英雄と魔王の笑顔の先には………
あれから、先生と雷さまで話し合い
今後は精力的に寿命を延ばす方法を
探していくことにした。
「しかし8年か~ヤバいな~短」
「八雲はもう少し考えておけ、周りは心配
しておるのじゃ」
「アハハ、スンマセン(T_T)」
…
……
………
…………
八雲は授業が終わり下校していると、
校門の前に人集りが、このシーン良く見るな~
今回は凛じゃないな、集まっているのが
女子ばっかりだ」
気になって近づくと
「よ~八雲おわったのか?」
「赤城?なんで居るんだ?」
「ま~なんだ少し話さないか」
赤城は親指を立てぐいぐい動かしながら
外で話そうとジェスチャーした。
しかし簡単には簡単には放してくれない
肉食系女子に周りを囲まれ動くことができない
元魔王、ある意味面白い光景である。
「ねーねー八雲君、あのイケメン知り合いなの
紹介してよ‼️」
クラスメイトの何人かの女子に俺も囲まれ
質問責め、こちらの世界の女性も恋愛には
積極的である。
「ちょっと待って待って( ゜ε゜;)」
「皆、八雲君が困ってるよ‼️」
僕が囲まれ困っていると、クラスメイトで
委員長の北斗咲七さんが助け船を出してくれた。
「でも咲七~すごいイケメンでワイルド系だよ
カッコいい~(*≧ω≦)」
「確かにカッコいいね、だけど八雲君が
困ってるからさ、ね!!」
「う~ん咲七に言われると」
「「「う~ん」」
うちの委員長は信頼度抜群だ皆が悩みながらも
引いてくれた。
「委員長助かったよ。結構困っててさ」
「八雲君、委員長って言わないでよ。
前にも言ったでしょ‼️」
「いや、下の名前で呼ぶのって抵抗があって」
「仕方ないのよ、北斗ってなんかごついイメージで
嫌なんだもん!」
意外と名前にコンプレックスがあるらしく
良く言われるが、なんか敢えて直さない八雲
「おい、こっちも助けろ」
「赤城~イケメンって大変だな( =^ω^)」
「お前助ける気ないだろう」
しばらくもみくちゃにされている赤城を見て
待つこと10分
「やっと終わったか?」
「人間の女はこんなにパワフルだったか?」
「お前はいつの話しをしているんだ」
「とにかくここにいるとゆっくり休めん
場所を移すぞ」
「はいよ~」
少し離れたマ○クで軽く食べながら話を
することになった。
「行きなり訪ねて迷惑掛けたな」
「いや、いいけど突然どうした。この前の話しか?」
「そうだ、ちゃんと言っておきたくてな、
無理言って悪かった。ばーちゃんの件は
俺が何とかする。」
「良いのかよ。それで」
「俺はお前にもう少し配慮するべきだった、
お前達にやってきたことを考えれば、
当然の帰結だ、それに………」
ポテトを1本パクリと食べ
「お前の『ライフ』はやはりリスクがあるのか?」
「あー使う力によるが、寿命が縮まる」
「…………そうか、今までの闘いを考えると
もうあまり長くないのか?」
「う~んこないだ先生には8年と言われている。」
「!!!、その若さでか………お前には随分迷惑を」
「仕方ないと簡単には言えないが、赤城……
魔王を止めてくれて僕は感謝しているよ」
「ふーん魔王なんてなるもんじゃないぞ」
「「くっ、アッハハハハ」」
二人は笑った、お互い過去の立場を考えれば
あり得ないことだが、そんな非常識な状況を
思うと余計笑えてきた。
「じゃーな赤城」
「じゃーな八雲」
たわいもない話しをして解散となった。
ただ気になるのが、赤城は意外にお堅くなく
普通に喋れた。こっち来て2年くらいだか、
お笑い芸人とユーチューバーの話ができたときは、
こいつ何やってるんだろうと思った。
お前元魔王だぞ‼️」
自宅に帰ると、また騒がしかった。
母さん、先生、雷さまはここ最近毎日
こんな感じである。
「ただいま~」
「「「おかえり、なの、じゃ」」」
「今日も楽しそうですね~………うーん」
「おい、なぜ酒盛りをしている」
先生を見ると、びくと反応して
明後日の方向を見る(*´・з・)
「先生は確か僕と同い年設定でしたよね~」
「あ、アハハハ、やっちゃたー」
「ゴラーーー」
「すまんのだ~八雲~Σ(>Д<)」
どうも先生は母に催眠術を改めてかけ
従姉妹の子供から大人の設定に変更したようだ。
「止めてくださいよ、催眠術をポンポン
使うのは、ダメですからね‼️」
「はい、すいませんもうしないのじゃ(。>д<)」
「はー母さんが楽しそうだから今回は
許しますよ。」
皆でご飯を食べ、僕の部屋で情報を教えて
頂くことにした。
「こちらの世界にも精霊がいることは知っているな
精霊の情報ではここからかなり離れた場所に
なるが、精霊が集う泉があるらしいが、
そこに『ナイア』と言う水の精霊がいる
その者が持っている宝石には特別な力があり
人を生き返らすことができる‼️、八雲これがあれば
おそらく寿命を延ばすことも可能じゃ」
「なるほど、生き返らす力があるくらいなら、
寿命を延ばすのなんてわけないかもね。」
「では、妾の番なの、妾は山形県に住んでいる。
森じぃーからの情報なの、人に効果がどれ程
あるかわからないけど、食べると神になることが
出来るリンゴがあるなの、それを食べれば、
寿命は無限なの~」
「雷さま、それはすごいですね~でも人間
辞めてますけど………」
「………八雲人間やめちゃえば」
「いやいや、簡単に言わないで下さいよ。」
「ま~なんだそれだけの力があれば材料としては
使えるかもしれんのじゃ」
「先生が薬にして調整するのですか?」
「そう言うことになるのじゃ」
「………2人ともありがとうございます。
希望が見えてきました」
「やるのじゃ‼️」
「やるなの~」
こうして3人は団結し寿命を延ばす方法を
調査するのだ。




