
さらにこの煙は体に悪いので中にはなんと、
凛さん特製の浄化の炎が入れてあるので、
どんどん呪いが浄化されていま~す。」
「それを使って接近してきたのか?」
「そうだよ、そろそろあんたに構ってられないから
終わりにしようか」
『ウィンドブレード』
八雲は道満を切り裂く
「お、おのれ~この程度で」
「もちろんまだ終わりじゃないよ」
『ウィンドプレス』
「な、なに動けん」道満の上から空気の塊を
叩きつけ続けている。
「八雲大丈夫?」
「おう凛もう来たか?浄化の炎頼むわ」
「お、おい止めろ、この私を誰だと思っているんだ」
「凛さんお願いします。」
「うん、わかった。浄化の炎」
「止めろ~あ、あ、あ~あれ気持ちィ~」
道満は穏やかな表情で消えた。
「なんか最後は分からんけど成仏して下さい」
「凛、先生達の所に戻るか?」
「八雲なんか下からも嫌な気配がするんだけれど」
「確かに、道満が捕らえた妖魔がいるのかもな?」
「………………放置すると何か問題が起きる
かもしれないか、凛悪いけど先生達をここに
呼んできてくれ。俺は一応確認してくる。」
「わかったわ、気を付けてよ八雲」
「了解です。( ゜Д゜)ゞ」
八雲は凛と分かれ地下の探索に行く
「何だよ、ここ牢屋じゃないか、変なやつしか
いないぞ、これは‼️」
牢屋の中にはぶつぶつ唱えるように喋る
霊がいた。恐らく呪詛に使うため育てた
呪いの道具だ間違いなく放置はできない。
「奥に進むと他と比べて綺麗目な牢屋があった。
中を除くと、なんと小さな女の子が
鎖に繋がれている。あの野郎何てことしやがる。
八雲は急いで駆け寄ると牢屋の錠を切った。
「お嬢ちゃん大丈夫か?」
女の子の姿は綺麗な金色の髪をしており
ボロボロな服装で年は10歳くらいだった
「あなた誰?」女の子はコテンと首を傾げる。
「僕は八雲って言うんだ。大丈夫安心して
どこか痛いところはない、お腹は空いていないか?」
「ぐぅ~」「お腹空いた~」
「そっか待ってろ。お菓子があるからな~
一杯食べなさい。ちょっと待ってくれたら
ご飯も用意するぞ」
「本当に~」ヽ(o・∀・)ノ
女の子は目をキラキラさせながら
お菓子にかぶりついていた。
「おう、ゆっくり食べて良いからな」
八雲は自然と少女の頭を撫でていた。
しばらくすると
「うっ……」女の子は泣くのを必死にがまんしていた。
八雲は異世界で魔王軍によって町を焼き払われ、
身寄りのない多くの孤児を見てきた。
当時は何もできない自分に腹を立てたり
むなしくなったりしたっけな。………………
だから、出来ないなりに何かしないといけないと
思ったんだ。
八雲はそっと女の子を抱き寄せ抱き締めた。
「えっ」女の子から声が漏れる。
「大丈夫だからな‼️俺が付いててやるから」
女の子はビクッとして、
「私はお母さんの子だからなこんなことなんかで
泣かないもん」
女の子は泣くの必死に我慢しているのは
見たら分かるのだが、どうやら認めたくないらしい。
「そっか、君は強いんだね。…………でもね!
強い子だって泣きたい時は泣いても良いんだよ。
………きっと泣いた分、強くなれるんだから‼️」
この言葉は過去の自分の経験から出た言葉だった。
決して合っていると自信があるわけではないが、
自分はそうして強く達なったと実感している。
「ほ、ほんとうに?」
「うん、そうだよ、
だからお母さんも許してくれるよ」
「うっうっうーん、え~んえーん」
泣くことに限界が来たんだろう。決壊したごとく
止めどなく涙が溢れた。
しばらくして、女の子は照れながら
再びお菓子を食べている。
そろそろ行かないとなと立ち上がると、
女の子が不安そうに僕の服を掴む。
「今からここから出るけど、君は…………
そう言えばまだ名前聞いていなかったね!
僕は八雲って言うんだ。君の名前を教えてくれる」
「ククル、皆はククって呼ぶよ」
「そうなんだ、クク歩けるか?」
「うん」
「よーしいくぞ~(* ̄∇ ̄)ノ」
「うーん( ≧∀≦)ノ」




