魔王と先生と僕
「八雲~ただいまなのら~(*≧∇≦)ノ」
リーム先生が上機嫌で八雲の部屋に入ってきた。
雷ちゃんとお酒を飲みながらお喋りして、
気分は最高潮である。
「お帰り先生( ´-`)」
「なんじゃ、なんじゃ随分とテンションが低いの~
アゲアゲでいくのじゃo(^o^)o」
「なんだ~、妖精もいたのか!!」
横から声が聞こえベットに1人の男が座っていること
に気付いた。そしてリームは疑問に思う。
「誰じゃおまえ? 我が見えているようじゃが
奏音学園の生徒か?」
「良く見ろ妖精バハア、耄碌したか❗️」
「なんじゃと~ヾ(*`д´)ノオリャー」
「ぐっー、いてぇーな~バハア!!」
リームは怒りのあまり回転回し蹴りを
男子高校生に炸裂させた。
「八雲!!こいつはなんじゃ!!失礼にも
ほどがあるぞ」
「先生も知っている人ですよ‼️」
「こんな失礼なやつなど知らん‼️」
「ん~じゃーギフトを使って確認して下さい」
「は~ん、こんなやつ知らんのじゃ」
『アラナイズ』
「……………!?………なんじゃと~」
リームは空中で直立した状態で飛び上がっていった
「ゴン………」
「先生、大丈夫ですか?」
リームは天井に頭をぶつけて落下した。
八雲は心配になって近づくと
「何しとるんじゃ~!!」
「ブフォ」
リームは八雲の顔面にツッコミを入れる。
「先生痛いですよ(  ̄- ̄)」
「何とぼけた顔しとるんじゃ、なんでここに
魔王がいるのじゃ~はーーー」
「落ち着け妖精バハア」
「ふん、全く困ったもんじゃ」
「先生、お茶飲みます?」
「八雲、お前は落ち着き過ぎじゃ」
「いや~先生、驚き過ぎて逆に冷静に
なりましてね~アッハハハ」
「笑うなアホ」
「取り敢えずじゃ、事情を話せ八雲!!」
「そうですね。まずは何から話せば良いのやら」
…
……
………
…………
「痛っつ~」
「やっと目が覚めたか?」
八雲は川沿いの坂で寝ていたようで、
横には魔王がならんで寝ていた。
「なんで殺さなかった?」
「はぁーなんで殺さないといけないんだ」
「???………殺しに来たんじゃないのか」
「ちげーよ!!用があるから来たんだよ」
「……………じゃなんで攻撃した」
「はぁー!!あんなの挨拶だろ。
あのくらいお前なら軽く受け止めて、
「お前まさか魔王なのか!!!」とか言って
睨み合って良い感じにカッコいい演出しようかと
思ったら、おもいっきり吹っ飛んだから
ヤベーと思って焦ったぜ~」
「お前な~…………」
「随分弱っちくなったな」
「お前のせいだろうが」
「ふん!やはりお前もあの時の闘いで………」
「とにかく八雲、お前は傷を直せ
落ち着いて話がしたい」
「……………わかった………じゃ………」
…
……
………
…………
「と言うわけで、魔王がここにいます。先生」
「八雲おまえな~………は~、よく魔王を実家に
連れていく気になったな~」
「落ち着いて話ができると思いまして」
「そんなことはどうでもいいから話を聞け!!」
「良くないわ~大体なぜ貴様がいる
まずはそこの経緯から説明せい」
「あ~そうだな~まずはそこからか」
「………………」※八雲、リーム話を聞く体勢
「お前と私の一撃により天を裂き地を裂いた、
あまけに次元を裂いたようだな‼️その裂けめで
私もこちらの世界に飛ばされた。」
「やっぱりそうか、僕らが来ているんだ、
可能性はあって当然か」
「ふん、我は消えてなくなったと思ったがな‼️」
「私も同感だ、飛ばされた私は重傷で
力をかなり失っていた。今は身体を癒し
それなりに力を戻すことができたがな」
「魔王は今までどうしていたんだ」
「私はここから3つほどが離れた町で
口うるさい婆さんと2人で暮らしている。
身寄りのない婆さんだからな、丁度良いと思ってな
軽く催眠術をかけて息子として高校に通いながら
身体をを癒していたわけだ」
「全く、魔王と言うやつは気ままに相手に
催眠術をかけて騙すわけだな!!」
先生は魔王にひどいやつだと意味を込めて
皮肉を言って睨み合っていた。
「トントン、ガチャ」
「リームちゃんお待たせ。」
『お母さん特製激甘蜂蜜がけチョコバナナよ』
「わーいヽ(o・∀・)ノお母さんありがとう
なのじゃ」
「リームちゃんは可愛いわね~娘にしちゃいたいわ」
「我もお母さん大好きなのじゃ」
お母さんとリーム先生がキャキャ言いながら
楽しく会話をしている。
「あら、お客さんがいたのね。お茶入れてくるわ」
お母さんは部屋を出ていった。
「おい!!妖精さっき催眠術がなんだって!!!」
「うむ、あ、あれじゃな時と場合によって
仕方ない時がある。魔王お前もそうで
あったのだろ。うん、うん( ´∀` )b」
魔王に睨まれ、汗をダラダラ流しながら
僕の母にかけている偽装魔法の言い訳にならない
言い訳をして何とかしようとしている。
しゃーない助けますか!!
「魔王で、何の用で来たんだ」
「そうだ、妖精に構っている暇はない。
用件とはお前の力を借りたい!!」
「んっ、魔王が僕にか?」
「そうだ、お前の力………『ライフ』を使って、
ばーちゃんの病を治してほしい!!」




